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はぐくむコーチングStep up合宿 ~『モンスターの裏に隠された願い』~

2022.02.05~02.06で参加したはぐくむコーチングStep upクラスの合宿。

11月に始まったクラスの応用的な学びに加え、ラストに行った合宿は、自分はどんな特徴をもつ人間か?をこれ以上なく理解させてもらえるきっかけになりました。

ほぼ5ヶ月前のことなのですが、分析しながらゆっくり言語化してきたもの、ここに残しておきます。

▪️ 学び

まずは、学びのメモを。。
完全に自分よがりパートなので、すっ飛ばし◎です!

・生きたコーチ
どんな展開になるか分からない。予定調和がない。
予定調和→機械的、無機質、整った
生きてるセッション・場をつくれるように。
それは自分が生きていないとできない。

・準備したものとその瞬間のもの
良かったなぁ…となるときは、しっかり準備したものがありつつ、手放せるとき。
今、この瞬間を味わい、味わったものに従う。
「共に創る・共創する」

・生きてるものを出す
何でも出していい
出てきたもの→事実
生きてるもの→湧き出てきたものにそのまま従う

生きていくことは何が起こるか分からない。
想定が良しとされるけど、行き過ぎると当初やろうとしていたことが善になる。
「生きていく」は、有機的で、命が育まれるもの。

・OSの転換
過度にパラダイムシフト起こそうと思わなくてOK。
起きる時は起きるし、起きない時は起きない。
固執しすぎない。
「どっちでもいいかなぁ」が自然体を生む。

・出来事に対して生まれた「感じ方」を探求

・場のこと、自分のこと
場への関わり方と自分を表現することの間にカオスが生じる。自分を表現することに良しと言い切れなさがある。自分のあり方、表現と場への目線の

・柔らかい
緊張がありながらも、自然体であろうとしている

・「相手と自分」を共に
自分が、相手が、の境界線はない。
心の領域が開くから、自らもクライアントと関われる。コーチングしてる自分がどう心を開いて対峙しているか? コーチが常に開いていることで、色んなことが分かち合える。

・OS ≒ 「感じたことを出そうとした時に妨げるもの」
色んなシーンに色んな種類が出てくる。
「こういう状態のときはこうしよう」と無意識に埋め込まれている。日常生活では気づかないが、OSがプログラミングされている。Automationで動いている。
「OSによっていつもどう結論づけされているか?」に着目する。

・GROWモデルの限界
「今までその人がどんな人生を歩んできたのか?」
歩んできた中で培われてきた価値観を理解していないと、最高になっていかないんじゃないか?

・「感じる」が先
社会人の多くは頭で考えてしまう。
考える(頭)→過去~未来が途切れている
感じる(心)→今ここの自分も味わいつつ未来を描けている⇒過去から未来が1本線に繋がっている。
自分のコアな部分と繋がって湧き出てくる。
…『want to goal』
腹の底から湧き上がってくるような感じているものを頭で組み立てていく。

・スポットを当てる過去の経験
色んな色、色んな大きさの出来事がある。
経験の大きさではなく、自分が感じた大中小。
感情が大きく揺れたシーン「感情の幅」にフォーカスする。

・OSの転換、アップデート
これまでの経験学習サイクルによって作られているのがOS。「自分のOS」だけが事実だと思うと、未来に限界がある。自分の延長線上にない未来にしていくためには、OSの転換、アップデートをしないと未来に進んでいけない。この転換を扱えると、コーチとしてクライアントに対するインパクトが強まる。
事実にパラダイムシフトが起こると、想定していたものに変化が起こってくる。

・OS、過去を扱う覚悟
その人にとって強いOSであればあるほど、生に近い、そのひとにとって「当たり前」のOSであるほど転換にすごい不安が生まれてくる。向き合うエネルギーが必要になる。必ずしも向き合うのが必要な訳では無い。過去を扱わないといけない訳ではなく、扱えるタイミングに扱えるコーチであろう。

・OSは書き換えられるもの
OSは外部環境が要因だとしても、最終的には「自分が作ったもの」。つまり、書き換えられるものでもある。
→『可能性』が詰まっている。「書き換えられるよ」と伝えられると希望になる。

・「OS変えられるよ」は滲み出てくるもの
自分のOSとしっかり向き合ってアップデートした、向き合った時間がある人とない人ではコーチとして与えるインパクトが全然違う。

・Whoの視点
「どういう人に向けてコーチングしていきたいか?」
「どういう風に人と関わっていきたいか?」を明確に。
コーチングを通してどういう人と関わって、より良くしていきたいかを握る。

