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マンション広告の美しい「路線図」デザインを鑑賞するnote 〜中部編1〜

鉄道会社の公式の路線図がある一方、新築分譲マンション広告として独自に作成されている、アクセス訴求を目的とした美しい「路線図」。そんな路線図のデザインに着目し鑑賞するnoteです。

これまで、関西、関東の路線図を取り上げてきましたが、今回は名古屋の物件を取り上げてみようと思います。

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名城線×東山線の掛け算〜メガシティテラス〜

住友不動産株式会社 他が名古屋市営地下鉄名城線「茶屋ヶ坂」駅から徒歩4分の地で分譲する「メガシティテラス」。総戸数553戸の大型物件です。

【鑑賞ポイント】
■ 「茶屋ヶ坂」駅は名城線内の駅。大曽根などの名城線内の主要駅を
 強調して表現しつつ、東山線も名城線と同じ太さで表現することで
 名古屋駅などへのアクセスを訴求しています。
 その他の桜通線、鶴舞線などは抑えめの表現になっています。
■ 名城線をメインに地下鉄全線・JR東海道本線・JR中央本線・
 名鉄名古屋本線などにも接続しており、さまざまな路線に
 乗り換えることが可能ということを表現しています。

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(引用:メガシティテラスHP 「アクセス」より
https://www.sumitomo-rd-mansion.jp/tokai/chayagasaka/access.html)

名古屋市営地下鉄 公式路線図との比較

ちなみに、名古屋市営地下鉄の公式路線図はこのような表現です。

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(引用:名古屋市営地下鉄https://www.kotsu.city.nagoya.jp/jp/pc/subway/routemap.html)

公式の路線図ですので、当然のことながら、東山線、名城線、名港線、鶴舞線、桜通線、上飯田線の全線を強弱つけずに表現をしています。このように比較してみると、メガシティテラスのデザインはメリハリのあるデザインと分かるかと思います。

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