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これ雪と
色音匂いで
見分けるが
凝らせば氷晶
穂に付き重なる

人間は真新しい物に名前を付けるが、付けた名を改めて呼ぶことはせず、略称や種族としての呼称で共認識を得る。ある程度の区別さえできれば細かい違いなんてどうでもいいのだ。そんな大雑把な感覚を振り回しているからこそ、緻密に働かせた時に面白いと思える。そして自分が測りとる尺度の不正確さを忘れた時、見る世界が固定され、精彩を欠く。

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