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2021年1月の記事一覧
私の不妊治療②「最初のステップ」
2019年の5月に初めて不妊治療を受けるために産婦人科を受診した。
その頃は不妊治療の「ふ」の字も知らず、どういうタイミングで、どういう段階を踏んで、どういう治療をするものかは全く分かっていなかった。
その為、生理中に受診する(内診台にあがる)のがいかがなものかと思い、あえて生理が終わってしばらくしてから受診してしまった。
しかしながら、不妊治療経験者の中では周知の通り、不妊治療とは通常生理中か
私の不妊治療①「不妊治療の始まり」
現在進行形ではあるものの、私は不妊治療を受けて多くの事、悲しみ、苦しみを経験した気がする。
忘れない内に書き留めておこう。
こんな思いをする人は少しでも少ない方が良い。
事実が少しでも広く知られ、理解されるものになりますように。
私の不妊治療の始まりはどこだろう?
私の不妊の原因の一つは多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)だから、PCOSの診断を受けることになった事の発端を思い返す。
人と比べて昔から
私の不妊治療④「立ちはだかる壁」
体外受精となると人工授精とは違い「手術」を伴う為、必要な説明を受けて同意書を提出しなければいけない。
最初はその事を知らずすぐに進めると思っていて、段取りを間違えて採卵手術まで2か月近く時間がかかってしまった。
説明を受けて初めて知った。
体外受精にかかる費用が1回60~70万円であること(※病院による)、
採卵手術の前に卵胞を刺激する(育てる)方法がいくつもあること、それに二週間近く時間をかけ
私の不妊治療⑥「社会との溝」
専門クリニックに転院したにも関わらず採卵結果が良好とは言えず、出鼻をくじかれた私は精神的にかなり疲弊していた。
自分にとって妊娠という現実がやってくるのか、未だに見えてこない。
会社では隣の席の後輩が第二子を妊娠していた。
年が近ければ良いな、と思っていた姉の子供や友人の子供がどんどん大きくなっていくのに、未だに何の結果も出せない。
つい先日100万円を突破した治療費が、1カ月後には200万円を
私の不妊治療⑦「闘病」
たくさんの事を色んな人に知って欲しかった。
2年前の自分が無知だったように、不妊治療の必要がない人は何も知らない人がほとんどだ。
政治家でさえ不妊は疾病じゃないというし、中には女性は子供を産み育てるのが当たり前と決めつけている人もいる。
不妊の原因は女性の年齢でしかないなんて、思い込んでいる人も。
私たち患者は何に苦しんでいるのか。
本当に原因は年齢なのか、
たった数十万円の金額が出せないと
私の不妊治療⑧「友人と仲間」
私は高校時代の友人が大好き。
一番楽しかった3年間。いくつになっても、あの頃に戻れるなら戻りたいと思ってしまう。
個性を認め合うのが当たり前、日本人離れしているようにも思える感覚が普通だった。
一緒に過ごした友人とは何年経っても関わりがあって、
大人になってからも何度も旅行に出かけた。
旅先では笑い声が絶えなくて、どんなにしょうもないことでも、皆で分かち合った。
まさしく、楽しさは2倍、悲しさは