・恐れではなく可能性に目を向ける
「怖いけど頑張って関わる」ではなく、「人と関わることでもっと輝く、花開く」方に。
コーチングは行き着けない所に行き着く・ありたい所に向かっていく時間。

・「どこから言ってる言葉なのか?」
こういうのが良いんじゃないか、こう思うはOK。
それがどういう自分から出てきているのかにフォーカスする。
今の自分は過去と繋がっている。過去の何かしらの自分が今この瞬間の言葉・姿勢に繋がっている。
感じたことはどこから来ているのか探る。

・OSの対処方法
-受けとめてアップデート
-1回OSのままに現状に反発してみる。不満を言う。

・モンスターのorginを知っていく
どんな原体験がきっかけとなり生まれたのか。
人生のハイライトから、どんな人格・OSが形成されたのか深堀りをする。

・常にその人の光に目を当てる。
苦しい、辛い感覚→笑っていこうぜ!
相手の苦しい話を聴くとき、苦しまなきゃいけないものでもない。苦しまないと失礼、軽いとかそういうことじゃない。
苦しさもあるけど、良いじゃん!きてんじゃん!良い方向いってんじゃね?という眼を。
苦しい本人と一緒に渦中にいると苦しく感じてしまう。自分の苦しみと反応させないといけない訳ではない。

山登りは自分一人だと苦しいけど、ゲームしたりジャンケンしたり、誰かといると苦しさを忘れられたり笑えたりする。一緒に登る人が「苦しいよね~」だと苦しくなる。一緒にしんどい、苦しい思いしなくても良いのではないか?
「良いじゃん良いじゃん!」の眼を持っていると、本人も軽くなる。相手の苦しいに対して、自分の悲しみとリンクさせちゃうもの。苦しさを味わっちゃう・反応しちゃう自分にトレーニング。

〝コーチは常にその先に光があると信じてあげられる存在でいる。〟
聴く時の「聴き方」「聴く時の感情の選び方」を大切に。

▪️ 今、素直に感じていること

合宿、めちゃくちゃに最高だったなぁ。
楽しくもあり、苦しくもあり、イヤイヤなときもあり、ウキウキなときもあり。
なんだか、ずーっと制御したり、蓋をしてきた自分はじめ、全て出していくことを許可しようとしてる感じ。

出すのか、出さないか。その選択も自由に委ねられていて、そしてとっても美しくて暖かい心をもった、どんだけ器広いねん、なんでこんなに優しいねんって仲間がいて、安心感と共に自分と向き合えた。
嫌な自分にも嫌がりながら、軽やかに向かっていけた。そんな一瞬一瞬が幸せだった。

全てを受容できたわけではないし、は~スッキリした!みたいな感覚ではないけれど、これからどんどん自分が生きやすくなっていく予感があって、根拠はないんだけど、根拠がないから前向きになれるような気持ちが湧き上がってきていて。

色んな感性が湧いてきすぎて繊細な自分に面倒くささとか、少しイヤだなと思っている自分もいるのが正直な今だけど、
でも、やっぱりそんな自分を愛してあげたい。

こんな繊細な一面もった自分最高だな、可能性に満ち溢れてるなを膨らませつつも、
普通でいたい、イチイチ心のざわめきと闘っていてしんどい、もうそんなに感じる世界に浸りたくないと思う時がある。

だって、何か人と距離が離れている気がするし、あんまり踏み込めないし、繊細に扱われる。ただただ、普通に接してもらって、普通に受け入れてもらいたいだけ。


これまでとはまた違う「自分と向き合う」をした感覚がある。LDSはじめ、これまでは取り巻く環境によって向き合わざるを得ないか、、みたいな感じだった。
結果的に変容の方向性へ選択したのは自分だけれど、なんだか変わってやろうって立ち向かうエネルギーと共に、人に委ねる感じがあった。
自分だけでは向き合いきれないと感じたら、人に頼ったり、ムリ~と足掻いたり。そんな時間が長かった。

でも、今回のStep upの合宿は、逆に自分と向き合うか向き合わないか自由だった。
みんなと一緒に変わっていく方向性でいこうよ!ってよりは、1人1人が自分のコアな内側に焦点を当てている感じだった。もちろん、お互いに関わり合っているんだけど、でも、向き合うのか向き合わないのかは自主的だった。

そんなスタンスの合宿だったからこそ、すごく自ら選択し、あえて立ち向かっていく!みたいな。
厳しくもあり、楽しさも共にいた。
進んでいこうとする軽やかなベクトル。
(合宿後すぐの感想)

.....

