屏風の頭

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最近の記事

続・青い看板にあおられる旅 

前回の記事では、青い看板に書いてある街へのランニング旅について書きました。都留市赤坂から、富士吉田市までの往復 27 km のランニングをしました。 青い看板は無数にあり、僕達をいつも誘っています。 クールな青い妖精とも言えるでしょう。 富士吉田市への誘いの例です。 さて、この青い看板の話でひっそりと盛り上がっているのは、サウナの受付の人です。前記事の富士吉田までのランニングの話をすると、 「西湖でサイコーとか、良いじゃないですか。西湖でサイコー。西湖行きましょうよ!」

    • 道路の青い看板は、非常に挑戦的だ。

      この話はパリ・オリンピックが盛り上がっている 2024 年 8 月初旬に書いています。 世界が全く注目していない、歴史的な記録も残していない、なんら特別なこともない、一人のおじさんの話になります。 おじさんには、とある背景から「スター山本」というニックネームが付いています。その背景については、またいつか、話すとしましょう。 「道路の青い看板は、非常に挑戦的だ。あおっている。青色だけに。」スター山本は一人、呟いていました。 仕事が終わって、趣味のランニングを楽しんでいる最中の

      • 好きな山を思い返す。

        「登山が好き」というと、「槍ヶ岳は登りましたか。」「富士山は何回登りましたか。」とよく聞かれます。 僕の好きな奥多摩や奥秩父、南アルプスの山々のことは滅多に聞かれません。 3年前、東京に住んでいた僕は、奥多摩の静かな登山道を一人で歩くのが大好きでした。年がら年中、御茶ノ水の自宅から始発電車で奥多摩に通い詰め、ほとんどの登山道を歩いたと思います。 特に奥多摩駅から延々と奥秩父に向かって続く石尾根や、埼玉県境となっている長沢背稜の樹林帯を、黙々と歩いたり、走るのが大好きでした。

        • Gran Trail みなかみ 100km 振り返り

          当初の目標は完走でした。▶達成しました。🎉🎉🎉🎉🎉 大雨の中、泥んこ祭りにも打ち勝ち、完走できました!!!!!! 動機:山を 100 km 走りたい。いずれ 100 マイルも。 1週を6時間で考え、24時間で完了する計算でした。なるべく同じペースでいくことを考えていました。 結果 1 週目:5:05 2 週目:4:56 3 週目:6:10 4 週目:5:57 1周目 1周目はゆっくり行こうかなと思っていたら、最後尾を独走することになりました。笑 1周目の関門は少し早

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          なんとなく社会人生活を振り返る

          24歳で正社員として就職して、ついにもう12年が経ってしまった。 「向いてない。辞めたい。」と思い続けてきた IT の仕事をまだ続けてることについて、自分を褒めてあげたい。えらい。たぶん偉い。 最初の 7, 8 年は仕事しかしてなかった。炎上案件にばっかり入ってたのもある。世の中の人のほとんどが知ってるような大きいシステムの新規構築もいくつかあって、実力に見合わないことも多々あった。 がむしゃらにやった結果、無理をしたツケが回ってきて20kg近く太ったり(65kg→87k

          なんとなく社会人生活を振り返る

          屏風の崖 ~ひと夏の登山と恋~

          3000m級の山が連なる北アルプス穂高連峰 穂高連峰を下から一望できる涸沢カールという場所がある 涸沢カールから穂高連峰とは反対方向を見ると「屏風岩」という岩山がある 屏風岩は標高2500mくらいの山である 「屏風の頭(あたま)」という場所が頂上であり展望が良い 「屏風の頭」の手前に「屏風の耳」という2つの岩があり同じくらい展望が良い 天気が良いと常念岳から大天井岳を結ぶ素晴らしいアルプスの稜線をも一望できる場所だ もちろん涸沢カールと穂高連峰も見渡せるため最高の絶景ポイント

          屏風の崖 ~ひと夏の登山と恋~

          芸能界を引退する大園桃子というアイドルとの思い出

          いつかの日、静岡にある「サウナしきじ」で湯上がりに飯を食べながらテレビを観ていた うずら串フライと白モツ丼が最高に美味しく脳がとろける快感に浸っていた 明石家さんまと大竹しのぶが仲良くデュエット曲を披露していた 出演者たちが笑顔で見ている中に一人だけ泣いている大園桃子がいた コメントを求められ「感動しました。嫌なことがいっぱいある世界で、離婚はしているけど、でも人はこんなにも愛されるんだなって思ったら、感動してきて…感動しました」と涙を流した 「この感受性はなんなの

          芸能界を引退する大園桃子というアイドルとの思い出