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政治講座v866「舌戦は止むことを知らず」

自国民向けのパフォーマンス(演技)か、これが舌戦外交か。罵り合いで建設的な大人の会話ではない。これが、デイベイトか、心に響かない。
舌戦が実戦にならないことを望むが、雲行きは大変怪しい方向へと流れている。第二次大戦開始前夜の様相を呈してきた。何が起爆になるのやら。

        皇紀2683年2月21日
        さいたま市桜区
        政治研究者 田村 司

米副大統領 中国がロシアとの関係を深めていることを非難 「世界を自分たちの意のままにしようとするかもしれない」

ABEMA TIMES によるストーリー • 

アメリカのハリス副大統領は、ミュンヘン安全保障会議に出席し、ウクライナ侵攻を機に中国がロシアとの結びつきを強めていると非難しました。

米副大統領 中国がロシアとの関係を深めていることを非難
「世界を自分たちの意のままにしようとするかもしれない」
© ABEMA TIMES


【映像】ハリス副大統領のコメント
戦争が始まって以来、中国がロシアとの関係を深めていることを問題視している」(ハリス副大統領)
ハリス副大統領は18日、ロシアがウクライナ侵攻に成功すれば、「他の国もロシアの暴力的な事例に倣う勇気を持つかもしれない」と警戒感を示しました。
また、中国を念頭に「他の権威主義的な国々が威圧や偽情報、さらには武力によって、世界を自分たちの意のままにしようとするかもしれない」として同盟国などとのさらなる結束の強化を訴えました。
中国については、「ロシアへの決定的な支援を行えば、侵攻を後押しし、殺戮を続けてルールに基づく秩序を一層損なうだけだ」と述べ、ロシアと連携を強める動きをけん制しています。(ANNニュースより)

王毅氏「米国は誠意を示し、誤りを正すべきだ」

新華社 によるストーリー • 

18日、ミュンヘン安全保障会議で基調演説を行う王毅氏。(ミュンヘン=新華社記者/金馬夢妮)

王毅氏「米国は誠意を示し、誤りを正すべきだ」© 新華社

 【新華社ミュンヘン2月19日】王毅(おう・き)中国共産党中央政治局委員・中央外事工作委員会弁公室主任は18日、ドイツで開かれている第59回ミュンヘン安全保障会議で基調演説を行い、その後、中米関係について質問に答えた。

 王毅氏は次のように述べた。皆さんが高い関心を寄せる中米関係におけるいわゆる「無人飛行船事件」は、米国がつくり出した政治的な茶番劇だ。中国は「民間無人飛行船が強い偏西風の影響を受け、制御能力の限界により規定のコースを外れ、米国上空に入った」ことを明瞭かつ明確に伝えている。われわれは米国に対し、理性的かつ冷静に、プロフェッショナルな態度で中国と共に適切に処理することを求めていたが、残念なことに米国は基本的事実を無視し、強硬的に戦闘機を出動させ、まったく脅威のない飛行船をミサイルで撃墜した。こうした行為は常軌を逸しており、ヒステリーに近い。100%の武力乱用であり、明らかに国際慣行と関連国際条約に違反している。中国はこれを絶対に受け入れず、すでに米国に強く抗議した。地球の空には毎日多くの気球が漂っているが、米国はそれを全部撃ち落とすというのか。そうしたやり方で米国の強大さを証明することはできず、むしろ逆効果だ。われわれは米国に対し、国内政治の必要性を挙げて、対外的なやりとりで今回のようなでたらめなことを再びしないよう忠告する。われわれは米国が誠意を示し、誤りを正し、今回の事件が中米関係にもたらした損害を直視し、解決するよう求める。

 このような想定外の偶発事件がこともあろうに中米関係に大波を起こした深い原因は、米国の中国に対する誤った認識と戦略上の判断ミスにある。中国の対米政策は明確だ。それは相互尊重と平和共存、ウィンウィン協力であり、これを踏まえて社会制度と歴史文化の異なる二つの大国が正しく付き合う道を探っている。一方で米国の対中政策はまったく逆であり、中国を最も厳しい地政学的挑戦、戦略的競争相手とみている。こうした誤った中国観の下、米国はあらゆる手段を用いて中国を抑え込み、抑圧している。

王毅氏「米国は誠意を示し、誤りを正すべきだ」© 新華社

18日、ミュンヘン安全保障会議で質問に答える王毅氏(中央左)。(ミュンヘン=新華社記者/金馬夢妮)

 米国は中国と競争すると言っている。中国は競争を恐れないが、競争は公平性とルールを重んじるべきだ。米国は「CHIPSおよび科学法(CHIPSプラス法)」を制定し、国の力を動員して中国企業を抑圧しているが、これは100%の一国主義、利己主義であり、世界貿易機関(WTO)のルールに100%違反している。世界の産業チェーンとサプライチェーンの安定も深刻に阻害している。米国が自ら提唱する自由貿易と対立する側に立つというのはまさに歴史の皮肉だ。中国の古人の言葉に「君子は財を愛す、之を取るに道あり(道を外れた手段で財を得てはならない)」というのがある。詐取や強奪は小人のすることだ。現在の米国は一切の偽装を破り捨て、だまし取ることさえ考えない。残るのは公然と強奪することだけだ。こうしたやり方は各国の正当で合法な権利と利益を損なうだけでなく、米国自身の信用と利益も損なうことになる。