中々noteまとめきらなくて、合宿から3週間ほど経とうとしてる今、追記。
以前書いた感想見てびっくりするくらい、気持ちはマイナス気味。そんなリアルを隠して残すのはイヤだと思ったので書き足してます。

合宿からしばらく経ち、モンスター部分を自覚したことで自分のことが前よりも好きでなくなってきてる感覚がある。これは良くいえばモンスターと対峙してる証拠と言えるが、以前の自己受容してた状態からは遠のいた感じ。

Step up初回のクラスのときは異常なほど軽かったのを覚えてる。すごくオープンだったし、軽くてノリノリな自分を選択するのが容易だった。
ある意味、このStep up最初から最後比較したとき、状態グラフは下降している。
それくらい、合宿で扱ったものは非常にセンシティブで自分にとって重い内容だったのだと振り返っています。

あぁ、マジで核心突きだしたんだ、マジのマジに自分の嫌な部分に向き合う領域まで来たんだ、、という感じ。この1年意識せずとも自分と向き合うようになっていて、だんだん自分のことを捉えてきた。特に春~夏に参加したLIFE DESIGN SCHOOLによって、見ないようにしていた弱い部分に気づき、その部分を変えていくんだと思って日々を送り、その変容の成果が秋口の軽さに表れてた。

あ、自分変わったやん、良いBeingになってきたやん、みたいな感覚でいたことに誇らしさまで勝手に覚えてたけど、本質の本質、コアな所にまで行き着いていなかった。というより、やはり無意識に見ないようにしていた。

実は、「自分を愛する」ことができていなかったんだ。
受け入れられる側面も増えたし、好きだなと思う部分もたくさん感じられるようになった。
でも、まるっと愛することはできてなかった。
それが合宿前にnoteにも綴った「許可できない自分」の部分だった。

それを知ってしまった。早く楽になりたい、自分らしい状態でいたいと思い、自分愛してます!みたいにして誤魔化していたところだった。そんな所に気付かされたのが合宿で。

別に向き合わないといけない訳でもない。今すぐ焦らなくてもいい。そう分かっていても、気づいてしまったことで生まれる心のしこり。
これがあると、自分は向き合わないしんどさの方が強くなるから、向き合う・浸る感覚で日々を過ごす方向性になる。こうなると自分らしさを制限するようになるし、ネガティブになるし、良い面よりも欠陥欠損面に目を向けるようになる。ネガティブ期間。

合宿終わってからはそんな日を過ごすことが多かった。
なんだかエネルギーも湧かせられない一方、納得感もどこかにあって、こうやって生きるのも嫌いじゃないなという気持ちもあって、複雑。

そんな中で過ごしてて、ちょっと時間に余裕が生まれた隙にありのままの今の状態を綴っています。
序盤から気持ちの面を書きすぎで本題に移っていかないのヤベェ、、と思いながら書いてます。はい。

そんな感じで長くなりましたが、中身に入っていこうと思います。

▪️ OS, モンスターの存在

OS

そもそもOSとは何か。『Operating System』の略だそう。はぐくむ界隈だけが使っているのか、意外とコーチング等において共通言語なのかは知らない。「こういう状態の時はこうしよう」と無意識的に埋め込まれているもの。OSがプログラミングされていることは日常生活では気づかない。潜んでいるOSは人によって様々。その人がどんな経験学習サイクルを回してきたか、いわば過去からどんな経験学習をしてきたかによってまるで変わってくる。

OSによっていつもどう結論付けされているのかに自覚的になることで、価値観の変容のスタートになる。
「自分のOSだけが事実」と思い込んでいる状態では望んでいる未来を実現していくにあたって限界がある。
これまでの延長線上にない未来にいくためのは、OSの転換・アップデートしていく必要があり、言い換えれば、自分が作成したOSにパラダイムシフトが起こると、想定したものに変化が起こってくる。 

OSとモンスターのイメージ

モンスター

心に潜むモンスターのこと。モンスター君たちは色んな声を発している。それは黒く澱んでいるものだったりして、無意識のうちに無いものにしたり、拒絶・無視したりする。でも、そのものも受け入れていかないと自分のことは愛せない。うまく自分の全てとお付き合いしていけない。

だから、モンスター君たちが何を言っているのか耳を傾けなければいけない。そして、受けとめてあげられなければイヤな自分に反射的に否定してしまう。
だからこそ、モンスター君たちと仲良くなることがより良い自分になっていく鍵になる。自分だけでは受容できなかったり、見たくない・触れたくない反応が出るからこそ、勇気を出して外に開示してみることで、まず人に受容してもらうことができる。

