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政治講座ⅴ759「中国共産党も全土を掌握できない体制(やりたい放題で医療崩壊)」

隠蔽体質・経済統計の捏造・情報捏造・歴史捏造はすべからく、人民を掌握できず、不都合な情報は上層部に報告しないとか、経済実績を作るために経済統計を捏造して偽りの統計数字を報告する。悪い実績は隠蔽してしまう。国家としての機能を喪失して、無法集団の集まりのような、遵法精神の欠如した組織になった。というより、昔からそのような体質だったのである。驚くことに、文化大革命の10年間のおぞましい虐殺などの所業を見たら決して輝かしい経歴とは言えない。略奪の無法国家と形容した方が良いのである。以前にも人間の肉を食べた広西虐殺について解説した。中国共産党は主義・イデオロギーは立派であるがやったことは無法集団と何ら変わらないのである。それが今でも面々と続いいているのである。
そのような隠蔽されている歴史を踏まえた上で、現在の中国を俯瞰すると実態が理解できると思う。

         皇紀2683年1月10日
         さいたま市桜区
         政治研究者 田村 司

文化大革命に行われた広西虐殺

【5月13日 AFP】中国では文化大革命の狂乱のさなかに恐ろしい「人肉宴席」の犠牲となった人々がいた。しかし、文革開始から50年を迎えた中国共産党は、当時の回想も、文革そのものや残虐行為についての歴史的評価も、包み隠そうと躍起になっている。

 文化大革命は、大躍進政策で失敗し政敵打倒をもくろむ毛沢東の主導で1966年に始まった。全土で暴力行為や破壊行為が10年続き党主導の階級闘争は社会的混乱へと変貌していった。まだ10代の紅衛兵たちは、「反革命的」だとして教師を撲殺。家族間で非難の応酬が起き、各地で激しい派閥争いも発生した。

 だが、かつて毛沢東について「70%は正しく、30%は誤り」と評価した中国共産党は、文革の下で起きた出来事や責任の所在をめぐって本格的に議論することを認めてはいない。

 文革時代の最も行き過ぎた行為の一つに、中国南部・広西チワン族自治区Guangxi Zhuang Autonomous Region)の武宣(Wuxuan)県で起きた、粛清の犠牲者の心臓や肝臓、性器が食べられた事件がある。

 共産党が文革を宣言した1966年5月16日の「五一六通知」から50年が経過した現在、武宣県にはフローズンヨーグルトを売る店が立ち並び、こけむした石灰岩の下を流れる川で男性たちが釣りを楽しんでいる。木々の枝には共産党の人民への貢献をたたえる赤い旗が掲げられている。

 地元住民の中には、飢えではなく政治的憎悪によって武宣県の路上を血に染めた数十件に上る食人行為について、聞いたこともないと話す人もいる。

 80年代初頭に公式調査を行った主要メンバーの一人は、匿名を条件にAFPの取材に応じ、武宣県では少なくとも38人が食人の犠牲になったと明かした。「全ての食人行為は、階級闘争があおられた結果起きたもので、憎悪の表現として行われた。恐ろしく、獣にも劣る殺人だった」。


中国発〝新変異株〟危機 日本の水際阻止もはや不可能「春節で第9波リスク」児玉栄一教授 不透明な習近平政権の発表に懸念

オピニオン 2

新型コロナウイルスの爆発的感染が続く中国からの入国者に対し、陰性証明の提示を義務付ける水際対策強化が、日本で始まった。中国の習近平政権は実態とかけ離れた数字を発表し続け、実際の感染状況は闇の中。正確な情報がなく、新たな変異株誕生の可能性も排除できない。水際対策強化でも完全に流入は防ぎきれず、識者は新たな変異株がすり抜ける可能性も考慮して医療態勢整備の必要性を指摘する。日本では年末年始に中断していた全国旅行支援が10日に再開し、人々の移動増加が予想される。中国の状況と合わせ、リスクはさらに高まりそうだ。

習近平氏率いる中国の感染実態は不明のまま。日本は水際対策を強化したがリスクは残る=8日、成田空港© zakzak 提供

「中国のように感染が急拡大した地域では、免疫機能が低下した人の体内や、動物などからオミクロン株とは全く異なる変異株が出現するリスクもある。中国で流行しているとされる『BA・5・2』『BF・7』はオミクロン株の亜種で、日本に流入しても大勢に変化はないと考えられるが、新たな変異株の場合は面倒なことになる」

関西福祉大学の勝田吉彰教授(渡航医学)は、中国の現在の感染状況についてこう話す。
勝田氏が懸念するのは、中国政府の発表に透明性がないからだ。コロナによる感染者数、死者数についても実態とはかけ離れていることが問題視され、各国の水際対策強化につながった。

中国政府には〝前科〟もある。2003年にSARS(重症急性呼吸器症候群)が流行した際、当局が発症者数を過少に報告したと北京の人民解放軍病院の医師が、米誌に告発文を寄せた
この医師は当時、告発の動機を「正確な数字を発表しなければ、より多くの死につながる」と説明していた。

今回も当時と似たような状況が起きている。中国政府の発表では、コロナによる死者が発生しても一日数人程度だが、中国各地では火葬場や葬儀場に長蛇の列ができる様子が伝えられている。昨年12月下旬には、同月1~20日に2億4800万人が感染したと推計する政府の内部資料がネット上に流出した。英調査会社「エアフィニティ」は、中国の一日あたりの感染者数は299万人、死者は1万8900人と推計している。

