つぐソン@可笑しな日本語

日本語が好きです。 ちょっとシステマティックかと思いきや思考放棄したんちゃうかってくら…

つぐソン@可笑しな日本語

日本語が好きです。 ちょっとシステマティックかと思いきや思考放棄したんちゃうかってくらいテキトーになったりして好きです。 主に日本語についての動画、それに関する捕捉文章、時々日本語に関するレポート、たまにエッセイ的な感じで日本語関連中心にやってきます。 好きな漢字は「錦」

マガジン

最近の記事

『前向きロケット団!』に学ぶ

はい!反省会はじめーっ! ざっと振り返って見ましょ 今日の戦いを あそこですりゃよかったニャ  これはアニメ『ポケットモンスター』で、過去にエンディングテーマとして使われた曲『前向きロケット団!』の一節である。この部分は、ロケット団という悪役が今日もボコボコにされて、アジトで反省会をするという内容となっている。  私も若いながらに数年前の、下手すれば十年以上前の「あそこでああすりゃよかったニャ」を反省することがある。理不尽に責め立てられた小学校六年生のあのとき、反論材料は揃

    • カジュアル書き言葉における読点の可能性

       大井町にあるラーメン屋『越後つけ麺 維新』というお店に行ったときにこんな文言を見つけた。 一番上の行を見ていただきたい。 当店の麺はコシヒカリの米粉の特性を活かすために作られており熱盛より、冷たい麺が絶対おすすめです!  なんだか違和感のある文に見えないだろうか。と言いたいところだが、そういう話をする前に言っておかなければならないことがある。私は別にこのラーメン屋さんの言葉遣いが間違っているだなんて言うつもりは一切ない。日本語の間違いを指摘していると誤読されても困るの

      • 結構科学的態度って実生活でも役に立つもので。 判断を急がない、まずは疑う、反例が出たら自分の意見を再検討するみたいな。 もっとも、感情的な人間には理屈っぽいとか捻くれてるとか余計なお世話を焼かれますが。

        • 再生

          シュールな新遊び:助詞交換【ゆっくり解説】

          たった一文字違うだけで意味が変わる。 そんなことをまあくだらない遊びを出発点として考えてみる動画です。 ただ、この辺の話は結構ややこしいです。 はっきり言って私も全然理解できていない分野でもあります。 理解できていないからこそ面白いというのもあるんですけどね。

        『前向きロケット団!』に学ぶ

        マガジン

        • 気まぐれエッセイ
          6本
        • 日本語母語話者的感覚
          6本
        • YouTube動画
          15本
        • お笑いエッセイ
          3本
        • 気まま漫才
          3本
        • 厨二病こそ漢字を勉強してほしい
          2本

        記事

          再生

          言語学という科学~これそれあれ指示語の違い~

          科学は物理学や化学だけではありません。 言語学や宗教学、哲学なんかも当然科学です。 本来なら社会学も科学なのですが、なんだか怪しい連中が社会学者を名乗っているのも事実ですね。 という話はさておき、今回はこそあどについてです。 普段自然に使っている「これ」「それ」「あれ」という指示語が指す本当の意味を解説しました。 カジュアル科学的態度で考察するような形で解説しております。 科学とは疑いと反例と洗練の連続です。

          言語学という科学~これそれあれ指示語の違い~

          再生

          夢~特にメッセージ性のない物語~

           特に何かを主張したり、なにか書き残しておきたいことがあったりするわけではないが、今朝ちょっとストーリーのある夢を見たのでせっかくだから書き記しおきたい。別にこの物語に何か私の気持ちが代弁されているとかでもない。個人的に占いとかの類いは全般的に好きではないので夢占いがどうこうとかでもない。ただ、面白い夢をみたからそれを書き記すだけである。  舞台は三重県某所。ベネツィアで開かれた水泳大会に参加したとか、帰りの電車で飛鳥凛に命を狙われたとかいうプロローグもあったがそれは物語に

          夢~特にメッセージ性のない物語~

          再生

          時代の最後端へ~尺貫法と関連する日本語~

          メートル法に喧嘩を売ります

          時代の最後端へ~尺貫法と関連する日本語~

          再生

          Aマッソ勝つと思っとったんやけどな…。 挑戦的なネタってやっぱり評価しづらいものもあるからね。 だからといってゆりやんや吉住、審査員を否定するのはそれは違うよな。 審査方法に疑問はあることは否定しないけど、それもフォーマットやしな。

          Aマッソ勝つと思っとったんやけどな…。 挑戦的なネタってやっぱり評価しづらいものもあるからね。 だからといってゆりやんや吉住、審査員を否定するのはそれは違うよな。 審査方法に疑問はあることは否定しないけど、それもフォーマットやしな。

