就活生に教えたい大企業のリアルな闇
みなさんこんにちは。
強ニューです。
先日大企業を目指すべき!?という記事を書きましたが、
デメリットをあまり書かずだったので、
今日はそんな内容を書きたいと思います。
とは言え、大企業以外で働いたことがないので、比較という観点で語れないのが申し訳ないですが、それは皆様の周りの大人に聞いたり説明会で人事の担当者に質問したりしてみてください。
大企業で働くことが如何に魅力的かという話を上記でも触れましたが、
それでも30%近くは3年でやめて行くという事実もあります。
強ニューとしては下記4つのポイントで考察しています。
-部署ガチャ
-業務内容
-企業体質
-就活時のリサーチ回避
部署ガチャによる失望
こちらの記事になんども説明していますが、
日本のサラリーマンの50%が総合職での採用になります。
総合職というのは、
という紹介をさせてもらいました。
簡単にいうと専門的な能力も持たないまっさらな人材。
と言い換えることができるかもしれません。
どう自社の売上を最大化させるために採用した人材を配置するかは、会社が決めることができます。
もちろん入社時や新人研修等で自身の希望を伝える場はありますが、多くは会社の都合で配属が決まります。
会社の都合というのは、新年度直前に人が抜けた部署の穴埋めであったり、強化していきたいところに新人を充てる出会ったり、そもそも新人は全員現場(営業)から!であったり、様々ですが、
本人の意向と会社の思惑が合致することの方がかなり珍しかったりします。
会社の規模が大きくなればなるほど、部署の選択肢も増えるため、いきなり何の所縁もない地方の営業から始める新入社員もゴロゴロいます。。
ちなみに強ニューもそうでした笑
事前にOB訪問やその会社の知り合いを作って把握しておくと、そういうことがザラにあるということを覚悟ができておけるのかもしれません。
人間関係ガチャについては、どこで働いてもつきまとう問題なので、どちらかというとどういう部署で働く可能性があるかというのは、会社説明会やHPの組織図などを見て把握しておくことをオススメします。
業務内容とやり甲斐
大企業の業務内容は部署によって細分化されている事も多く、よくいうと専門的に働くことができます。悪くいうと社会一般で通用するスキルを身につけることができない可能性もあります。
強ニュー自体営業8年、マーケ4年、プランナー2年というキャリアがありますが、自社の看板を外した時にどこまでこの経験を活かせるかは謎です。
だからこそアウトプットをし続けて人に晒しているのですが。。
経営判断に直結するような大きな業務を経験できるかというとそうではなく、自分じゃなくても会社は回るという現実があります。
とは言え、もちろん会社によっては新人から歴史に名を連ねるような実績をあげるチャンスももちろんあります。
あくまで傾向として大企業の方が人員が多い分割り当てられる仕事に対しての会社の影響度は小さくなる。ということですね。。
企業体質によるストレス
日本の企業が全てそうだと思いませんが、強ニューが今まで出会ってきた別の企業の方や自社の状況を見て思うのは、日本の上場企業は海外と比べてまだまだ実力社会よりも年功序列の要素は強いと思います。
その結果、実力が伴っていないのに重職にいる人もいるのは事実ですし、責任者不明確で意思決定がなされる(いわゆるみんなで決める)事もありますし、調整・報告業務を重視するなど昔ながらのやり方が変わらないと思うことがたくさんあります。
また組織が縦割りだと、社内での軋轢が生まれやすく、調整案件に疲弊する事もあります。大きな組織になればなるほどセクショナリズムが強い傾向にあるように感じます。一度配属された先で何年業務をすることになるかも企業によってマチマチでしょうし、ジョブローテーションがあるかどうかもその企業の文化に委ねられますね。。
脱ハンコやテレワークに関する捉え方自体は就活生の関心ごとだと思いますので人事の説明会でも聞こえてくる話かもしれませんが、社内システムや組織体質などは働いてないと見えてこない部分なので、新卒〜3年目が失望することもまた大企業あるあるだとおもいます。
就活時のリサーチ回避
企業体質や部署ガチャも突き詰めれば先に把握することはできたかもしれません。こればっかりは今の日本全体の社会問題だと強ニューは考えています。
アメリカは半数以上の学生が中長期で有給でインターンに参加するという文化がありますが、日本は逆に短期で無給のインターンが多いと言われています。短期インターンというのは、例えば会社説明会などで課題を出すであったり、選考の途中に1日体験として店舗に立ってみたり、オフィスで実際に働いてみたり。。強ニューもそういう意味では短期インターンに参加した経験はありますし、自社でも海外から学生を受け入れて一緒に働いたりもしていました。ですが、ここで見える働き方ってごくごく一部で、大きい会社になればなるほど実態は見えません笑
また人事担当は説明会などで学生と触れ合う機会を会社のプロモーションと位置付けている場合もあります。採用担当者はイケメンや美人を配置しますし、美辞麗句を並べる事もしばしば。。
そしてそもそも人事担当が人事以外の業務に精緻に詳しいことはなかなかなく、曖昧な情報伝達がほとんどだと思います。そのため選考過程で他部署の応援依頼をする事でリアルな仕事を学生に伝えるようにしますが、応援で登壇する社員も人事の目があるため「うちの会社の嫌なところ」を積極的に明らかにすることはしません。強ニューもしばしば登壇して話をしてきた経験はありますしどちらかというと学生が入りたくなるように話をしてきたと思います。
人事だけをみて選考に進んで入社することは本当に注意案件なので、そこだけはまず意識してみてください。
以上、闇と言えるほどのものではなかったかもしれませんが、大企業だから全て幸せ。というわけではないです。
せっかく時間と労力をかけて最初に働く場所を決めるのであれば、ある程度自分が納得したタイミングまで働きたいものですね。。
何人もやめていく後輩をみましたが、ポジティブな理由でやめていくよりも、どちらかというとネガティブな理由の場合が多い印象を受けています。
大企業であれば、社内異動で人間関係や業務を清算する事もできるので、辞めるほどの選択を迫られる話を聞くと自分ごとのように残念に思います。
ということで今回は大企業のリアルな闇について紹介してみました。
それでもメリットが大きいのもまた事実かと思いますので、強ニュー自身もうしばらく今の会社で働いて行こうと思っています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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