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『SDGs1000日間執筆チャレンジ中?!』の大広勤めのプロ(広告屋さん)とプロアスリートが対談 《後編》

こんにちは!

本記事は、『SDGs1000日間執筆チャレンジ中?!』の大広勤めのプロ(広告屋さん)とプロアスリートが対談 《前編》からの続きとなります。

まだ読めていないよ~。という方は、よければこちらからどうぞ(^^)/↓


前編のプロローグ
『迷ったらGOやで』『主観を客観視する』など前編だけで坂本さんから様々な金言がとびでた今回の【スポタビ!】
さて今回の後編では、前回の質問の続きから、オススメの観光のスポットやスポーツ×ツーリズムの関係性、また坂本さんからとっておきの情報など目白押しでお伝えしていきます!

坂本さんのnoteはこちらから↓

それでは参りましょう!

過疎地域はヒトが温かい?

須河)それでは今回はスポーツ×ツーリズムということで、坂本さんが実際に行ってみて、いいなと感じた地域なんてありますか?

坂本)あります!

普段はそこらへんにある観光雑誌とかにある、有名どころに旅行に行くんですが、あるときに行った小さな町がすごく記憶に残っていて。

特に衝撃的だったのが、3泊4日で行ったんですけど最終日に子どもが『帰りたくない!』って泣き始めたんですよ。そんなこと今までなくって。

『徳島県の神山町』というところなんですが、過疎化が進んでいて、全然大きなまちではないんですけど、おもしろいことにたくさん取り組んでいて。

町中にWi-Fi飛ばして、夏場では川に足つけながらZoomに参加できたり笑

神山町

※神山町の川で作業する男性(引用元:繋ぎ屋 -命をつなぐ物語-)

昨日いったピザ屋さんに次の日ばったり出くわしてご挨拶したり、地元でとれた有機野菜をたくさん食べたり、『ヒトのぬくもり』というのをいつも以上に感じました。

子どもなんて、普段はそこまで食べない野菜をバクバクおかわりしてましたからね。笑

あと、みなさんすごく元気で。一人ひとりが町にとって大事だって思うことに取り組んでいたんです。それが結果的にすごく持続可能な取り組みにもつながっていて。

『すごく時間を贅沢に使える場所』だなって思いました。

須河)わかります。僕も富山県の過疎地出身なのですが、やっぱり今でも僕の活動を親身に応援してくれるのは、地元の方ですし、住人が少ないからこそ全員がお互いのことをよく知っていて、応援しあえる環境になっているんですよね。

だからこそ、自分の活動を通して貢献していきたいなと思います。

なぜスポーツとツーリズム?

坂本)どうしてスポーツとツーリズムを合わせようと思ったんですか?

須河)先ほどもチラッとでたんですが、僕が過疎地域からきたこともあり、今までずっとマラソンで活躍することで自分のルーツを出していき、それが地元への注目につながるかなって思ってやってきたんです。

そういった経緯から応募した「とやまふるさと大使」にも任命されて、よりスポーツという角度から地方の魅力を伝えて、観光につなげていきたいと思ったためです!

やっぱり、走ってる時とかに感じる風とか空気って、都会とか車の中で感じるものと全然違うんですよね。

坂本)歩く・走るとか、近代的な今の技術とくらべて”遅い”移動手段はツーリズムと相性がいい気がします。長い距離を移動するのにも、電車や車だと「出発地」から「目的地」しかないのにくらべて、歩いていったりすると途中でなにか新たな発見があったりして楽しいんですよね。

あれ、確かそんなようなイベント企画してるって話でしたよね?

須河)はい!笑

まだまだ企画段階ですが、神戸にある「ヤノスポーツ」さんと富山にある「太陽スポーツ」さんをつないだ、長距離ツーリングランを企画しています。

途中にある京都や金沢など、いろんな地域の価値に触れ合えるイベントにしたいなって。

まさに、歩く・走るという行為を通じてツーリズムを体験しようということで、その土地ごとの雰囲気や街並みを感じられるイベントにできればと思っています。

自分になにができるかをしっかりと考える

坂本)スポーツツーリズムを通じて感じる課題ってなんですか?

須河)課題というか、もっと地元の人、これから先の課題を抱えている人に何が貢献できるのかをしっかりと考えていかなければいけないなと思います。

その中で、自分にできることをしっかりやっていく。僕なら、スポーツを通じて地元や地方創生に貢献していきたいと思います。

たとえば、学生のランニング合宿のようなものを一般の方向けにご紹介して、週末に地方に走りに来るなんてことも面白いかななんて思ってもいます。

坂本)新しい形の観光なので、それを通して新たな観光資源も見つかったりするかもしれませんね!

スポーツと言ったら、プロギング(※)とかもやってるところありますしね。

※ ゴミ拾い (Plocka Upp)とジョギング (Jogging)をかけ合わせたスウェーデン発祥の新しいフィットネス。

SDGsの面白い事例とは

須河)これまで通して、おもしろかったSDGsの事例ってありますか?

坂本)ブーランジェリー・ドリアンさんという『捨てないパン屋さん』が印象的ですね。
日本のパン屋さんは廃棄物がすごいでるんですね。

その理由が多くの種類を売らないと売り上げが伸びない傾向があるから。

それを変えようとした店主は、作る量を減らして質にこだわっていったんです。

そうしていくうちに売り上げも前と変わらないまでに伸びて、結果的に仕事量も減ってよりサステイナブルな形になったんですよね。

とっておきの情報(予告)

坂本)こんな感じのおもしろいSDGsの事例ってたくさんあって、失敗を通じて得られたこととか、すごく学びが多いんですね。

そんな事例を自分と仲のいい8人のメンバーと共同で17コほど特集した『SDGsのすごい会社』という本が2月末あたりに出版します。

上記のパン屋さんのようなとっておきのSDGs事例をまとめた本ですので、もし興味があればという告知でした。笑

須河)SDGsの事例を紹介した本ってみたいことないので、ぜひ読んでみて、
その場に走って【スポタビ!】していきたいと思います!笑

ぜひまた発売されたら告知しにきてください!

最後に一言

坂本)SDGsのnoteなんて続かんやろ!なんて最初には言われてたりもしたんですけど、やっぱり何事も愚直に続けていると、こういった場所に呼んでいただけたり、本の執筆にも繋がったりと実るものはあるんだなと思います。

「ゆるく長く続ける」ということが大切だと思うので、ぜひ【スポタビ!】もこの先も長く続いていってほしいと思います。

須河)ありがとうございます!まさに【スポタビ!】も始まったばかりなのですが、
これから47都道府県と繋がって、地方などでお取り組みしている方々を周知・応援するイベントとして発展してければいいなと考えております。

是非みなさんもどなたかそういった取り組みをしている方をご存知であれば、TSUKURUまでご連絡いただければと思います!

本日は貴重なお時間ありがとうございました!


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この記事を書いた人は
Kenny(毛利)

好きなブランドは、Patagoniaです

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