そんなモンスター君たちは、「悪者」にされやすい。
しかし、これまでモンスター君たちがいたからこそ乗り越えられてきた場面もある。ずっと寄り添ってくれていた存在でもある。
だからこそ、モンスターは倒したいものではなく愛すべきもの。愛すべきかわいらしいモンスター君たちとどう付き合っていくか、どう一緒に仲間になっていくかが自分と生きる上で大切なのだ。

モンスター君たちは見つけてほしいと思っている。時々、意識的に声を発している。モンスター君にスポットライトを当てていくと、「愛すべきもの」と気づく瞬間が生まれ、仲良くなると親友になれる可能性がある。親友になると、見える世界が変わってくる。

だから、モンスター君に許可出ししていい。なんなら、モンスターは人と人が繋がる1つの切り口にもなる。
それぞれに色んなモンスターがいるのだから、人を理解し、受容したければモンスターと仲良くなっていこう。

モンスター君たちの心の反応は、願いをあきらめる方向にとってもエネルギーを使っている。本来持っていたのに諦めてきた願いをカタチにする方向に進んでみることで、実現したいことを叶える方向に一歩近づく。

つまり、OSやモンスターというのは「変えられるもの」であり「書き換えられるもの」である。それは、
可能性であり、願いであり、光であり、希望である。


▪️ 7体のモンスターたち


はぐくむ湖畔で働くあさひさんが僕のモンスターについて傾聴し、イメージを描いてくれました!

エントリーNo.1『優等生ベキ村くん』

エントリーNo.1『優等生ベキ村くん』
〈特徴〉
+面…
しっかり・きっちり/ 気遣いできる/ 良い子になる/ 人当たり良い/ 相手を尊重/ 謙虚になる/ 人に優しい/ 素直さがある/ 悪目立ちしない/ ある程度評価される

-面…
できていない所に目が向く(ネガティヴ)/できてる自分以外は認めようとしない/ 「良い行いをしないと」と悲観的/ 自分の正義にそぐわないと反発/ 弱いとこ見せられない/ 人から良いと思われることばかりする/ 人から非難・否定されることを過剰に恐れる/「~すべき」の精神が働き、wantで動けない

〈生まれた背景〉
評価軸の教育、育ちが良くなるような躾け、
存在承認<行動承認が多かった

〈発動条件〉
初対面・知らない人が周りにいるとき、慣れ親しめていない場(心を開ききれていない)、周りの人がちゃんとしているとき、逆に周りがちゃんとしていないとき、目上の人と関わるとき、「~しないといけない」「~すべき」という培われた価値観に当てはめてしまうとき

〈モンスターの声…〉
「ちゃんとしなきゃ」「褒めて」「できてない所見せるの怖いよ…」「(人に対して)ちゃんとやれよ」

〈裏の願い〉
『自分に目を向けてほしい』『自分のことを見てほしい』『愛されたい』『存在を受け入れてほしい』『何もない自分を愛して』

〈発動したときに、どう仲良くなるか?〉
~自分の心の声に耳を傾ける~
自分と人を分ける。人からの承認・評価に固執しない。他者評価を過度に求めないよう自分のありのまま・want・心が叫びたがっている声に従ったアクションをする。

~スーパーアホポジティブモード~
「~しないといけない」「~すべきだ」の精神があるから、高みを望める。目標をセットしてる時点で最高!そして、行動に移したら超最高!のポジティブ精神で物事に取り組む。


エントリーNo.2『MC. Prideman』

エントリーNo.2『MC. Prideman』
〈特徴〉
+面…
堂々とした振る舞いになる/ 強がれる・自信ありげになれる/ 調子にのれる/ 時に人からリスペクトされる

-面…
人の目を気にする/人を見下す/ 人をジャッジ・評価する/ 攻めたくなる/ 自分と比較して卑下する/ 良く見せる/ イキる/ 自分のプライドを高くする分イラッとしやすい/自分の価値基準を押し付けようとする /ナルシスト

〈生まれた背景〉
負けず嫌いの性格、評価軸の教育、「~できる自分」が好き・認めている、父親の影響、見えないステータスが重視されていた中高の環境、強がってばかりいた家庭環境

〈発動条件〉
周りが気になるとき、周りが知らない人のとき(できる自分をアピールしたくなる)、負けず嫌い精神が働くとき、自分ができることを人ができていないとき、イライラしてるとき、ストレスが溜まっているとき、他者・自己からの承認不足のとき

