少子高齢化による労働力不足で日本経済の黄金時代が始まった
労働力不足が深刻化しています。しかし、労働力不足という言葉が持つ「困ったこと」というイメージとは異なり、これまで日本経済を苦しめてきた様々な事が労働力不足によって一気に解決しつつあるのです。
失業問題、ワーキング・プア、ブラック企業、労働生産性低迷、財政赤字、等々の問題が、労働力不足によって一斉に改善しつつあります。バブルのようなキラキラした感じはありませんが、黄金時代と呼んで良いと思います。
景気が良いから労働力不足だ、という面もありますが、より重要なことは人数が多い団塊の世代が引退し、新しく働き始める若者の数が少ないため、現役世代の人口が減っているから労働力不足なのだ、という事です。
つまり、今後は景気が良ければ超労働力不足、景気が悪くても少し労働力不足、といった時代が来るかも知れないわけです。今後、当分の間は、景気にかかわらず良い時代が続くと期待しましょう。
詳しくは添付の拙稿をご笑覧いただければ幸いです。
なお、本稿は拙著『日本経済が黄金期に入ったこれだけの理由』の内容の一部を御紹介したものです。
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