政治講座ⅴ1504「戦争行為を国際法に基づく?」
独裁者と言われる習近平の軍部の統制が取れていないのではないだろうか。先日、軍部の粛清があったが、習近平の支持を無視して解放軍が暴走しているのではなかろうか? オーストラリアのフリゲート艦に中国艦艇の海底探査用の音波を照射をして負傷させたのにも拘らず、「国際法に基づく」とは何事か!謝罪があるべきだろう!
今回はならず者の中国共産党の解放軍の悪行の報道記事を紹介する。
皇紀2683年11月21日
さいたま市桜区
政治研究者 田村 司
豪フリゲート艦に中国艦艇が接近、探知用の音波原因か豪の隊員が耳を負傷…日本EEZ内
読売新聞 によるストーリー • 1 日
オーストラリア国防省は18日、日本の排他的経済水域(EEZ)で14日に活動していた豪フリゲート艦に中国艦艇が接近する危険な行為があったと発表した。中国艦艇が用いた探知用の音波が原因とみられる軽傷を豪フリゲート艦の隊員が負ったとして、中国政府に深刻な懸念を表明した。
発表によると、豪隊員が潜水し、絡まった漁網を取り除く作業中に中国艦艇が接近した。豪側は潜水活動中で近づかないよう伝えたが、艦艇は止まらず音波を使ったという。豪公共放送ABCによると、隊員は耳を負傷したという。(ジャカルタ支局 川上大介)
オーストラリア海軍のダイバー、中国軍艦艇のソナーで軽傷 豪国防省
朝日新聞社 によるストーリー • 21 時間
オーストラリア国防省は18日、日本の排他的経済水域(EEZ)内の国際水域で作業していた豪海軍フリゲート艦のダイバーらが、中国軍の駆逐艦のソナー(音波探知機)から発せられた音波が原因とみられる軽傷を負ったと、ホームページ上で発表した。国防省は「危険かつ非職業的なやりとりを受け、中国政府に深刻な懸念を表明した」とコメントした。
豪国防省によると、14日、航行中の豪フリゲート艦に漁網が絡まった。網を取り除くため、複数のダイバーが海中で作業していたところ、中国軍駆逐艦が接近し、船体のソナーを作動させたという。ダイバーらが海から上がった後に実施した医療診断で、音波の影響とみられる軽傷が確認されたという。(浪間新太)
中国軍艦が音波照射、豪海軍ダイバー負傷 豪政府抗議
2023年11月18日 12:34
【シドニー=井上航介】オーストラリア政府は18日、中国の駆逐艦が公海上を航行していたオーストラリア海軍のフリゲート艦に海底探査用の音波を照射し、隊員らが負傷したと発表した。豪政府は中国政府に抗議した。進展がみられた両国関係の改善に水を差す可能性もある。
被害を受けたフリゲート艦「HMASトゥーンバ」は、日本付近の公海上で北朝鮮に対する国連制裁の支援任務に当たっていた。
オーストラリア軍艦にソナー 中国軍「国際法に基づいている」と主張
TBS NEWS DIG_Microsoft によるストーリー • 36 分
日本近海で作業中だったオーストラリアの軍艦に中国軍の軍艦がソナー=音波探知機を作動させたことについて、中国政府は「一貫して国際法に基づいて操作を行っている」と主張しました。
オーストラリア政府の発表によりますと、今月14日、日本のEEZ=排他的経済水域で潜水作業をしていたオーストラリア海軍のフリーゲート艦に対し、中国軍の駆逐艦がソナーを発動、複数の潜水員が軽いけがをしました。
これについて中国外務省の毛寧報道官は会見で次のように主張しました。
中国外務省 毛寧報道官
「中国軍は規律厳正で、一貫して国際法や国際慣例に基づいてプロフェッショナルな操作を行っている」
そのうえで「関係国家が中国の玄関口でトラブルを起こすことをやめるべきだ」と批判、「中国とともに中豪関係の改善と発展の勢いを維持するよう希望する」と述べました。
中国とオーストラリアの関係をめぐっては今月、アルバニージー首相が7年ぶりに中国を訪問し、習近平国家主席と会談するなど関係改善が進んでいただけに、今回の件が両国関係に悪影響を及ぼすのではという懸念が出ています。
中国軍機の「威圧的で危険な」飛行、米当局が映像公開 「異常接近」繰り返す
2023年10月19日
米国防総省は17日、東シナ海や南シナ海の国際空域で、中国の戦闘機が米軍機に接近するなどの危険な飛行を繰り返したとし、その様子だとする映像を公開した。
機密指定が解除された動画には、米軍機に接近したり、赤外線誘導ミサイルを回避するための「フレア」と呼ばれる火炎弾を発射する中国の戦闘機が映っている。
2022年以降、国防総省は中国軍機による「威圧的で危険な」飛行を180件以上記録していると、イーリー・ラトナー国防次官補は記者団に説明。不慮の衝突を招きかねないとした。
中国は台湾巡り戦えるのか-ウクライナの戦争長期化が習氏に警告
Peter Martin によるストーリー • 2 時間