〈モンスターの声…〉
「自分すげぇだろ」「あいつダメだなぁ」「ダセェ」「大したことないな」

〈裏の願い〉
『優れた人でいたい』

〈発動したときに、どう仲良くなるか?〉
~対等な目線に立つ、人の心に寄り添う~
人の痛みに触れる、コーチング・対話でありのままの自分を愛す、人の存在承認する時間・機会を設ける、ボランティア・ワークキャンプ活動、謙虚さをもつ


エントリーNo.3『クソヤローチャン』

エントリーNo.3『クソヤローチャン』
〈特徴〉
+面…
良い子でい続ける自分のストレスを緩和/ 人の人間らしいところに共感できる/ 関心の幅を広げてくれる/ 色々な人と関わることができる

-面…
自分の中の倫理観が乱れる/ わがまま/ 強欲になる/ 自己中/ 無責任/ 自分が良ければいいという考え方/ ひねくれる/ 好き嫌いハッキリ持つ

〈生まれた背景〉
優等生べキ村くんの反動、日頃の不満・ストレスの蓄積、家庭への不足の感情、愛情・承認の不足

〈発動条件〉
普段良い自分でいようとしているストレス・反動、嫌なことあったとき、ダメな人と一緒にいるとき、孤独なとき、満たされていないとき、繊細な自分が発動したときの反動・乱れ、自己肯定感が低い状態のとき

〈モンスターの声…〉
「めんどくせぇ」「もういいわ…」「自由でいたい」「好きにさせろよ」

〈裏の願い〉
『好きにやりたい』『自由でいたい』

〈発動したときに、どう仲良くなるか?〉
~そんな自分もさらけ出す~
ちょっぴりお酒、歌を歌う、寝る、クズな自分もライトに打ち明けライトに受け取ってもらう、何を望み願っているのかを自覚する、主語〝we〟の意識


エントリーNo.4『お気づかいさん』

エントリーNo.4『お気づかいさん』
〈特徴〉
+面…
人に関心をもつ/ 細かなところまで心配り・気遣いできる/ 人と関わる喜びを実感できる/ 人に優しくなれる

-面…
1人になりたくなるときがある/ 気を配りすぎると自分にベクトルが向き、人に興味がなくなる/ ちょっとしたことで傷つきやすい/ 細かいことを気にする/ 人からよく思われるように振る舞う/ 喋りたくなくなる/ 自己肯定感低くなる/ 相手がどう思うか気にしすぎる(他人軸になりやすい)

〈生まれた背景〉
持ち合わせた感受性(ときに色んなことを繊細に感じやすい)、人見知り(人からの目が気になってしまう)の性格、痛みを感じた体験

〈発動条件〉
基本的に常に。クソヤローチャンモードでない限り、周りへの気配りセンサーが発動している。

〈モンスターの声…〉
「傷つきたくない」「嫌われたくない」「好かれたい」

〈裏の願い〉
『人と幸せに仲良く一緒にいたい』

〈発動したときに、どう仲良くなるか?〉
~心を落ち着ける、休める~
読書、内省時間をつくる、ありのままを人に話す、自然体でいる、自然に触れる、気持ちの良いところに行く、リフレッシュ


エントリーNo.5『ソコソコ』

エントリーNo.5『ソコソコ』
〈特徴〉
+面…
自分のエネルギー値を調節してくれる/ 安全・生存を保つ/ 楽観的になれる

-面…
妥協する/ 好きじゃない・熱が入らないことにエネルギー使い切れない/ そこそこで満足/ 辛い状態を避けようとする/逃げる選択肢を浮かばせる/継続せず甘える/突き抜けられない

〈生まれた背景〉
そこそこで上手くいった体験、絶望するほどの挫折経験がない、やりきった経験が少ない、知らず知らずのうちに根付いた逃げ癖

〈発動条件〉
完璧主義の反動、好きじゃないことをやっているとき、現状に満足したとき、何か1つ上手くいったとき、褒められて満足したとき、周りの状況に合わせるとき

〈モンスターの声…〉
「興味ねぇや」「しんどい」「まあいいんじゃね?」「楽したい」「別にいいじゃん」「めんどくさい」

〈裏の願い〉
『好きなことしていたい』『安全に生きたい』『ひたすら自由に楽しくいたい』

〈発動したときに、どう仲良くなるか?〉
~一生懸命やりきる~
ランニング(アドレナリン値上げる)、瞑想・モーニングノートで心の願いを感じ取る、しんどいの先に行き着きたいGoal・掴みたいものを明確に描く、完璧を求めずハードルを下げる


