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政治講座ⅴ468「兵器在庫不足?、イランからドロンを輸入か?兵力不足?囚人を兵士にしたために強盗団か?」

 戦争は兵士の士気、兵器の性能、そして兵器の生産能力で決まる。ウクライナは親ロシアの大統領のときに不正横領が盛んで財政が疲弊していった。空母も中国に売り払い(今では遼寧の名でシナ海に浮かんで活躍している)核兵器まで手放した。ロシアに対する経済制裁は兵器の生産能力に効果を出している。兵器在庫不足は当然の帰結である。辛うじて軍事力を誇示できるのは核兵器の保持のお陰である。個人的な見解であるが、その核兵器が6000発と言われているが、保守管理が完全になされているか疑問である。以前のブログでも解説したが、火薬の劣化、ウラン235の劣化、の管理ができているか。火薬で臨界状態を起こせるか。5年で火薬の劣化が進み不発弾も通常兵器の弾薬で起きている。核兵器の火薬の管理は出来ているのであろうか。1991年のソ連崩壊から保守管理ができていないのでなかろうか。ロシアは恐るべき相手ではない。

          皇紀2682年10月20日
          さいたま市桜区
          政治研究者 田村司

はじめに

以前のブログを掲載する。(あくまでも、個人的見解です。)

政治講座v182「ロシアの兵器の正確さと核兵器の老朽化:不発弾化(ウランや火薬の劣化)ロシアの核兵器は無用の長物か」|tsukasa_tamura|note

政治講座(物理講座v46)v172「核兵器は放射性物質の半減期(自発核分裂)と火薬の劣化により不発の可能性、それは屁の突っ張りと化す」|tsukasa_tamura|note

ロシア、イラン製兵器に依存 キーウ攻撃で無人機、ミサイルも輸入か

毎日新聞 -

 ウクライナ侵攻を続けるロシアは17日、首都キーウ(キエフ)などを攻撃した際にイラン製とみられる無人機を投入した。ロシアはイラン製ミサイルの輸入も検討していると報じられており、兵器購入でイランへの依存を深める実態が浮き彫りになっている。


上空に飛来する軍事用無人機を撃ち落とそうとする警官たち=
ウクライナの首都キーウで2022年10月17日、ロイター© 毎日新聞 提供

 ウクライナメディアの「ウクラインスカ・プラウダ」によると、同国の空軍報道官は16日夜から17日昼までに、43機の無人機が領空を侵犯してきたが、37機を撃墜したと報告。17日夜には更に8機を撃ち落としたことも明かした。しかし17日のキーウでは無人機が集合住宅に突っ込むなどして、妊娠中の女性が犠牲になっており、全土で少なくとも8人が死亡した。

 ロシア、イランの両政府は繰り返し否定しているが、ロシア軍は「シャヘド136」などイラン製無人機を購入している模様だ。機体を塗り直し、キリル文字の表記を記したうえで、9月からウクライナの戦線に投入し、民間インフラや集合住宅などを攻撃しているとみられる。

 米シンクタンク「戦争研究所」は13日の情勢報告で、ウクライナに侵攻しているロシアの地上軍が戦闘能力を低下させていることから、ロシアが今後もイラン製無人機による攻撃に力を入れていく公算が大きいと分析している。

 ロシアではイランの存在感が増している節が見受けられる。ウクライナ国内でロシアへの抵抗運動を試みる団体「レジスタンス・センター」は17日、ロシアが実効支配しているウクライナ南部ヘルソン州で20人近くのイラン人が確認されたと報告。投稿アプリ「テレグラム」への書き込みでは、これらのイラン人が自国製無人機の操縦方法をロシア側に指導していると指摘した。

 無人機攻撃の被害が広がる中、キーウのイラン大使館前では17日、ウクライナの国旗を掲げた人たちが抗議の声をあげた。ウクライナ外務省も声明で「ウクライナを征服しようとする戦争で、市民を殺害する兵器を提供していることは、イランをロシアによる侵略の罪や戦争犯罪の共犯者にさせている」と非難。ウクライナ最高会議(議会)の与党「人民のしもべ」の幹部アラハミア議員は、ロシアへの兵器輸送を妨害する狙いで、イランの周辺国に協力を呼びかける考えを示している。

 ロシアが無人機をはじめとしたイラン製兵器への依存を深めているのは、兵器全般が著しく枯渇しているためだとみられる。

 ウクライナ侵攻が2月に始まった直後に、欧米諸国や日本はハイテク製品の対露輸出規制を発動した。今月14日に米財務省が出した報告書は、ロシアでは武器生産に欠かせない半導体の輸入が滞り、極超音速弾道ミサイルがほぼ製造停止に追い込まれたと指摘。ウクライナのレズニコフ国防相もロシアが保有していたミサイルの3分の2を使い果たしたとの見解を明かしている。

