見出し画像

続・青い看板にあおられる旅 

前回の記事では、青い看板に書いてある街へのランニング旅について書きました。都留市赤坂から、富士吉田市までの往復 27 km のランニングをしました。

青い看板は無数にあり、僕達をいつも誘っています。
クールな青い妖精とも言えるでしょう。
富士吉田市への誘いの例です。

5 km で富士吉田にいけるよ!


さて、この青い看板の話でひっそりと盛り上がっているのは、サウナの受付の人です。前記事の富士吉田までのランニングの話をすると、
「西湖でサイコーとか、良いじゃないですか。西湖でサイコー。西湖行きましょうよ!」
と提案してくれました。

私「良いですね。行ってみます。サイコー。」
こうして、今日は西湖に行くことにしたのでした。

前回のごとく、都留市赤坂のサウナ、スターらんど🌟を 21時に出発し、富士吉田市方面に坂を上がっていきます。

 看板くん
最近よく会うね。

今日は体調も良く、睡眠もとっていたので、仕事終わりでも元気です。

1時間ちょっとで余裕で富士吉田市内に。
青い看板は市役所までの距離を指しています。ここまで2時間ちょっとです。
元気。


さて、西湖手前の河口湖に向います。
ここで私は一つミスをしました。
新倉河口湖トンネルを通るルートを選択したのです。
このトンネルは3キロ近くあり、トンネル内はかなり蒸し暑く、景色もずっと一緒で、本当に苦行でした。
距離表示があるおかげて、気持ちが萎えたり、上がったりするのも、走りへの集中力を持続させる妨げになったりして疲れました。

中間地点。戻るも地獄、行くも地獄。

なんとか河口湖トンネルを抜けると、20 km地点くらいでした。ほとんど登り一辺倒だったので、時間もかかりました。

トンネルを抜けると河口湖でした。夜 12 時頃。

さて、西湖に向います。「富士山五合目」も誘惑ですが、無視します。

西湖に向います。
元気。
河口湖大橋から見る夜の河口湖は綺麗でした。貸し切りです。

さて、無心で走り続け、スタートから4時間後の深夜1時頃に、西湖のほとりに着きました。
河口湖から西湖の間の道は、動物がいるので熊鈴を付けたりもしました。ここまでも登り一辺倒です。
トレイルではないので、緩い登りがずっと続きます。
コンクリートロードの反発力と、延々と続く緩い登りで、お尻の筋肉に一定の負荷が延々と掛かっているのを感じます。

西湖までは 30 km
サイコー!!!!

キャンプ場のお客さんに配慮した声で、サイコー!!!とシャウトしました。
さてどうするか。
「精進湖まで精進しちゃう?」と、青い看板と心の声が誘っています。

お誘い

右も左も樹海、真っ暗ななか、精進湖に向います。
ひたすら下り坂なので、帰り大丈夫か不安になります。

青木ヶ原樹海

夜の樹海はシンとしていて、走るのに集中できました。
西湖の端っこから精進湖の間は、外灯と道以外、全て樹海でした。たまに動物がガサガサしたりするくらいです。
まさに、サイコーでした。最高!!

 樹海の上を走る長い橋が2つあった。
楽しくなってます。


精進湖に着きました。
深夜なので、展望台からは何も見えませんでした。
ブラックバスが跳ねてる音が聞こえました。

看板は青い。河川なのか。


40km 5時間半くらい。

さて、都留市赤坂のスターらんどに帰ります。
戻るよりも、富士宮に行くほうが近いことを青い看板で知ってしまいましたが、無視します。

富士吉田が恋しい。

精進湖の入口に自販機があったのに、飲み物を買い忘れて、富岳風穴まで喉カラカラで走りました。

水道がなぜかあったので、顔を洗って水ガブ飲みしました。

帰りの道は、歩道が右側に付いている関係で、前から来る車がハイビームにしていると、道が全く見えなくて困りました。
手振ってるのに、延々とハイビームの車もいたりして、気を遣いました。

順調

鳴沢村のセブンイレブンでご飯です。
車で来ていた人に4度見されました。
この場所でこの時間にランナーは珍しいのでしょう。

50km を超えてきました。

さて、お待ちかね!朝焼けの時間です。
この時間が本当に好きです。
都留市方面は曇りだったようで、雲海になっていました。

遠くに雲海
雲海
富士山とガンジス川
富士急
日が出ました。


日が出ると、あとは暑くなるだけなので、先を急ぎます。
曇り予報だったのに、ピーカンです。

三ツ峠山
都留市だ!
御正体山
遠くに高川山

朝風呂に入りたいので最後はダッシュです。

ゴール🎉🎉🎉🎉🎉🎉🎉🎉🎉🎉

まあまあ走ってます!


こうして、朝風呂に入り、朝飯を食べ、コーヒーを飲み、もう一回サウナに入り、いつもの休みが始まりました。
充実した時間です。

最高!!!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?