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セ・リーグ 今季最も単打、二塁打、三塁打、本塁打を放ったのはそれぞれ誰か?〜2020年度 各塁打ごとの上位打者ランキングをまとめてみた〜

セ・リーグにおける、2020年度 単打、二塁打、三塁打、本塁打ごとの上位打者ランキングをまとめてみました。最多安打、本塁打王などは、毎度注目の記録ではありますが、それぞれの塁打に焦点を当てると、安打の種類によって上位にランクインしてくる選手の顔ぶれも結構異なっており、それぞれの個性が見て取れるかと思います。

↓こちらの記事のセ・リーグ版になります。

総安打数のランキング

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総安打数では、大島 洋平選手が最多安打を記録。なお、打率は佐野 恵太選手の.328が最高打率を記録しています。意外にも優勝した巨人からのランクインはありませんでした。

単打数・二塁打ランキング

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▶単打数ランキング
単打数のランキングでも大島 洋平選手がトップ。総146安打中121安打、割合にすると83%が単打となっています。2位の近本 光司選手に大きく差をつけての1位となりました。また、DeNAから佐野 恵太選手、梶谷 隆幸選手、宮﨑 敏郎選手の3選手がランクインしています。

▶二塁打ランキング
二塁打では、丸 佳浩選手が31本でトップにランクイン。そして、ヤクルトの青木 宣親選手、村上 宗隆選手が30本で2位に並びました。

通算二塁打記録更新に期待のかかる坂本選手
5位にランクインした坂本勇人選手は、6月25日の広島戦で史上44人目となる通算350二塁打を達成し、今シーズン終了時には、通算376二塁打となりました。

二塁打の通算記録は立浪 和義氏の487本が歴代トップ。年30本程度のペースと仮定すると、後4年後には記録の更新も十分可能性として期待できます。

二塁打通算記録 順位  ※2020年度シーズン終了現在
  1位 487本 立浪 和義氏
  2位 449本 福本 豊氏
  3位 448本 山内 一弘氏
  4位 440本 金本 知憲氏
  5位 429本 稲葉 篤紀氏
14位 396本 福留 孝介選手(現役選手では最多)
24位 376本 坂本 勇人選手

三塁打数・本塁打数ランキング

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▶三塁打ランキング
各塁打の中でも特にレアになるのがこの三塁打。外野の深い部分に打球を運び、内野に返球されるまでに三塁に到達することが必要なため、打力はもちろん足の速さ、さらには球場の広さも重要になってきます。これまでの総安打数、単打数、二塁打とはまた変わった選手の名前が並びます。その中で京田陽太選手がトップの7本となりました。

ちなみに、三塁打のシーズン記録は、1951年の金田 正泰氏(大阪タイガース)の18本まで戻ります。近年では、2018年に上林 誠知選手(福岡ソフトバンクホークス)が14本を記録しましたが、18本となるとアンタッチャブルレコードの世界なのかもしれませんね。

▶本塁打ランキング
本塁打では、岡本 和真選手が自身初の本塁打王を獲得しました。その他、村上 宗隆選手、大山 悠輔選手が28本で2位と、セ・リーグの若手4番打者の台頭が目立ちますね。

まとめ

パ・リーグに続き、セ・リーグの塁打数ごとのランキングを取り上げました。こちらでも、安打の種類によって上位にランクインしてくる選手の顔ぶれも結構異なっており、それぞれの選手の特徴もよく見て取れるかと思います。

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