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天がCARATに与えてくれた人



👩🏻‍💼「モーツァルト、バッハ、ベートーヴェン、ウジ。
西暦2172年現在、日本の小中学校の音楽室に飾られている彼ら。その中でも1番若い偉人、大韓民国出身の作曲家、イ・ジフン。
彼が生涯手がけた楽曲は17万曲にも及びます。彼の1日は私たちと同じ24時間だったのでしょうか?
イ・ジフンはウジという名前でアイドル活動もしていました。驚きの私生活や意外な性格など...今夜は、生い立ちから探っていきましょう。それでは始まります、歴史秘話・ヒストリア」

ウジ少年は元々クラッシック音楽を学んでいました。クラリネットを演奏していた彼は、体格の壁にぶつかります。
でも将来音楽で仕事をしたい...そんな絶望していた時に、事務所のオーディションポスターを見つけました。
母親に反対されながらも、応援してくれる父と共にソウルに上がり、オーディションを受けました。なんと合格者はウジ1名のみ。その時のことを彼はこう語りました。

🍚「他の子達が少し歌って"もういい"と止められていく中、自分だけが最後まで歌わせてもらえた」

その後練習生になったウジですが、来月デビューしてもいいようにという気持ちで毎日練習に励み、模範生として練習生時代を過ごしました。

🍕🍊「嘘をついたり言い訳をするときはウジヒョンに言ってもらってた。ウジヒョンの言うことはトレーナーは信じてくれたから」

その成果あってか、デビューの時には、事務所に呼ばれて「ボーカルチームとパフォーマンスチーム、どっちに入りたい?」と聞かれるほど上達していたのです。
練習生の頃から厳しすぎて周りにビビられていた彼ですが、決して人を受け入れない性格ではありません。

デビュープロジェクトの時、焚き火を囲んでお互いに思うことを言い合うシーンがありました。🔥
※日本語字幕を出してご覧ください。

こうクプスに言われて素直に受け止める彼を見て、できた人間だと思うと同時に、18歳で13人の運命を背負わされたウジのことを思うと本当に心が苦しく、尊敬することしかできません。

そうして晴れてデビューしたウジ。
彼は作曲や音楽のこと以外はでしゃばりません。
彼は生前こんな名言を残しました。

🍚「音楽が作れることが特別なことではないです。それぞれに得意なことがあるように、得意なことをやっているだけです。だから作曲できるのが...神!みたいな、そんなことは思わないでください」

💎(そんなこと言われても........神!)

どう考えても13人の中で1番お金持ちであろうウジ様はよくメンバーにご飯を奢ってくれるそうです。気前が良くてかっこいいですね。

(証言動画)

メンバーのことを家族のような存在だと語ったウジですが、ホシしか友達がいないんじゃないか?と感じることは多々あります。

ホシ🐯「最近毎日ウジにジム連れて行かれる...行きたくない日もあるじゃん...でも夜中の2時に練習終わっても連れて行かれる...」

彼が人生の大半を過ごした宇宙工場と呼ばれる作業室には4つの絵が飾られてあります。
「ピアスやアクセサリーをつけた男」
「お酒を飲んでいる男」
「タバコを吸っている女」
「タトゥーをしている女」
この4つは彼がしないことをテーマに描いてもらったそうです。
結婚してくれませんか?

そんな彼はご飯と筋トレ以外に興味はなく、メンバーが数十万の洋服を着ている中、ウジだけ約4000円のTシャツを着ていました。研究によると、ロマンティッククラウンというブランドを愛用していたようです。(練習室動画などでぜひ注目してみてください)【追記:ついに広告モデルになりました】



〜それでは一度CMを挟みます〜





先日新たに発見されたこちらの動画をご覧ください。

👩🏻‍💼たまらんですね........あっ失礼しました、スキンシップが苦手だったんですね。メンバー1男らしい性格だったというのは間違いないようです。

SEVENTEEN7周年記念動画内で、イ・ジフンはこう言っていました。
長くなりますが、ほぼ全文お届けしたいと思います。

🍚「過去の良かった時間を振り返ってみると、感謝の気持ちがすごく残っています。

さっきメンバーが話してたことと逆になるかも知れませんが、個人的にはもっと上手くいったらなとは思ってません。
今この場所が僕にはすごくありがたくて、愛や関心を予想していた以上にいただいていると思ってるので、とても身に余ると思っています。