          私のお笑い遍歴

          ~小5の12月(2007年)お笑いというものが面白いんだなと漠然としか認識していなかったとき。 エンタの神様全盛期。 その時の好きだった芸人は以下の通り。 ・小梅太夫 ・小島よしお ・波田陽区 ・KICK ・ですよ。 あまり記憶にないが、いわゆるエンタネタが好きだった時代 小5の12月~小6(2007~2008年)M-1を見てしまったことによりエンタネタを卒業、漫才の面白さに気付いたタイミング レッドカーペット大好き時代 ・ライセンス ・NON STYLE ・フットボ

          井本井上になった日

           私が漫才を初めて人前でしたのは小学五年生の時だった。年末の全校集会だったか6年生を送る会かなんかだった気がする。もはや細かい事は覚えていない。私はこの時ライセンスの漫才を見て、漫才の世界に引き込まれたばかりであったのだが、それはまたこっちのお話。  上記のような経緯で漫才の世界にのめり込んでいたのだが、丁度その頃6年生を送る会だったかなんだかの出し物募集がされていた。これだ、と思った。とりあえずその時一番仲の良かった友達を誘って出し物の応募をした。これが人生初の漫才をする

          井本井上になった日

          主犯:ライセンス、共犯:NON STYLE

           「どぅーどぅーだーだどぅーどぅどぅーだーだーどぅーどぅーだーだだスタンガン」 「嫌や言うてんねん」  こんな愉快な世界の住民票を取得したのは2007年、M-1グランプリ2007決勝直前にやっていたM-1グランプリ2006の再放送を見たときだった。  小学五年生くらいの頃、エンタの神様全盛期だった記憶がある。仲のいい友達同士で好きなお笑い芸人ランキングみたいなのをつけて遊んでいた。エンタがお笑いの全てだったときの周りの人気といえば、小梅太夫、桜塚やっくん、ですよ。、小島よし

          主犯:ライセンス、共犯:NON STYLE

          漫才:詭弁のガイドライン

          B:いやあ、人間の完全な平等を実現するには全人類滅ぼすしかないね。 A:ほんまやわ。死ほど平等なものはないで。 B:死は万人に平等に訪れますからね。全員が全員平等に死して初めて平等が実現されると思うわ。 A:誰にでも平等に明日が来るんやなかったら全明日をなくしてしまうのが平等やわ。 B:そんなことより聞いてよ。最近ジョーズ見てさ。めちゃくちゃ怖くなったのよ。 A:ああいうの見ると襲われるんちゃうかって海行くのちょっと怖なるよな。 B:そんなビビり方は2年前のあの日

          漫才:詭弁のガイドライン

          妄想する言語

           神、幽霊、死後の世界、各種占い、くだらなさ過ぎて嫌いだ。フィクションとしてそういう存在を楽しむのは大好きだが、現実に存在すると本気で押しつけてくる人とはおそらく仲良くなれない。自分の信条として勝手に持っていてくれる分には別に気にしないが。  神、幽霊、死後の世界、各種占い…そんな各種オカルトが存在しないのは自明なのだが、どうしてそんなものを生み出せるようになったのか考えてみると結構面白い。私は言語学の人間なので、言語との関連からそういうことを考えてみたい。  人間の言語

          再生

          やれば書ける!読めるけど書けない漢字【ゆっくり解説】

          漢字書いていますか? 私は打ってます。 書いていません。 おかげで読めるけど書けない漢字は増えています。 自戒

          やれば書ける!読めるけど書けない漢字【ゆっくり解説】

          再生

          日本語しかわからなくても問題ない

           「日本で暮らすから英語なんて必要ねーし」英語の苦手な中学生が言いがちな言葉。基本的にこれは英語の成績が悪い人間の苦し紛れの言い訳ですよね。ええ、英語が苦手だった私も言いました。でもこれ、意外とこれ侮れない言い訳でして。というのも、日本国の公用語は日本語のみで、基本的にどこに行っても誰とでも話が通じます。方言的要素で一部わからないとかはあれど、岩手県から大分県に引っ越しても一からその地域の言語を勉強しなければいけないレベルではないですよね。琉球諸語やアイヌ語に関してはまた別な

          日本語しかわからなくても問題ない

          優しさは非合理だが

           別に私は他人に優しくするつもりなど毛頭ない。他人に優しさを期待することもあまりない。店員さんなんかとはただの売買契約を結ぶ相手に過ぎない。店は財を提供する対価として金銭を受け取り、私は金銭を渡して店側から財を譲ってもらう。そこに上下関係などない。でも、店員さんは私に敬語を使うし、商品の取り扱いの有無を聞けば優しく教える。対等な契約関係である以上そんな必要はないはず。他店との競争があるから売買契約にない無賃サービスの質を上げているという側面もあるのだろうがそれはまた別のお話。

          優しさは非合理だが