アゴナガヤ美憶

人間関係に疲れたHSS型HSPの字書き

アゴナガヤ美憶

人間関係に疲れたHSS型HSPの字書き

マガジン

  • 同人女まとめ

    同人女についてのアレコレまとめてます。

最近の記事

  • 固定された記事

同人女に同一視されて人間不信になった話(1)

こんにちは。美憶(みおく)です。 はじめに 今回は、同人活動を通じて人間関係に苦しんできた自分のためにnoteを書きたいと思います。 自分の心の整理のため、noteに書き出したいと思い筆をとりました。 また、烏滸がましいですが同じような境遇で悩まれている方がこれを読んで何かの支えになれば幸いです。 人と違うことをするということ 私が同人活動をしていて、いつも悩まされるのが「対人関係」だった。 なぜだか知らないが、私は人に執着されやすいタイプの人間のようだ。そのため、

    • 死と再生 新たな推し(2)

      こんにちは。美憶(みおく)です。 前回の振り返りは、ぜひ上記からお読みください。 推しとの出会い ここでは、具体的な作品名や固有名詞は出しませんが、わかる人からすれば「ああ!アレね」って察しがつくかもしれません。 前ジャンルで色々あり、人間関係に懲りたため、ひっそりと推しているのでとくにこちらから開示はしませんが、同志の方はこれを読んで笑ってくれると幸いです。 Fちゃんといざ映画館へ。 そこは、音響が素晴らしいと有名な某シアターでした。 映画の元になっている作品の内容

      • 死と再生 新たな推し(1)

        お久しぶりです。美憶(みおく)です。 ようやく、このことについて書けるようになったので、吐き出そうと思います。 私は一度死に、新しい推しと出会い そして、生まれ変わりました。 まずは、 ことのはじまりからお話ししましょう。 父の死 去年の10月某日、私の父が亡くなりました。 兄弟の中で、末っ子の私は特に父との接点が多く、父親ととくに仲が良かったので、父の死は自分の価値観や、人生観を根底から覆されるような出来事でした。私にとって、世界の色が一瞬でなくなったと思うくらい

        • 《自己紹介》パンかライスどちらにしますか?

          こんにちは。美憶(みおく)です。 いまさらですが、自己紹介をしようと思います。 普段から自分のためにnoteを書いているのであまり読み手のことを配慮できてないのですが、自分のことを書き出すことで気持ちの整理ができると思い自分について書くことにします。 面白いことが書ける気がしないのですが、少しでも興味を持ってもらえると嬉しいです。 私について アゴナガヤ美憶というふざけた名前にしたのは、私なりの理由があるのです。以前、HNを決めるときは自分の好きなもの掛け合わせてHN

        • 固定された記事

        同人女に同一視されて人間不信になった話(1)

        マガジン

        • 同人女まとめ
          4本

        記事

          嫉妬という魔物を飼い慣らす

          こんにちは。美憶(みおく)です。 私は同人女たちに嫉妬されるタイプなのですが、みなさんはどうでしょうか。 誰かに嫉妬されますか。 それとも誰かに嫉妬しますか? その対象となる相手は、友人や同僚ですか? それとも顔も知らないフォロワーでしょうか。 今回はそんなお話です。 嫉妬という感情 では、改めて嫉妬という言葉を調べてみよう。するとこれらの言葉で表されている。 私自身は嫉妬という感情とは縁遠い人間だと思って生きているのだけれど、本当にそうなのかと自問自答する。

          嫉妬という魔物を飼い慣らす

          脱Twitter依存のために実践した3つのこと

          こんにちは。美憶(みおく)です。 今回は、私がTwitterから距離を置くためにやったことについて書きたいと思います。 とくに、私と同じように二次創作をしていて、Twitterの呪縛から開放されたい人の参考になれば幸いです。 同人女にとってTwitterが主戦場である そもそも、同人女にとってTwitterが主戦場であると言っても過言ではない。Twitter上でのイイネ数やRT数、フォロワー数がその人の界隈での立ち位置を決めると言っていい。オタク御用達SNSであるTwit

