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「歌ってみかけたもののどーもこーもならねぇ件」の話

こないだの記事で歌を歌います、と言ったので取り敢えず歌ってみた。

そして、気づく。
(私……高い音……出せん!)

それでも、かっちゃんの前で歌ってみる。

「うーん……ごめん。全然ピンとこない」

そうくるだろうな、と思ってたけど再確認。

「今までフツーに色々歌ってたのより、何か……しんどそう」

「あれは裏声じゃから……」

「裏声で歌えば?」

「イヤ……うーん……」

つまずくつくね。

高音出せる練習するか……

助けて、You Tube!!(←すぐ頼る)

一週間ほどして気づく。

(こんなん……一朝一夕の独学で即高音出る訳ないわな……どーしたらいいんだ……)
 

天啓……Σ(`艸´;)ハッ!!

「高音がでなければピッチを下げればいいじゃないの!」

私の中のマリー・アントワネットが教えてくれた。

そして。

久々にPCに向かい、Studio Oneを開いて

(うーわ……何コレ……ピッチを下げ……る?)

何か……
何もかんも分からん!

うむ。

教えて、You Tube!!

出てくるアレコレ……

(おぉ……すげぇ……言葉ひとつ取っても何言ってんのか……)

つまずくつくね。

匙を投げる私
気分転換に盗んだバイクで走り出す私

帰って再挑戦。

(あれ……何かすんなり出来た)

そんで、歌ってみる。

(うむ。声は出しやすい)

あ、そーだ。
録音して、聞いてみよう。
上達には自分の歌を聴くのが大切って、You Tubeで言ってたわ。

聞いてみる私。

ふ……
ふふふ……


(うーわ!何じゃこれは!!

箸にも棒にもかからねぇわ!!!)


何かもう……
すっごい中途半端!
形容しがたい!
筆舌に尽くし難い!!(?)

はー……

私そもそもこんな声でしたか。

えー……

もーやだ……

無理無理無理無理ィーーーー!!!!

マジで心底絶望する私。

そーいや……

noteも書き始めた時は恥ずかしかった。
初めて詩書いた時も恥ずかしかった。
初めて物語書いた時も恥ずかしかった。

でも……
こんなん……
私恥ずかしくて爆死するレベル!

人様のは別に恥ずかしくないんだ……
(おぉ……いーねー!すげー楽しそう!)
とか思える。

何かさあ……
下手なら下手なりでいいから、片鱗を感じたかったわ!

そう……才能の片鱗をな!

SLAM DUNKで花道がさぁ
最初にダンク決め(損なっ)たヤツ!
晴子だけでなく、皆思ったじゃん!

(すげえヤツが現れた!)
って。

あーあ……
どーするんよ、コレをよ。
それでも諦めず自分なりに練習して
再度、録音して聴いてみる。

うーわ……

あれじゃな?
成長曲線じゃろ?
知ってるわ!
くっそー!
みるみる成長せーよ!!
おのれおのれ

久々に自分をディスる私。

あーあ……

もーやだ。

何もかも忘れて、チベットとかに行きたい。

やるって言ったけど、やめよっかなぁ……
恥ずかし死にするのは、誰も望むまい。

でもなあ……
noteの皆の前で言った事。
自分でするって決めた事。

やらんかったら絶対一生後悔するヤツなんだよ。
きっと、あの時逃げた自分は全く好きじゃないって、ずっと抱えて生きる……

うーわ。
そんなん一番イヤだわ。

色々と考えて……
考えるのが面倒くさくなった私。

小雨の中走り出す私

(あ!キレイなフレーズが!)

考えても詮無いことはそのままに、ピアノに向かい作曲に励み出す私。

(わぁ……楽しい……)

ピアノに熱中して食べる事も少し面倒くさくなって、数日。

人間として形を維持する為の最低限のあれやこれが……

そろそろ限界ですな、と思いかけた頃に8割程出来たので完成したも同然と気分転換をする事にした。

「バブル」を観たのだ。


⚠⚠⚠
こっから、ネタバレ的なのがあるので!
気をつけて下さい!!
⚠⚠⚠


アポロ君が映画を観て、大層良かったと言うから……

(Kindleで出版だって!すっげー!!カッコよ!!)


