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決死の一大傑作、映画『1917』を観た。

追って、長文レビューを書く前に、どうしても鑑賞直後の心境を書き残しておきたいと思った。

そうはいっても、まだ僕は、この衝撃を、この興奮を、そしてこの感動を、ありのままに表す言葉を見つけることができずにいる。

110分間の「戦争体験」といってしまえばそれまでなのかもしれないが、この体験は、「戦争映画を観る」という受動的行為を遥かに超越している。

逃げ、叫び、震え慄き、それでも、懸命に走り抜き、命を繋いで、伝える。

この映画の主人公は、名もなき兵士たち、そして、他でもない観客の僕自身だった。

あの戦場に、たしかに僕もいた。

スクリーンを離れてから何分も経つが、いつまでも魂を揺さぶられる感覚が消えない。

これほどまでに壮絶な映画体験、間違いなく初めてである。

アカデミー賞作品賞の「大本命」とされていた今作の威力は、やはり本当に凄まじかった。

追って、長文レビューを書きたい。

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