          脱Twitter依存のために実践した3つのこと

          私がマニュキュアを塗り直す時

          こんにちは。美憶(みおく)です。 今日は私のことを少しだけ書こうと思います。 私は、学生の頃から随分と長い間ジェルネイルをしていた。月に2回ほど、都内のサロンで施術してもらうのが私の日課であった。爪をジェルで固めると自爪が頑丈になり、何もしないままの爪でいるよりも生活しやすいと感じていた。ジェルネイルをしていると爪の表面がツヤツヤとして見栄えも良いし、マニュキュアよりも持ちがよく、手入れも簡単なのが私にはよかった。そして、気軽に爪の形、色やデザインも自分の好みに変えられるの

          私がマニュキュアを塗り直す時

          同人女に同一視されて人間不信になった話(4)

          こんにちは。美憶(みおく)です。 前回の続きです。 同人女に〜が、こんなにたくさんの方に読んでいただけると思っていなかったのでとてもびっくりしてます。 また、スキやフォローしていただき、ありがとうございます。 決別と告白 あれから、私は界隈とE奈さんから離れるために自分にとって一番良い方法を模索していた。 そして、辿り着いた答えは、周囲に悟られないように、何も告げずにTwitterアカウントを消すということだった。その当時の私は、ことを荒立てずに、界隈からフェードアウト

          同人女に同一視されて人間不信になった話(4)

          同人女に同一視されて人間不信になった話(3)

          こんにちは。美憶(みおく)です。 前回の続きになります。 今回の(3)で、ようやく主要人物が揃います。 前段が長くなり申し訳ないのですが、もうしばらくお付き合いください。 また、スキありがとうございます。とっても励みになります。 嫉妬と劣等感 私とC子さんは、次回の同人イベントに合同誌頒布および合同でサークル参加することをTwitter上で告知した。その告知の後、しばらくしてTL上にD美さんを見かけないなと思っていた。たまたま、D美さんがTLに浮上していないだけなのかと

          同人女に同一視されて人間不信になった話(3)

          同人女に同一視されて人間不信になった話(2)

          こんにちは。美憶(みおく)です。 前回の続きとなります。 よろしければどうぞお付き合いください。 憧れと渇望 C子さんと二人で会ったあの一件以来、界隈では私とC子さんを二人で一つとしてみるようになった。確かに、彼女とはジャンル内で一番仲が良かったし気が合ったので私は悪い気はしなかった。だから、周囲から彼女と私がワンセット扱いをされても特に気にしていなかった。 ただ、周りはそう思っているわけではなかったようだ。界隈には、C子さんの熱烈なファンであると公言していた絵描き兼

          同人女に同一視されて人間不信になった話(2)

          二次創作における「神」を崇拝するということ(3)

          こんにちは。美憶(みおく)です。 今回は、『私のジャンルには「神」がいます』の中で、感じる「違和感」について考えていきます。 二次創作至上主義のあやうさ 二次創作を始める動機については人それぞれ違いますが、『私のジャンルには「神」がいます』の登場人物は度々「神字書き」に憧れて「字書き」を志します。 そのこと自体、決していけないわけではありません。ただ、「神字書き」に憧れ、二次創作に熱狂する彼女たちの「盲目すぎる」思考に違和感を覚えました。 また、『私のジャンルには「

          二次創作における「神」を崇拝するということ(3)

          二次創作における「神」を崇拝するということ(2)

          こんにちは。美憶(みおく)です。 さて、今回も『私のジャンルには「神」がいます』について思うことを書きたいと思います。 前回を振り返って 前回のnoteのなかで、綾城に認知されるために葛藤する秀才字書きの七瀬(ななせ)と綾城のジャンル移動を阻止するために奮闘する友川(ともかわ)の行動について、本当に神(綾城)を崇拝しているのかという疑問を抱きました。 七瀬や友川も、綾城同様沢山の二次創作を投稿しており、「書き手」という点では同じ立場であるわけですが、彼女たちと神である

          二次創作における「神」を崇拝するということ(2)

          二次創作における「神」を崇拝するということ(1)

          こんにちは。 美憶(みおく)です。 初めに 私は、二次創作の界隈で「字書き」をしています。 今日は、そういったところから少し離れてこの作品について色々書きたいと思います。 『私のジャンルに「神」がいます』 真田つづる著の本作ですが、二次創作の「字書き」にフォーカスされた作品で、近年同人界隈とくに字書きに焦点を当てられた商業作品がほとんどなかったこともあり、瞬く間にTwitter上で話題となりました。 連載当初、気になってはいたものの、私の置かれた状況に近しいこともあ

          二次創作における「神」を崇拝するということ(1)