「気になってたから、観たいけど……悲しいのは

やだな!」


って、つくねは言ったのに。

「泣ける。けど、優しい気持ちになるよ」

って言うから。

優しい気持ちになるよ、だけ見て、その前の言葉はあんま気にしてなかったんだよ……


Netflixで観て……
途中までは良かったんだ……

澤野弘之 小畑健 梶裕貴 志尊淳 宮野真守

大好きな人々の作る、すげえ、流石としか言いようのない素敵な物語が映像が音楽が繰り広げられる……

(うわぁ……これは素晴らしいや……しかも、可愛い恋が始まって……きゅーんとなりますなぁ)


トキメキが止まらない

しかし、割に早い段階で気づく私。

(え……これ……この子、死ぬる?いやいや……)

話が進むにつれ、それが確信へと変わる。

(パーフェクトに死ぬ!)

流れ出した涙は留まるところを知らない。

ダメだ……
もう決壊してしまった……

そう……つくねの心のダムが(うまくねえ)。

エンドロールが終わるや否や……

感想を伝える為にお電話する私。

「私さあ……悲しいのイヤって言ったよなあ……」(感想とは)

「でも、あれ……ウタは再生すんねんで、最後の泡が……」

「そんなん……再生したとしても!そこにヒビキはおらんし!あの後の地球どうこうじゃないんよ……

私はあの映画を観て、ウタとヒビキが大好きになってんの!

あの世界で二人が笑って幸せになってる未来があればそれでいーんよ!他の奴らがどーなろうが!」

「まあ……確かにそれは……」

八つ当たr……
どストレートな私の感想を、それでも彼は真摯に受けとめる(本当にありがとう)。

青年の主張も一周し、泣き過ぎて痛かった頭が落ち着いた頃に、私の心もようやく落ち着きを取り戻す。

「じゃ、私、走ってからお風呂入って寝るし!」

「おー。お疲れ!」
(すごい優しい)

走り出す私
集団行動してたので危険を奇跡的に回避


(あ……何かいっぱい閃く……)

澤野弘之の音楽をいっぱい浴びて、記憶に残ってる訳ではないけど、何か感じ取ったのであろうな……

またピアノに向かう私。

(うぉ……何か後半がすげえ変わった)

3日程でざっくり完成した。

良いんじゃないかな?
これは別にアップするの恥ずかしくないな。

取り敢えず、アポロ君に聞いてもらうと……

めちゃ好感触!

えへ

ただ、左手が2分音符でジャーンと鳴らすだけだったので、少しリズム感を付け足したのを作って練習している。

そしてまた同じように

あー……
どーする……
どーしたいんよ……
あー……

無限に続く。

そもそも。
皆自分にしか興味ないし(良い意味で)
自分の事でいっぱいいっぱいだよ(きっと)。

他人が同じようなことで悩んでいたら
「そんな嫌ならやめれば?」
「やりたきゃやれば?」
「もういい?私、これからスパイファミリー見返したいんじゃけど!?」

って言う(無慈悲)。

さて。
つくねは、勇気出せるかな?
無理かな?

もし、勇気出したら、めちゃ褒めてほしい。
そーだ、こうしよう。

私が勇気出せたら、あなたも、勇気を出してみてほしい(何でかな)。

やりたいけど……でも……
ってずっと思っていたアレだ。
今こそ行動に移す時だ。
(完成度は低ければ低い程良いだろう……私が)

そしたら頑張って成し遂げたかいがあるってもんだ。

(照れる事みんなでやれば恥ずかしくない)


今も一人、

ここよ!
これが最後の砦!

私の中の……ウォール・シーナ!!

きっと、ここを越えたら!
私……もっと自由になれる!!

(え…これ以上?もはや、成層圏越えてく勢いやけど?)

などと、羞恥心と戰っていたら

コンコン。

かっちゃんが現れた!

「どーした?」

「特に用はないんじゃけど」

「ほほう」

「トイレ来て……通りがかったから、ちょっと……顔だしてみた〜」

「ふふっ……営業の人みたいじゃな……」

しばらくして、note書いてたら

コンコン。

「ちょっとこっちに用事あって……また、寄ってみた〜」

「頑張ってんなあ……営業の人……」

かっちゃんは今日も元気にかっちゃんだ。













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