人脈の創り方、広げ方
美容ディーラー・ミツイコーポレーション デジタルブランディングの金丸(35)です。
名古屋で生まれ育ち、新卒で2011年にミツイに入社。
5年間営業、6年間ユニットリーダーを務め、2021年に上司も部下もいない新設部署「デジタルブランディング」を静岡本社で立ち上げました。
2023年からは東京支社に身を移し、企画・戦略・社内外のDX推進を行なっております。
先日の会議にて代表取締役である会長から、「勝つため」に「広く深い人脈を創る」と言う話がありました。
私自身、東京に転勤してようやく一年を迎えます。
2021年冬の全体会議で新規事業部署新設、静岡本社転勤の辞令をもらった時に頂いた100枚の名刺。
結果として、静岡本社勤務期間の1年間で100枚の名刺を使い切ることはありませんでした。
しかし、2022年冬の全体会議で東京支社転勤の辞令をもらい、東京支社に転勤してからの1年で100枚の名刺を2回使い切りました。
これは、"200名以上の方との新たな出会い"があったことを証明しています。
「とにかく量だ!」と言って行き当たりばったりに人脈を創ってきたのではなく、この一年間は試行錯誤しながら意図的に人脈を創ってきました。
人脈ゼロの状態から、どの様にして人脈を創ったのか
人脈を創るとどんな良いことがあるか
まだまだ道の途中ではありますが、この一年間「人脈を創り、広げる」為に意識していたことを書かせて頂きます。
人脈を創るメリット
人脈を創ることによるメリットは「最短距離で、最大の成果を得ることができる」ことです。
営業で言えば「新規取引と取引拡大」です。
その理由は2つ。
「ウィンザー効果」と「返報性の原理」によってです。
この二つが働くことにより、最短距離で最大の効果を得ることができます。
❶「ウィンザー効果」
「第三者が発信した情報は信頼されやすい」心理的傾向。
『伯爵夫人はスパイ』という本の中で、ウィンザー伯爵夫人が「第三者の誉め言葉がどんなときにも一番効果があるのよ、忘れないでね」と言ったことが由来とされています。
当事者である自分自身が「僕の会社はこんな会社です、僕はこんな人間です」と言うより
対象者の周りの人から「あの会社はこんな会社だよ、あの人はこんな人だよ」と言われた方が信頼できる、ということです。
つまり、「人脈」は、最短距離で「信頼」を得ることができます。
❷返報性の原理
「相手から何かを受け取ったときに、こちらも同じようにお返しをしないといけない」という気持ちになる心理効果。
この原理は「人脈」をつないだ時に発生します。
人脈自体は売上や、取引拡大などのマネタイズをすることはできません。
しかし、課題を抱えている方に対して、無償で課題を解決するリソースを持った方をつなぐことにより返報性の原理が働きます。
返報性の原理が働くことにより、新たな人脈を頂く機会が増えます。
人脈を創るマインド
人脈を創る上での心構えとしては
「新たな出会いは、真剣勝負のオーディション」
「テイカーになるな!ギバーになれ!」
僕はこの2つを意識しています。
❶「新たな出会いは、真剣勝負のオーディション」
CHAINON・坂口社長から教えて頂いた言葉です。
アポイントやコミュニティなどでご縁を頂く際は常に「真剣勝負のオーディション」と言うつもりで臨みます。
あくまで、自分は見定めるプロデューサー側ではなく、見定められるオーディション受験者という立場です。
オーディションなので、合格・不合格があります。
オーディションに合格すれば人脈は広がりますし、不合格ならそこで人脈は途絶えます。
特に人口が多い東京では出会いの数は多いが、人脈が広がっていかないという悩みを抱えている方もいるかもしれません。
僕は新たなアポイントに臨む際、心の中で「これは真剣勝負のオーディションだ」と何回も唱えて自分を奮い立たせています。
「自分がオーディションをされる側」で、一回一回の出会いに真剣に臨む心構えはとても重要だと思っています。
❷「テイカーになるな!ギバーになれ!」
テイカーとは「常に自分の利益を優先させ、多くを受け取ろうとする人」。
ギバーとは「他人に惜しみなく与えられる人」。
「与えよ。さらば与えられん。」という言葉がある通り、与えられたいのならまずは自分から与える。
そうすれば回り回って、自分に返ってきます。
「自分のため」に人脈をつないでもらおうとするテイカーは、人脈が広がりません。
損得勘定なしで自分の人脈を与えるからこそ、新たな人脈を頂くことができるのです。
人脈創りは焦ってはいけません。
人脈を広げる
「canを高める」「自分のcanを発信する。」
ここまで、人脈を創るメリットと心構えを書きました。
この2つを意識するだけでも人脈は創れます。
では、更に人脈を広げる為に具体的にどんなことをすれば良いか。
それは「will・can・must」における「can」を高めること。
そして、自分の「can」を発信して認知してもらうことです。
❶canを高める
「will・can・must」とは
will・・・自分がしたいこと
can・・・自分ができること
must・・・自分が求めらていること
人脈を広げる上で高めなければいけないのは「can」。
人脈を広げる上では「あなたは何ができるの?」と問いに対する答えを言語化することが必要不可欠です。
なぜならその人が他の人に紹介する際に「⚪︎⚪︎さんって、こんな人だよ」と言いやすいようにしなければいけないからです。
can=相手へのメリットです。
ついつい「自分がこうなりたい」という願望(will)だけを伝えてしまいがちですが、人脈創りにおいて1番大切なことは相手に自分と付き合うメリットを感じてもらうことです。
自分の出来ること(能力)が幅広く、高いレベルにあれば人脈はどんどん広がっていきます。
❷canを発信する
そして、高めた「can」を発信して多くの方に認知していただくことにより人脈はどんどん広がっていきます。
自分で言えば、自分の役割である「社内外のDX推進」を認知してもらう為、様々な媒体を活用してブランディングしています。
その一つが、現在各地で開催している「動画づくりセミナー」。
DXの中から1番分かりやすい「動画づくり」を切り取ってセミナーという形で発信しています。
セミナーをやる事自体が目的なのではなく、「自分のやっていることを広く認知して頂く」ことが目的です。
なので、毎回セミナー終了後には集合写真を撮影してSNSで発信しています。
これにより、セミナーとSNSを通じて「金丸という人間は動画づくりのレクチャーをしている」と言うことを多くの方に伝えることができます。
結果として、多くのサロン様から反響を頂いております。
僕にとって「セミナー」は、参加者の成長サポートであり、自分のcanを多くの方に届ける場であり、人脈を広げる為でもあります。
結果として人脈、セミナー単体の収益という面で、会社からの「must」に応えることができます。
まとめ
上記が、自分が「人脈を創り、広げる」上で意識をしていることです。
人脈は
「AIにできないこと」であり、「GAME CHANGEに必要不可欠」なもの。
「人脈創り」によって、未来を切り拓き、新時代を創られます。
これからも人脈を広げていくことで、新時代を創っていきます。
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