(ブルームバーグ): 2027年。台湾を巡る戦いが始まろうとしている。
中国が台湾周辺の海上を封鎖し、サイバー攻撃で台湾の金融システムをまひ状態に陥らせた。パラシュート部隊は沿岸の飛行場に集結。日本からは戦闘機F35を搭載した米空母「ジョン・F・ケネディ」が全速力で南に向かっている。
これは米中台の首脳が想定している多くのシナリオの一つだ。台湾の今後を巡り緊張が高まる中、それぞれの軍隊がさまざまな事態を想定し日夜訓練に励んでいる。
中国は最新兵器や軍の近代化に巨額の予算をつぎ込んできた。だが習近平国家主席ら政府や軍の最高幹部は、人民解放軍には実戦の準備ができておらず、数年先になっても準備が整わないのではないかとの疑念を拭い去れていない。
中国指導部のこうした懸念は、ロシアが2022年2月にウクライナで始めた戦争の長期化でさらに強まった。ロシアのプーチン大統領や軍部に加えて、欧米の多くのアナリストや各政府も短期間での戦争終了を見込んでいた。
中国共産党の総書記でもある習氏の下、中国は紛争となった場合に必ず勝利できるよう取り組んできた。現役兵210万人超の人民解放軍は世界最大の軍隊であり、ロケット部隊の規模も世界トップクラスだ。
米国防総省によれば、中国軍は艦船400隻強と軍用機3100機余りを保有し、海軍の戦力は世界1位、空軍は世界3位だ。
中国の核弾頭保有数は21年に400発を突破し、35年には米国とロシアが常時配備している数とほぼ並ぶ1500発に達する見込みだ。
中国外務省はサンフランシスコ近郊で15日に行われた米中首脳会談後に出した声明で台湾問題について、中国は祖国統一を実現するとし、これを「止めることはできない」と主張した。
大きな弱点
しかし、米中両国の現職および元高官へのインタビューや人民解放軍の発表資料、そして習氏の発言を分析すると、人民解放軍の実像が浮かび上がってくる。
中国は空母から極超音速ミサイルに至るまで軍備面では急速な進歩を遂げたが、それを活用して効果的な戦闘行動を展開する能力という点でなお大きな弱点がある。
米中央情報局(CIA)で35年間、中国軍専門のアナリストを務め、現在は大西洋評議会の非常勤シニアフェローのジョン・カルバー氏は「中国には固有の高い殺傷能力がある。それは否定し難い」とした上で、「中国自らの評価から判断すると、進歩はしたものの、望む水準にはまだ至っていないとみているようだ」と指摘した。
台湾を巡る米中戦争が近く勃発する可能性は低いが、世界経済に壊滅的な打撃を与えることになる戦争の可能性は、軍の調達から投資決定に至るまで、すでにあらゆるものに影響を及ぼしている。
資産家で著名投資家のウォーレン・バフェット氏は今年、地政学的リスクを理由に半導体受託生産最大手、台湾積体電路製造(TSMC)の米国預託証券(ADR)を売却し、同社への投資から手を引いた。
日本は防衛費を増額し、米国は台湾への武器供与を加速させている。バイデン大統領は中国が台湾に侵攻すれば米国は介入すると繰り返し述べてきた。
イスラエルとイスラム組織ハマスの紛争は、米政権の軍事的コミットメントが行き過ぎることへの懸念を高めているが、バイデン政権は米国が全ての脅威に同時に立ち向かうことができると同盟国や競合国にあらためて保証している。
共和党議員の多くは米国のウクライナ支援に疑問を呈しているが、イスラエルと台湾への支援については民主、共和両党とも強く支持している。
中国の戦力は強大であり、米国が参戦した場合は多くの人命と費用が失われるのは確実だ。シンガポールのリー・シェンロン首相は今月8日、第2次世界大戦末期に旧日本軍と米軍との間で行われた硫黄島の戦いに触れ、「台湾への攻撃は硫黄島の戦いのようなものではない。硫黄島でも十分多くの血が流れた」と述べた。
中国軍が最終的に勝利できるかどうかは、長期戦を効果的に戦うことができるかどうかにかかっている。しかしここ数十年、軍が大きな紛争を経験していないことや、腐敗が続いてきたこと、軍内部の連携に難があることなど、中国に不利なことを示す要因は多い。
参考文献・参考資料
豪フリゲート艦に中国艦艇が接近、探知用の音波原因か豪の隊員が耳を負傷…日本EEZ内 (msn.com)
オーストラリア海軍のダイバー、中国軍艦艇のソナーで軽傷 豪国防省 (msn.com)
中国駆逐艦がソナー音波照射、オーストラリア海軍のダイバー負傷 - 日本経済新聞 (nikkei.com)
中国は台湾巡り戦えるのか-ウクライナの戦争長期化が習氏に警告 (msn.com)
中国軍機の「威圧的で危険な」飛行、米当局が映像公開 「異常接近」繰り返す - BBCニュース
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