今日この時間を過ごす間自分に、
「僕はなんで一生懸命過ごしているんだろう?」
という質問を投げかけたんです。

すぐに出せたその答えは、"こいつら(メンバー)とCARATの皆さんがいるから"という理由しかありませんでした。

なのでメンバーが世界最高になりたいんだったら、その夢に合わせて駆け抜けるために頑張っていきます。そうしたらCARATの皆さんがもっと喜んでくださるはずなので...今はそんな気持ちです。
CARATの皆さんとメンバーを見ながらもっと頑張っていける気がします」

どんなに売れても驕り高ぶらないウジ。そんなウジがいるSEVENTEENだからこそ、愛されるグループであり続けられたのです。

自制心が強いと専門家に分析されていたウジ。
正直メンバーの中には、悪いグループにいれば悪いメンバーの影響を受けて、危険なことに手を出してしまいそうな人もいると思います。
ですが、チームが常に正しい道を歩いていられるのはウジのようなメンバーが、どんなに有名になっても変わらない強さを持っているからだと思います。

私は初めてSEVENTEENを見た時に、
「なんか賢そう」
そんなことを思いました。賢いということは謙虚であるということで、それがメンバーからも、曲からも滲み出ていたんだなあと、今となっては思います。

その理由として、彼らは納得して自分たちの曲をパフォーマンスしているからではないでしょうか。
普通はk-popアイドルは提供された楽曲を歌い、パフォーマンスします。
よく裏話で、「その曲が嫌だった」という話をするアイドルも少なくありません。
ですがSEVENTEENはウジが作っている時点で、仮にそう思ったとしてもCARATにそんな話はしません。
納得した上で、曲に取り組む。それが彼らをより一層魅力的に見せます。
そしてファンよりも誰よりもメンバーがウジの作る曲を信じています。

結局アイドルにハマるかどうかというのは、楽曲です。魅力的なメンバーがいても、曲が良くなければファンはついてこないでしょう。

ウジのファンだった日本人の日記が注目されています。
「彼が書く繊細な歌詞をデビュー曲から追っていくと、まるで彼の成長記録のようだ。ただ恋に恋をする10代の恋愛から、失恋を経験し、20代半ばでは、愛する人と共に歩む幸せを書いている」
常にその時、その歳でしか歌えない曲を作ることこそが、嘘偽りのない歌詞であり、ファンの人生に寄り添う曲と言えるのではないでしょうか。

常に私たちの期待を超えてくる曲を毎回届けてくれるウジ。

「え、こんな背が低くて顔もかっこよくない人がアイドルなの?」

私も最初はそう思いました。でも知れば知るほどウジという人がかっこよくて器の大きい男だということを実感します。

そんな才能も兼ね備え、人格も素晴らしいウジは、やはり音楽室に飾られるにふさわしい人物でしょう。
類稀なる才能を持つウジは前世でどんな良いことをしたんでしょうか?生贄でしょうか?人柱となり村を救ったのでしょうか。
彼と同じ時代に生まれ、彼と共に生きて、彼の音楽をリアルタイムで聴けた人たちは幸せでしょう。
そんな神のような彼は、やはり最後まで仁義を通し続け、ファンを裏切りませんでした。

そんなウジでもやはり人間だなあと思う瞬間はあったみたいです。
最後にこちらをご覧になってお別れしましょう。

また人生が巡り巡っても、彼に出会いたいです。彼が生み出す音楽はまるで天国のデジャヴです。
彼は今どこを漂っているのでしょうか。宇宙の外はHeavenですか?あなたがいる_worldに、いつものように私たちも連れて行ってください。


🍚ウジ/イ・ジフン/1996.11.22/ボーカルチームリーダー

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