記事と生地。
noteを始めてみると意外にも投稿したい出来事がたくさんある。
ただ、それの気持ちとは裏腹に、文章表現力の貧弱さが邪魔をする。
そうなると必然的に溜まっていく「下書き」。
一通り書き終えたもの、タイトルすら決まっていないもの。
程度は様々だが公開した記事と大差ない数が下書きに眠っている。
noteには「#熟成下書き」という面白いお題があるが、まさにその通りになりそうな候補がたくさんある。
熟成ついでに食べ物関連でもう一つ。記事と生地について。
先日、深夜にまた新しい下書きを溜めていた私は、記事と書くはずのところを生地と書いていたのである。深夜であまり頭が働いていなかったのだろう。
翌朝、それに気づいた私は、ひとつひとつ訂正しながら次のように思った。
このどんどん溜まっていく下書きは生地なのかもしれない。と
生地といえば、ピザ生地やパン生地といったもの、洋服の生地(この場合は素材を指すのかもしれない)がある。
詳しいことはわからないが、このような生地は具材や部品を載せ、用途に合わせて材料を変えたり、形を変えたりしてイメージしたものに昇華するのだろう。
記事を書くときも同じかもしれない。ここではこんな言葉のアクセントを加えよう、感謝の気持ちを添えよう、と様々なことを考えながら記事を作る。そうやって出来上がったと自分なりに感じたものを記事として公開する。
きっと下書きはそんな記事になる一歩手前の生地なのだろう。
なんてことを考えながら、今日も下書きという名の生地をこねこねしているのである。
ちなみにこの記事を書いていた私はパン屋に行きたくなった。
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