#3分で見れる映画紹介『隔たる世界の2人』(ネタバレなし)
おはこんばんにちわ。ぽんずです。
今回は、「隔たる世界の2人」を紹介します!
2021年アカデミー賞短編実写映画賞を受賞した作品で、約30分での映画ながら非常に濃縮な社会派映画、とても風刺が聞いています。
どんな人におすすめか?
1.さくっと映画を見たい方!
2.社会派映画をお探しの方!
3.人種問題について知見を映画で得たい方!
あらすじ
感想(ネタバレなし)
約30分とは思えない、風刺の効いた深みのある映画です。
映画とは、見終わった後だけではなく、自分の中で咀嚼して消化する過程まで楽しむものだと勝手に思っています。そこに映画の醍醐味があるかと。
ズバリこの映画は、簡単に食せる味長持ちガムのような映画です。
あらすじにある通り、タイムループ映画。黒人の主人公がなぜ白人警官に殺され続けるのか、なぜタイムループに陥ったのか。30分間、この理不尽さや謎さに引き込まれ続けました。エンドロールまで見逃せません。。
人種問題とは一体何なのか。島国日本で生活していたら、感覚的にしか理解できない部分もあると思います。でも、この映画を見終わった後、人種差別が起こる本質的なモノ、根本がどれほど根深いのか何となく理解できたような気がします。
豆知識
本作は、2020年5月25日にミネアポリスで発生した、白人警官による黒人差別事件を題材にしています。
記憶に新しい「ジョージ・フロイド事件」です。
白人警官が、ジョージフロイドを8分以上も押さえつけ、圧迫されたことによる心肺停止によって死亡しました。その一部始終が通行人らが動画撮影をしており瞬く間に拡散したのです。白人警官による人種差別は、特に深刻でジョージ・フロイド抗議運動として全米に広まりました。
監督のトレイヴォン・フリーは、ジョージ・フロイド事件が発生した2か月後に、脚本を書いたそうです。
また、長編映画ではありますが、同じような事件を題材にした「フルートベール駅で」という映画があります。
こちらも痛ましい事件、人種問題について考えさせられるでしょう。
今回はこの辺で。
映画選びの参考に少しでもなれれば幸いです。
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ではまた。
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