勝田氏はSARSが流行した当時の状況を教訓として、「今回も統計と実態がかけ離れていることが指摘されている変異株の解析結果を含め、流行の実態が透明性をもって国際社会に報告されるのかが懸念材料だ」と話す。

中国で実際にどれだけ感染が広がりどんな変異株が流行しているのかが分からない中、日本では8日午前0時から、水際対策が強化された。これまでの簡易キットによる検査から、精度の高い抗原定量検査かPCR検査に切り替え、出国前72時間以内に受けた陰性証明の提示を義務付けた。
だが、水際での対策を強めてもウイルスの流入は防ぎきれない
東北大学災害科学国際研究所の児玉栄一教授(災害感染症学)は「陰性証明やPCR検査なども完全ではなく、ウイルスがすでに流入している可能性は否定できない。今回は早期実施に踏み切ったが、それでもまだ遅いかもしれない。水際対策の効果は限定的であるが、ピークを後ろ倒しすることで、ワクチンの追加接種を進めたり、医療体制を整備する猶予期間が作れる」と話す。
今後、さらに心配されるのが、1月下旬の春節(旧正月)の大型連休だ。中国から多くの人々が海外旅行に出かけると予想されている。中国がコロナウイルスを徹底的に抑え込む「ゼロコロナ政策」をやめた影響もあって、今年の春節の海外旅行の予約件数は前年の6倍超という統計もあり、日本も訪問予定国の上位に入っている。
児玉氏は「変異株の解析には日本国内でも約1カ月前後と時間を要する。現在中国で公表されている変異株も急拡大の実態を反映していないかもしれない。現在の中国の感染状況から、ゼロコロナの反動だけでなく、新たな変異株が出ている可能性もゼロではない。もし、新たな変異株が出ていたとすると、春節を前に策を何も講じなければ、日本は現在の感染第8波が高止まりしたまま、第9波を招くリスクがあるのではないか。ただ有効な手段がなく、各国が困っている」と話した。

中国からの水際対策強化 「モーニングショー」での評価は?

J-CASTニュース - 37 分前

「ゼロコロナ政策を終了した中国では、来週末から春節の大型連休が始まります。上海のディズニーランドには早くも多くの人が殺到しているということです」と司会の羽鳥慎一。10日(2023年1月)の「モーニングショー」は、延べ21億人が移動する見通しだという春節と、日本の水際対策に注目した。

中国からの水際対策強化 「モーニングショー」での評価は?© J-CASTニュース

中国では連日、新型コロナによる死者数が1ケタだと発表されている一方、謎の死が相次いでいるという。中国・黒竜江省で撮影された「農村診療所の現状」という映像には、診療所に入り切らず、芝生の上に横たわる患者の様子が映っていた。

羽鳥慎一「科学的な根拠に基づいて...」

感染症学専門の昭和大学医学部の二木芳人客員教授は、中国について「経済のことも考えての政策解除だと思うが、準備不足が色々あるというのは間違いない。一気に規制を緩和したので、かなりの感染者が出ているのは事実でしょう。医療現場などでは大きな混乱が生じていると思います」と指摘。

日本政府は8日から中国からの入国者に対し水際対策を強化したが、二木氏はこの動きについて「素早く踏み切ったことは評価できる。春節の移動が始まる前に中国の状況を把握し、適切な措置を講じる時間稼ぎになるのでは」と話した。

番組は、日本とは正反対だというタイの対策も紹介。きのう(9日)中国便の受け入れ再開をしたタイでは、中国への配慮から、同日、すべての外国人に接種証明の提示を求める入国規制を開始。しかし、観光業界などから見直しを求める声が上がったため、その日のうちに撤回。未接種でも入国可能な状況になっているというのだ。

二木氏「タイ国内では、だいたい1カ月で8000人程度の感染者ということですから、今はかなり感染が落ち着いている状況にある。ですから、観光客を受け入れて感染者が出てもある程度対応できるという判断でしょう。日本の場合は、国内の感染者も多いですから、差が出ても仕方ないと思います」

菊間千乃(弁護士)「日本も中国からたくさんの人が買い物に来て経済が潤ってきた部分がある。ただ、もしそれでコロナが広まってしまったら、色々な行動が制限されることになり、結果的にそれは日本経済の回復につながらないので、少しずつ、制限しながらというのは、今の日本がするべき措置としては正しいと思う」
羽鳥「科学的な根拠に基づいて、検査して『OKな人はどうぞ』ってことですものね」
スタジオでは、信頼できる情報を出さない中国に対しての不満の声も複数上がっていた。(ピノコ)

参考文献・参考資料


中国発〝新変異株〟危機 日本の水際阻止もはや不可能「春節で第9波リスク」児玉栄一教授 不透明な習近平政権の発表に懸念 (msn.com)

文化大革命 - Wikipedia

文革50年、語られぬ「人肉宴席」 中国 写真13枚 国際ニュース:AFPBB News

広西虐殺 - Wikipedia

中国からの水際対策強化 「モーニングショー」での評価は? (msn.com)

中国の台湾侵攻防いでも日米は大損害 米シンクタンクの机上演習 (msn.com)

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