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光を帯びた青い鳥

以前個展を開催するにあたり制作したZINE
「泡沫の日々」

そこにはMINOLTAの一眼レフやCONTAXで、冬の終わりから春先にかけて蒐集した、光の集まりがのこされていました

今から数年前の話です

「泡沫の日々」より、寒椿
「泡沫の日々」より、朽ちたもの
「泡沫の日々」より、三叉路
「泡沫の日々」より、扉
「泡沫の日々」より、早咲きの花
「泡沫の日々」より、光の迷路
「泡沫の日々」より、ことりのお医者さん
「泡沫の日々」より、ふれる
「泡沫の日々」より、静謐
「泡沫の日々」より、道標
「泡沫の日々」より、ひかりの洪水
「泡沫の日々」より、朝読書

わたしにとってフィルムカメラは、そこかしこに溢れている光をとり集める小箱

特に冬から春は淡く柔らかな光が日々を優しく照らし出してくれているようで、「青い鳥」を追い求めるようにひたすら撮っていたような気がします

今は義務というか責務というか、「写真はこうあるべきだ」という固定観念に縛られてしまってなかなか納得のいくものが撮れないのですが、この作品をつくっていた時は、確かに写真を、そして日々を、愛していました

もうすぐ生活環境が変わります
今はスランプ気味ですが、新たな日々が再び光に溢れたものになりますように

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