政治講座v601「NATOに見捨てられるウクライナ」
真偽のほどは今後の調査を必要とするのであろうが、ロシアvsウクライナの戦争に巻き込まれたくないNATOが出した結論がこの曖昧方針とも見える。ウクライナの主張をどうとらえるか? これを機に和解方向に誘導するのか、今後も徹底抗戦を続けるのか。
皇紀2682年11月18日
さいたま市桜区
政治研究者 田村 司
ポーランド着弾は「ロシアのミサイル」 ゼレンスキー氏、改めて主張
AFPBB News 2022/11/17 05:17
【AFP=時事】ポーランドにミサイルが着弾し、2人が死亡した問題で、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は16日、ミサイルはロシアのものだったと改めて主張した。
ゼレンスキー氏はテレビ放送で、ミサイルがウクライナのものでなかったことに「疑いはない」と述べ、「われわれの軍事報告に基づき、ロシアのミサイルだったと考えている」と明言。ミサイルが自国のものだったことを示す証拠は確認していないとし、ウクライナが調査に参加する必要があると指摘した。
一方、ポーランドと北大西洋条約機構はゼレンスキー氏とは異なる見解を示し、ミサイルはロシアの攻撃を迎撃するためにウクライナの防空システムが発射したものだった可能性が高いとしている。
米ホワイトハウスは同日の声明で、ポーランドの見解を支持しつつも、「究極の責任はロシアにある」と批判した。(c)AFP
【翻訳編集】AFPBB News
「道から外れている」とロシア非難=ミサイル着弾は真相究明―米大統領
2022/11/16 18:03
【ヌサドゥア時事】バイデン米大統領は16日、ロシアによるウクライナへのミサイル攻撃について、「完全に道から外れており、事態を悪化させている」と非難した。ただ、ポーランドに着弾したミサイルに関し、ロシアから発射されたと断定することに慎重な姿勢を示した。
バイデン氏はこの日、20カ国・地域首脳会議(G20サミット)が開かれているインドネシア・バリ島で、先進7カ国(G7)や北大西洋条約機構(NATO)加盟国の首脳らとの緊急会合を開催。ポーランドへのミサイル着弾などを協議した。
バイデン氏は会合後、記者団に対し、着弾したミサイルがロシアから発射されたという見方とは「合致しない初期段階の情報がある」と説明。「ロシアから発射された場合の軌道である可能性は低いが、正確に何が起きたのか解明する」と述べ、真相究明に全力を挙げると強調した。
ウクライナ軍「迎撃態勢」認める=ポーランド着弾当時―米報道
2022/11/17 18:03
ポーランド東部に15日にミサイルが着弾して市民2人が死亡した問題を巡り、ウクライナ軍がその時間帯に現場周辺で地対空兵器を作動させ、ロシア軍が発射したミサイルの迎撃を試みていたと米国に認めたことが分かった。米CNNテレビが16日、米当局者の話として伝えた。
ロシア軍は15日、ウクライナ全土をミサイル攻撃していた。現場で見つかった残骸とこの地対空兵器が同じものかは不明だが、米国は北大西洋条約機構(NATO)の情報を補完する重要な状況証拠の一つと見なしているもようだ。
ただ、ウクライナ紙によると、ゼレンスキー大統領は16日、着弾したのは自軍のミサイルでないと確信していると主張を変えなかった。軍から報告書を受け取っており「信じないわけにはいかない」と述べた。
参考文献・参考資料
ポーランド着弾は「ロシアのミサイル」 ゼレンスキー氏、改めて主張 (msn.com)
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