 ロシアはイラン製ミサイルの購入に向けても調整を急いでいる模様だ。16日付の米紙ワシントン・ポスト(電子版)は、米政府筋などの話として、イラン代表団が9月中旬にロシアを訪れ、2種類の地対地ミサイル「ファテフ110」「ゾルファガール」の輸出に関する協議に臨んだと報じた。

 射程はファテフ110が200キロだが、ゾルファガールは700キロと伝えられており、ロシアが購入すれば、ウクライナの戦線に投入していくのは確実だ。ポスト紙は「テヘラン(イラン)からの兵器輸入の増加は、ロシアが2月に侵攻を始めて以来被ってきた大規模な兵器の損失を穴埋めできる」と指摘している。【大前仁】


ロシア軍が兵力不足のため囚人をスカウトも…続々と脱走し強盗団化

東スポWEB 

やはり囚人は囚人だった!? 恩赦と引き換えに最前線の兵士となる〝プーチンの私兵〟は続々と脱走兵となり、武装強盗団になっているという。

飛行するロシア軍のヘリコプター(ロイター)© 東スポWEB

ロシアによるウクライナ侵攻はウクライナ軍の反転攻勢で、ロシア軍が兵力不足に陥っている。補うためにプーチン大統領は、刑務所に収監されている囚人を兵士としてスカウトしている。新興財閥オリガルヒのエフゲニー・プリゴジン氏がトップとされる民間軍事会社「ワグネル」が囚人をスカウトし、2週間の軍事訓練後、最前線に送られ、6か月間、戦えば恩赦を与えられるという。このワグネル傭兵部隊は〝プーチンの私兵〟とも呼ばれ、中には38人を殺し、終身刑となっていた男もいる。

しかし、英エクスプレス紙は17日、「徴兵された囚人兵士が脱走し、武装犯罪を続けている」と報じた。囚人スカウトプランはもちろん、脱走すれば処刑するという厳密な条件付きだ。それでも、プーチン氏が囚人を兵士にする策略は、裏目に出たようだ。脱走兵が続々と出て、武装強盗団となり、ロシアをうろついているそうだ。

NBCの主任外国特派員リチャード・エンゲル氏はツイッターで「ウクライナ軍の将校は『恩赦と引き換えに兵士となった何百人もの囚人兵士がウクライナの戦場に現れた』と言っている。ただし、『何人もが武器を持ったままAWOLとなり、ロシアに戻って犯罪を行っている』とも」と書いている。AWOLとはアブセント・ウィズアウト・リーブの略で、脱走兵という意味だ。

My opinion

臨界状態を起こすには緻密な計算の上に成り立つ状況を作り出す技術力があって初めて核爆発を起こす。少しでもタイミングが狂うと核分裂は起きるが核爆発の威力ある現象が作り出せないと考えられる。臨界状態を作り出す火薬が劣化して機能しないことも十分考えられるのである。ロシアの核兵器の恫喝は機能しない劣化した兵器を恫喝するための道具でしかない。
核兵器の保守管理できる個数には限度があるので6000発の核兵器内の火薬の劣化の保守管理は大変難しいと考えられる。1991年のソ連から引き継いだ兵器は31年も経過して火薬の劣化も相当進んでいるのであろう。そして、ウラン235の半減期などで劣化の進展具合によっては計算上の核分裂が起きない可能性がでるであろう。核兵器の劣化したウラン235の濃縮作業は分解しないと出来ないと思われる。今回のロシアが使用した兵器の失敗率60%という記事が掲載された。これから分かることは、品質管理に問題がある。当然、核兵器の管理における品質管理も同様である。期待するほどの機能を持つ核兵器であるかは甚だ疑問である。どんとはれ!

参考資料・参考文献

ロシア、イラン製兵器に依存 キーウ攻撃で無人機、ミサイルも輸入か (msn.com)

ロシア軍が兵力不足のため囚人をスカウトも…続々と脱走し強盗団化 (msn.com)

ウラン濃縮 - Wikipedia

政治講座v182「ロシアの兵器の正確さと核兵器の老朽化:不発弾化(ウランや火薬の劣化)ロシアの核兵器は無用の長物か」|tsukasa_tamura|note

政治講座(物理講座v46)v172「核兵器は放射性物質の半減期(自発核分裂)と火薬の劣化により不発の可能性、それは屁の突っ張りと化す」|tsukasa_tamura|note

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