なぜ「身軽なくらし」を発信したいの?
こんにちは。つのみです。
ラジオ配信、今日も楽しく収録しました。
「身軽なくらし」と聞いて、何を連想しますか?
スタンドFMを始めてから「身軽なくらし」と
自らのチャンネル名にも名付けて
発信をしているわけなのですが、
そういえば私の考える「身軽なくらし」
をちゃんと定義したことなかったなぁ
と気づきました。
ミニマリストなどもしかしたら
「持たない暮らし」
を連想する方も多いかもしれません。
実際、私自身、持っているモノはあまり多くない方ですが、
究極までモノを持っていないとか、
そこを突き詰めたいわけでもないので、
ミニマリストとは少し違うかなぁと思っています。
でも、できる限りお気に入りのモノだけに囲まれた暮らしというのは憧れていますし、
そこを目指していることもまた事実。
実際、モノを減らすことでの得られる効果は
とっても多いということも感じています。
さらに、私は転勤族なので、
物理的に「身軽」であることは
実際問題、非常に大切。
突発的な引越し、
生活の変化がいつやってくるかわからないので、自分自身の負担を最小限にするためにもモノは増やしたくないと常々思っています。
目指したいのは精神的な身軽さ
前述したように、
物理的に身軽であることに加え、
どちらかというと私が大切にしたいことは
精神的な身軽さ。
どういうことか、少し説明しますね。
現代を生きる私たちは、いろいろな情報に囲まれ、特に女性は様々な役割や顔を持っていることが多いと思います。
母親、妻、会社員、1人の女性・・。
(もちろん男性も同じですが)
その様々な「顔」の役割を担いながら、
「こうやった方が良い」
「こうするべきだ」
「このようにしましょう」
と日々たくさんの情報に囲まれて
頭がパンクしてしまうことがありますよね。
(実際、私はありましたし、今もたまにあります。)
1人の人間のできること、考えれることこと、そしてリソースには限界があるのに、なぜかそれを無視して、突っ走ってしまうことがあると思うのです。
例えば、私は過去、子育てにおいて、
それを投げ出したくなるほど、辛い時期がありました。
夫が激務の仕事で、
毎日、朝から晩までワンオペ育児。
自分の体調がどんなに悪くても、
夜泣きでほぼ寝られない日が続いても
毎日、1人きりで対応しないといけない育児。
両親遠方で、さらに新型コロナで身動きがなかなか取れず、
「1人でちゃんとやらなきゃ」
と変な固定観点に縛られて、
自分で自分の首を絞めている時期があり、
毎日朝を迎えるのが本当に苦しかったです。
少し情報に触れると、周りはワンオペ育児でも
ちゃんとできているように見えたり、
子供を心から可愛がれているように見えたりと、自己嫌悪に陥りました。
(その当時、私は自分の子供を心から可愛いと思えなかったのです)
でも、ここから私が、心も身軽になれたのは
誰か(何か)に頼る
ということを積極的に取り入れたから。
具体的には、家族以外の第三者(シッターさんや自治体のサービス)に介入してもらったり、家電(食洗機、洗濯乾燥機、ホットクック、お掃除ロボットなどなど)やサービスをフル活用しました。
誰かに頼っても良い。
自分だけではできない。
自分にはこんなことが苦手なんだ。
これらを認めることで、スッと気持ちが身軽になれたのです。
そうは言っても、苦労して稼いだお金…
そんなことに使う余裕なんて無いと感じたあなたに知ってもらいたい、もう一つの事があります。
新卒後、私は証券会社の営業職として働いていました。
毎日、ノルマに追われ、栄養ドリンクが手放せない日々でした。
眠い目を擦り、朝7時過ぎには満員電車に乗っていました。
営業ノルマが辛く、
ストレスで頻繁に体調を崩したり、
帯状疱疹が出たり、
顔中ニキビだらけになったり・・。
でもそれは私だけではなく、
周りの多くの社員も同じでした。
みんなストレスを抱えていて、
社内いじめもあったりしました。
実際に私は先輩社員からのイジメに遭って、当時とても苦しみました。
なぜか、仕事は我慢するもの。
仕方のないもの、辛いもの。
という固定観点が頭の中にあったと思うのです。
だからこそ、なおさら、お金はどんどん使えなくなっていた気がします。
(今よりもお金としては何倍も稼いでいたのに…)
苦労して、大変な思いをして稼いだお金は、なかなか使うのに勇気がいったのです。
「仕事は辛いもの」として捉える人が世の中にはとても多いことをこの時、学びました。
そして、もちろん当時の私もその1人でした。
その後、あるきっかけで10年前からスキルシェアサービス(アプリ)を開発する会社の立ち上げ期(会社設立1年目)から参画しています。
お給料は、グッと減ってしまいましたが、
それには変えられないくらいの
大切な価値観を学びました。
それは、仕事は自ら自由に創っていける
ということです。
みんな何かしらの「スキルや得意」を持っているのにそれを「会社員」という枠組だけで使おうとしている人が、あまりにも多いということに気づきました。
ある程度のスキルを持って、適切な表現や方法で、それを求める人に元へ差し出せば、必ずしも会社という形体にこだわらなくても、きちんとした対価を得ることはできます。
これって、インターネットが生み出した大発明なのに、なかなかまだ多くの方に浸透していないのです。
別に個人事業主や起業を推奨しているわけではありません。
いろいろな働き方があるということを
みんな頭では分かっているけど、
実践したりチャレンジしている人は
とっても少ないということに気づいたのです。
そして、会社以外で誰かに頼られ、お金を頂くという経験は、想像以上に、その人の人生の糧になり、人生100年時代の世の中を軽やかに歩んでいけるツールにもなり得ます。
「頼る」ことと「頼られる」ことをもっと気軽に
これまで述べてきた具体例のように、
私は、もっと「人、モノに頼ること」そして、
「自分のスキルを活かしながら誰かから頼られること」がもっと気軽に、自由にできるような世の中になれば、心も身軽な人が絶対に増えると思っているのです。
そんなこと、絵空事では?
と思う人も多いかもしれません。
でも実際私は、スキルシェアアプリの会社運営の中で、自らのスキルや得意を見出して、自らの力で、自分の人生を切り開き、自由に生きている人をたくさん見てきています。
「人生が変わりました」
「一歩踏み出してよかった」
「頼ることで救われた」
こんな声を本業の中で
たくさん聞くことができました。
だから、きっと誰にもできる。
私にもできるし、あなたにもきっとできると思うのです。
私の経験や考え方から導き出した
身軽なくらし方が「少し生きにくいな・・」と思う人の何かしらのヒントになれたら嬉しいなぁと思い、今日も「身軽なくらし」を発信していきたいと思います。
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