 われわれは米国に対し、中国の発展に客観的かつ公正に向き合い、積極的、実務的な対中政策を実行し、中国と共に中米関係を再び健全で安定した軌道に戻すよう求める。これは両国と両国人民の利益に合致するだけでなく、国際社会の普遍的な期待でもある。

中国外交トップ、偵察気球で「謝罪せず」

共同通信社 によるストーリー • 

 【ワシントン共同】ブリンケン米国務長官は19日放送の米NBCテレビの番組で、中国の偵察気球を巡り、王毅共産党政治局員から「謝罪はなかった」と明らかにした。

米中が激しい応酬 王毅氏、気球撃墜は「ばかげたこと」 ハリス氏「ロシアと関係深めた」


【ミュンヘン=三井美奈、北京=三塚聖平】中国外交トップの王毅共産党政治局員は18日、ドイツで開催中のミュンヘン安全保障会議で演説し、中国の偵察気球を米国側が撃墜したことについて「国際慣行に違反する」と主張した上で「そうしたばかげたことは二度としないよう忠告する」と非難した。ハリス米副大統領はウクライナ問題で中国の対応を批判し、激しい応酬となった。

王氏は「世界中には多くの気球がある。米国はすべて撃墜するつもりなのか」と揶揄(やゆ)した。またウクライナ問題に関しては「中国は危機に関与していないが、ただ傍観しているわけではない」と発言。和平協議を促進する考えを示した。米国が主導する対露制裁を念頭に「一方的な制裁はしばしば非生産的で、対話は放棄されるべきではない」と主張した。

一方、ハリス氏は演説で、ウクライナ問題は「世界的な影響力を持つ」と述べ、法の支配に基づく国際秩序の存続がかかっていると指摘した。「ロシアが侵攻に成功すれば、世界の強権国家を勢いづけることになる」と警告。そのうえで、「中国はロシアと関係を深めた。ロシアを支援する動きは、侵攻に報いるだけ。法に基づく秩序を損なうことになる」と述べた。

ハリス氏はまた、ロシア軍がウクライナで民間人に対するレイプや拉致、拷問を犯した証拠があるとして、「人道に対する罪が犯されたことに疑いがない」と明言した。犯罪の責任者追及に対し、米国の支持を表明した。偵察気球の撃墜には触れなかった。

17日にはマクロン仏大統領が「惨事の責任はすべてロシアにある。ロシアを勝たせてはならない」とウクライナへの支援を約束。ウクライナのゼレンスキー大統領はオンライン演説で「決断を遅らせれば過ちを犯すことになる」と述べ、戦闘機や戦車などの供与を急ぐよう西側に訴えた。

アメリカ政府「ロシアが人道に対する罪を犯した」と断定し非難

TBS NEWS DIG によるストーリー • 3 時間前

アメリカ政府はウクライナへの侵攻を続けるロシアが人道に対する犯罪を行っていると断定し、非難しました。


アメリカ政府「ロシアが人道に対する罪を犯した」と断定し非難© TBS NEWS DIG

アメリカ ハリス副大統領

アメリカは、ロシアが人道に対する罪を犯したと正式に断定しました

アメリカのハリス副大統領はドイツ・ミュンヘンで18日に行った演説で、ロシア兵がウクライナの民間人に対し、殺害や拷問、暴行、強制移住などを組織的に行っていると指摘。「これらは疑いなく人道に対する犯罪だ」と強く非難しました。

これにあわせて、ブリンケン国務長官もロシアを非難する声明を発表し、すべての関係者が「責任を負わなければならない」と強調しています。

「ウクライナの次は東アジア」=林外相、ミュンヘン安保会議で演説

 【ミュンヘン時事】林芳正外相は18日、ドイツ南部ミュンヘンで開催されたミュンヘン安全保障会議のパネル討論で基調演説を行い「きょうのウクライナは、あしたの東アジアかもしれないという強い懸念」を表明した。ロシアのウクライナ侵攻が注目される中、軍事的な威圧を高める中国や北朝鮮を念頭に、緊迫化するインド太平洋の情勢にも目を向けるよう訴えた。


18日、ドイツ南部ミュンヘンで開かれた安全保障会議で演説する
林芳正外相(AFP時事)© 時事通信 提供


18日、ドイツ南部ミュンヘンで、安全保障会議に臨む韓国の
朴振外相(AFP時事)© 時事通信 提供

 林氏は、ロシアの侵攻について「力による現状変更はどこであっても許されるべきではない」と強調、断固とした意思から対ロ制裁に参加したと説明した。北朝鮮による度重なる弾道ミサイルの発射や周辺海域で軍事的な活動が活発化している現状に触れ「日本は戦後最も深刻かつ複雑な安保環境に直面している」と厳しい認識を示した。 


参考文献・参考資料

米副大統領 中国がロシアとの関係を深めていることを非難 「世界を自分たちの意のままにしようとするかもしれない」 (msn.com)

米中が激しい応酬 王毅氏、気球撃墜は「ばかげたこと」 ハリス氏「ロシアと関係深めた」 (msn.com)

「ウクライナの次は東アジア」=林外相、ミュンヘン安保会議で演説 (msn.com)

王毅氏「米国は誠意を示し、誤りを正すべきだ」 (msn.com)

中国外交トップ、偵察気球で「謝罪せず」 (msn.com)

アメリカ政府「ロシアが人道に対する罪を犯した」と断定し非難 (msn.com)

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