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変わることを前提としていれば「大変」は少なくなるんじゃないか説

「またウチの学校1クラス減るの~だから分掌増えて大変」
「○○の書式変わったの?もう大変」
「学習指導要領変わると大変だよね~自分たちの若い頃は…」

学校に勤務していると、こんな声はよく聞かれるのではないでしょうか。

そんなとき、ふと思いました。
「変わることを前提としていれば、『大変』とはあまり思わないんじゃないか…?」
ふと思ったことを書き留めていきます。

※思いつき記事です、ご了承下さい笑

1.変化を想定していないと「大変」

 基本、学校現場で「大変」が聞かれるときは、予想をしていなかったことが起きた場合ではないでしょうか。
(確かにホントにしんどい時も多々ありますが)

 ただ、この予想には「これまで~だったから、きっとこれからも~だろう」という暗黙の前提のようなものも結構含まれます。

 そういった考え方の方々は、変化が起こると「聞いてないよ!」「急に言われても困る!」と言います。
・変化がなかなか受け入れられない
・聞いてないと心の準備ができない
・変化や、変化に関する情報を聞いていないことに、異常にネガティブに反応してしまう
 
 確かに、やたらな変更や不条理な変化も中には含まれますが、全てがそうかと言われたら、そうでもないように思います。

2.世の中は変化する

 
 基本、世の中は変化します。変化しないことの方が珍しいのかもしれません。
 むしろ、変化してこなかったものは、生き残ってないと思います。


 「老舗の味とか、伝統とかは残っているじゃないか」
 「不易と流行の、不易も大事だ!」


 という声も聞こえてきそうですが、価値ある伝統の多くは、代々研ぎ澄まされていき、よりその価値や質を高めていっているものが多いと感じます。不易であるものも、なぜそれが不易なのかということを、世代を超えて確かにしていっているのではないでしょうか。

 そのため、ただ同じことを予定調和のように繰り返していくことは、基本的には退化であることは、ここでわざわざ言うまでもないでしょう。

 なので、「これまで~だったから、きっとこれからも~だろう」は、実は退化する思考であり志向だと言えそうです。

3.変わることを前提としていれば

 変わらないと思っているから、変わった時に文句が出る。
 その根底には、変わりたくないという思いがある。

 変わる前提なら、変わったところで文句は言わない。
 多くが「想定の範囲内」(変わる前提だから)
 世の中は変わるものだと思っていれば、変わる前提の心構えができる。

 なので、変わることを前提としていれば「大変」は少なくなるんじゃないか
と感じた次第です。

自分がそんなことできているかって言われたら、微妙ですけどね!笑




オマケ

オマケですが、「大変だから、何とかしてほしい」の中には、

①だから、元に戻して欲しい
②だから、よりよくして欲しい

が混在しているのように思います。
①は変わりたくない人、②は向上志向の人です。
同じことを言っているようで、質は全然違います。
 ①の人は、多分大概文句言います。②の人は、きちんと状況や内容を見て判断します。
 
 なんとなくですが、②でありたいなぁと思いました。


最後までお読みいただきありがとうございました☆


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