エントリーNo.6『カンノペキ僧』

エントリーNo.6『カンノペキ僧』
〈特徴〉
+面…
1つのこと突き詰める/ 好きなことにめちゃ燃える/ 好きなことにめちゃこだわる/ 質重視/ 高みを目指す/ やる気up/ 丁寧に進む

-面…
1つのことに固執し時間かかる/ 失敗を避ける/ 高評価を得に入念に時間をかけるため、遅い/ 0・100(やるかやらないかのどっちかになる)/ 自分が納得いかないとイヤ/ 腰が重くなる/ 思考過多になる/ やる前から気負いすぎる・考えすぎる/ 頑固になる/ 理想を高く設定しすぎ、全部叶えようとして逆に進まない/ 自分の価値基準を人に押し付けたくなる/ 1度やった正攻法に固執し、色んなやり方を試さない。フレキシブルにならない

〈生まれた背景〉
几帳面な性格、キレイ好き、こだわったことで上手くいった・満足がいった体験、行動承認、評価軸の教育

〈発動条件〉
好きなこと・こだわりたいことに取り組むとき、納得感を持ちたいとき、失敗を恐れるとき、他者の評価が念頭にあるとき

〈モンスターの声…〉
「丁寧にやりたい」「時間かけたい」「突き詰めたい」「納得いかないとイヤ」「完璧にやって評価されるの気持ちいい」「失敗イヤ」「ダメだった時に否定・非難されたくない」

〈裏の願い〉
『自分の価値基準で生きたい』『完璧な自分を評価して欲しい』『優れた人でいたい』『より良い自分でいたい』『高い評価されたい』『成功したい』

〈発動したときに、どう仲良くなるか?〉
~小さくステップ。ハードルを下げる~
アクションを細かく具体的に明確に(SMARTに)、発動したときこそ軽やかに、まずやってみる、6割でOKくらいの気持ちの持ち方

~スーパーアホポジティブモード~
「ここまでやらないといけない」と高いハードルを設定できるから、高みを望める。目標をセットしてる時点で最高!そして、行動に移したら超最高!のポジティブ精神で物事に取り組む。

 

エントリーNo.7『よわよわよわ太郎』

エントリーNo.7『よわよわよわ太郎』
〈特徴〉
+面…
似たような境遇の人に寄り添える・気持ちが分かる/ 包含意識強まる

-面…
極度に自信がなくなる/ 失敗に非常に敏感になる/ 傷つくことを過度に恐れる/ 自分らしくいられない/ 喋らない・無口・寡黙/ アワアワする/ 焦る/ 今ここに集中できない(ネガティブな妄想が盛んになる)/ 縮こまる/ 不安なことに敏感になる/ 自己肯定感低い/ 自分の存在を否定されないか気になる/自分のことが嫌になる

〈生まれた背景〉
存在承認・愛されている実感不足、愛情を受け取れない、自分という存在に自信がない

〈発動条件〉
自分より優れている人がいるとき、失敗したとき、失敗を恐れるとき、周りの目・反応が気になるとき、自分が上手くいっていないように感じ自分を卑下するとき、満たされていなくバランスが悪いとき

〈モンスターの声…〉
「自分なんて…」「自分なんか…」「自分は必要じゃないな」「傷を負いたくない」「自分ダメだな」「嫌われるんだろうなぁ」「評価されるの怖い」

〈裏の願い〉
『必要とされたい』『みんなと一緒にいたい』『優れた人でいたい』

〈発動したときに、どう仲良くなるか?〉
コーチング受ける、自分の心を癒す時間つくる、ストレスフリーな環境に触れる、存在承認してもらう、運動・筋トレ、一生懸命になれること作る・取り組む、ボランティアなど人に少しでも力になれることをする

▪️ モンスターに隠されていた〝願い〟の正体

つかむらしゅんすけの内面世界

全体のモンスターたちを俯瞰して見てみたとき、僕はちゃんと評価軸が根底に根付いている日本の教育の影響を受けているなと思います。自分にバッテンされたり、否定されたりすることを極度に嫌がります。

「自分は自分でいたい。」

あなたは何者か?と問われたとき、色んなモンスターたちの声が共存し、どの自分がいいのか見失います。
複雑に絡み合うときは、非常に歪みます。
でも、理性が働くから基本的には良い子を保とうとします。そうなった時に、出したいもの全てを出せなくなる。行き場がなくなり、精神的にしんどい状態となります。

つい周りの人がチラチラしてブレてしまうのですが、
他の何者でもない、オリジナルな自分でいたいんです。

ただ、これは僕にとって難しいことでもある。
性格上、つい周りの人に合わせるし、自分より人を優先したくなる精神が働くときがある。
周りのことが視界に入らないくらい飛び抜けてオリジナルでいたいわけでもない。
この共存が難しいんですね。

