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Go to 雑木林 〜おとなの秘密基地作り その⑮ 〜笹との闘いと失敗談〜

雑木林開拓の失敗談を話したい。痛いのが苦手な人は読み飛ばしてください。

鬱蒼と茂っていた雑木林も開拓が進み、かなり開けてきたスペースが増えたので、後回しにしていた笹薮エリアにとりかかった。

雑木や雑草のエリアは、草は鎌を主体に、鎌では切れない太さの木はのこぎりで開拓してきた。そこまで根が強くはっていない木であれば、左手で木の本体をもって、同時に右手の鎌を根の中心に引っ掛けて同時に引っ張ると、意外と楽に抜けたりする。根っこが太い場合は、そのまま鎌で太い根っこを切ってしまえばいい。

笹はそうはいかなかった。密度も濃くて後回しにしていたのだが、一本一本抜くには細すぎて引っ張りにくく、根も強く張っているので、簡単には抜けない。

やむなく、数本をまとめて握り、根本を鎌で刈りながら進めていた(稲刈りのよう?)。笹は細いので、刈ることは大変ではなく、見かけ上は順調に進んでいた。

やってみると分かるのだが、鎌で笹を刈ると、なぜか断面(切り口)が斜めに尖る。ほぼ必ず尖ってしまう。水平には刈れないのだ。指で軽く触ると結構尖っていて一抹の不安はあったが、分厚い底の靴を履いていたので、まさか刺さることはないだろうと思っていた。

その時、一歩踏み出した足に激痛がはしる。右足の真ん中あたりに何かが刺さった。すぐに足をあげたがもう遅い。靴を脱ぐと、すでに血がにじんでいる。あきらめて靴下でぎゅっと縛って開拓拠点のアパートにすぐに戻ることにした。

靴をよく見ると、数cmの底厚はあるが登山靴のような分厚いゴムではなく柔らかめの素材だった。
尖った笹はやすやすと貫通していた。

アパートで止血をしつつ、ネットで検索すると、鎌を使うのはよくなく、のこぎりで水平に切るか、草刈り機で水平に薙ぎ払うべしと書いてあった。
素人にはそんな知恵はない。。。

明日に向けて、ワークマンでステンレス製の踏み抜き防止インソールを買って、コメリで激安で買った電動芝刈り機の電池を充電することにした。

次の日、ステンレスインソールを入れたにもかかわらず、恐る恐る歩きながら草刈り機で笹薮を刈る。確かに鎌と違ってそこまで尖らない。
素肌で引っ掛けると擦り傷くらいはできそうだが、もちろん長ズボンなので、時々ちくっとするくらいで刺さることはない。

機械は偉大だ。早速予備の充電電池をコメリに買いに行った。
素人には思いもよらぬトラブルがあったお話。

実はコメリでレンタルした電動チェーンソーでもやらかしているので、その失敗談は後程。(ケガはしてません。)



個人として価値を認めてもらえるデジタルマーケターを目指してます。 プライベートでは、将来の田舎暮らしに向けて準備中。まずは雑木林を開拓しようと悪戦苦闘してます。 万が一サポートしてもらえたら、草刈りや木の伐採などの開拓ツールの購入に使わせて頂きます!