でも、そんな自分も含めて自分と他者のカチッとハマるバランサーのようなもの、しっくりくる折り合いが分かりさえすれば、きっとみるみる「自分らしさ」の境地に辿り着く。そう信じています。


自分がどうありたいか?   
~モンスターの「願い」から見える理想のBeing~ 

・  愛し、愛される人でいたい
・  優れた人でありたい
・  自由に、自分の思うまま・ありのままを大切にしている人でありたい
・  人と幸せを分かち合える人でいたい


▪️ シフトしてきた or シフト中のOS

・失敗しないように綿密に考え、納得してからやる
→やりたいことに軽やかに。まずやってみる、完璧にいかなくて良い、やってみてからトライアンドエラー繰り返す。試しながら進んでいく。試して、転んで、また立ち上がる。「進む」はときに転ぶもの。自分のことをどれだけスッと前に出せるかで、物事の進み具合は決まってくる。

・人は自分を否定するのではないか、怖いな…人見知り
→人は想像してるよりも遥かに優しい、まず関わってみよう。そして人と関わることは何より幸せなこと。

・こんな自分はダメじゃないか、嫌われるんじゃないか
→自然体の自分でいる方が楽だし、自分らしくいる方が案外自分に優しくしてくれる

・しんどい、辛いことはイヤ…
→変化していくことは面白い、逆に変化しないのはつまらない。

・言い訳、できなかったことを正当化
→自責、自分の弱いところをちゃんと分析して改善する

・何となく望むものをやる、他者が良いというものをやる
→ストレッチ、思わず動きたくなる使命感を大切に。人の意見を参考にしつつも、自分の信念で動く。何をやるか具体的に、明確にする。

・他者からの評価、承認を気にする
→自分軸で。自分の信念に従う。

・人との比較→自分軸
人それぞれ色んな曲線を描いて進む。人との比較で生きていくのではない。一喜一憂しすぎず、自分軸をもって進んでいく。

・失敗しないように人の正解を真似しよう。「~すべき」
→失敗OK。トライ&エラーを繰り返しながら自分にしかない過程を辿っている方が楽しい。「~したい」

・生きるのしんどい、大変、、
→無常で波はあるけれどそれがむしろ面白い、楽しい!

・ネガティブ、できていない所を粗探し
→変化してる部分、自分の良い所を意識して見る。明るさをもちながら、前向きに。Be positive.
全ては自分の心の持ちようで日々が明るく彩られる。

・未来への妄想、過去への囚われ
→今、ここに集中することへ意識づけ
不安・ネガティヴ・雑念に囚われずに本当の想いに目を向ける。自分とのコミュニケーションの質が上がり、人生が好転していく。

・「自分はこういうタイプだ」「~はできない」という思い込み
→自分が勝手に決めつけているだけで、やり方や方法を工夫すればできるんじゃないか?できない理由を勝手に作っているのは自分の弱さから逃げているだけ。

・一人で抱え込む→分かち合い
人生のことも、小さな悩みも自分1人で抱えるのではなく、人に頼って分かち合いながら進む。1人で生きていく世界観ではなく、みんなで豊かになっていくことにも繋がる。

・良いことを言おう、良い子ちゃんでいよう…
→未完のもの、うごめいているものも出して良い。ありのままの自分も出す。評価ありきで話すのではなく、感じていることをそのまま出していくことで自己開示され、自己理解や実現したい未来への一歩になる。

・「自分なんかが…」「あの人がいった方がいいな…」
→自分も主人公。舞台に立ち、スポットライトを浴びることで、自分の特性・キャラクターが存分に活かされる。

・他者からの評価への恐れ→実験したことを発信
思っていることを自己表現すればするほど進んでいく

・一生懸命「こうでなきゃいけない」と思っているものに固執している。


▪️ はぐくむへありがとう

最後にお世話になったはぐくむへの感謝を。
コーチングStep upクラスがはぐくむにガッツリ関わるラストの機会?だったかなと思います。

人間らしさがあって、素直に感じているものを否定されず受容する、深みのある対話が好き。

自分のことを好きになれなかったり、嫌いな部分に目を背け続けていた僕に、「自分を愛する」感覚を教えてくれた。
そして、自分の感受性豊かな部分をうまく活かしていける方向へ進めてくれました。

コロナが無かったら関わらなかったのかなと思うけど、コロナ禍でも自分をぶつけて鍛え上げていくことを望んでいた自分にとって、すごく救いであり、サポートしてくれた環境。

これで終わりじゃないし、これからもずっと関わっていくと思うけれど、ひとまずありがとうございました。


最初はコーチングスクールBasicからの関わりだった。
当時は人を怖がりすぎていた。
自分から場に出ることもしなかったし、話を振られても、思ったことを素直に出すことに対してバリアを張り、当たり障りないことを作り笑顔で話してた。

それくらい自分を見失っていたときから始まり、
LDSでは自分のやりたいことにプッシュしてくれた。
言い訳したり、他責にして我が道を行くことからいつまでも逃げようとしていた僕に、弱い所を突きつけてくれた。アクションすることに批判的で、自分の価値観に頑固に固執し、腰の重かった僕に軽やかになっていくきっかけを与えてくれた。
過去の体験によって蓋をしていた自分に気づかせてくれて、たくさん蓋を外すきっかけをくれた。

今は、どんどんナチュラルな自分に近づいていっている実感がある。

受動的な質の高い学びを自ら得にいくことは得意だったけど、自分から掴みにいく・1歩踏み出すことに不安で。でも、信じたいものを信じていくことの大切さに気づかせてくれた。

愛情というものに生まれて初めて気づけた。自分が大切にしたい愛というものが何か、自らの体験をフラッシュバックさせながら気づかせてくれて、なんで大切にしたいのかを納得させてくれるきっかけをくれた。

自らの人生を歩む感覚。これは論理で分かるものじゃなく、身体で覚えること。
難しいことだけれど、生き方の表現をさせてくれた。

最初はこんなに関わると思っていなかったけど、自分の持っている世界観とマッチしていて、どんな状態のときも共に進んでいるパートナーでいてくれた。
幸せをたくさん感じさせてくれました。
ありがとうございます。

はぐくむに関わり1年半くらい。
僕は変化への恐れから逃げやすく。かつ、どちらかというと多感なタイプ。変化する過程で巻き起こる複雑な自分の心境をとらえることがまず必要。それから、頑ななマイルールを崩しにかかる必要がある。
強引に外側から介入してもらわないと中々変わらないわがままさ・頑固さを兼ね備えた自分。

そんな自分の面倒くささは自分が感覚的に一番良くわかっていたし、向き合いたくなかった。それでもこうして時間をかけ、自分の変化のためにたっぷり時間とエネルギーを注いでくれました。
本当に、僕みたいな、理想はもっているけど変化することに頑固な人間ははぐくむがおすすめです(笑)

どういうマインド・思考であればより良く生きられるのか?は、普通に過ごしていては中々教えてくれないし、学べない。一つの解みたいなものは求めていたし、自分ではどうしたらいいかよくわかんない、考えられるほど頭がキレない。そういった中で一つ指針というか、こうやったら生きやすくなるよ」「こういうときはこうしよう」みたいなのは、すごく救いになりました。みんながみんなこのフェーズを必要としないと思うけど、僕は一つ信頼できる人からの体験に基づいた人生論のようなものを欲していたし、何か良くハッキリしないけど変えたい!という気持ちがありました。

そして、色んな人格を持っていることに苦しみ、外に出したくない・嫌いな自分が内在していることで、自信や誇りが持てなかった。自分を愛することができず、偽った自分でいてしまうことに違和感を抱きながらも、どうしようもなくただ人と関わっているだけで、心の負担・ストレスになっていた。

頑なな部分を変えようとしてみたり、イヤな自分を強引に選択して人前でさらけ出す過程を踏んだことで、自分の存在に自信をもてるようになりました。
より自分らしく、自分が望む在り方・生き方を体現していくために、今はイキイキと自分のありたい状態を選択できるようになってきました。当然いつもいつも良いなんてことはないけれど、少しだけ、前より自分の生を輝かせることが上手になった気がします。

社会の風潮としても、コロナになり社会も閉ざされがちで、内向的でより内側のものに目を向けるようになった。開放的な世の中だったら出会うものも体験するものも違ったと思うけど、コロナ禍で一人で過ごしていくことが思いやられるシーンにおいて、自分にとって最高なコミュニティに関われたと思います。


これからは、コロナも明け、ようやくそれぞれがやりたいこと・進んでいきたい道にエネルギーを注いでいくのだと思います。
その中でコーチングという関わりで、周りの人を支えていける存在でいたいと思います。


ここまで丁寧に自己内省や、自己理解を深めるnoteはしばらく書かないのかな。寂しさもありつつ、また次にstep upしていけるよう頑張ります🔥

最後まで読んでくださった皆さん、
本当にありがとうございました🌱

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