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ビッグデータが真に役に立つ近未来

あらゆる保険のサービスに反映される近未来が訪れようとしている。ビッグデータというと私達の日常生活から遠くかけ離れた世界のようだが実用面ではまさに日々の生活に欠かせない素晴らしい未来が開けてくる。至近のテーマとして保険の料率が劇的に変貌することが予想できる。というのも現行の保険の料率は大雑把すぎてせいぜい年齢、性別、住所職業、学歴など僅かなキーを手掛かりに保険料が算出されてきた。これでは個人の自助努力はほとんど反映されすある意味では不公平となっている。たとえば、健康保険料で日々

    • 身近に潜むプチプーチンを探せ

      ウクライナ情勢は未だ終結の糸口も見えずヨーロッパ諸国も巻き込みかねない危険な状況ではある。さて、このような事態を引き起こした張本人はプーチンである。そして、彼の本質に迫れば迫る程我が身の身近に彼に酷似したヒトの存在に驚かせられるばかりである。プチプーチンの存在である。では、どのような要素がプチプーチンになるか考えてみる。まず、独りよがりで周り構わずの身勝手な振舞いに着目してみる。このようなヒトはすぐ身近によく見受けられるのではないか。つまり、極当たり前のことを平気で振舞い本人

      • これからの上司と部下の関係

        モノを製造する時代からサービス(ソフト)を提供する時代に大きく転換する際に従来の上司と部下の関係にも異変がみられてきた。モノを製造する産業では巨大化が最大のコストダウンに繋がることから組織も巨大化し上意下達がいかにスムーズにいくかが使命であった。ところが、時代はサービス(ソフト)の提供へとシフトしていくことによって部下と上司の関係が大きく転換してきたことがわかる。なぜならば、ソフト(サービス)の時代では現場でのでサービスの質が問われるので上意下達では間に合うものではない。した

        • 裏金問題の審議は司法の場である裁判所に移すべき

          政治倫理審議会が開かれたが予想通り何の進展もなく無駄な時間稼ぎに終わってしまった。もとより、行政府ないし立法府の問題を自身で解決できるはずもなく自浄作用があるならこの手の悪事が起こるはずもないのである。この際、三権分立の原点に戻って司法府の判断を試してみてはどうであろか。司法府も同じ穴のムジナであることは頑なにないが一度踏み絵を踏ませ、その本心を確認しておく必要がある。もし、司法府が真正面から立ち向かわす逃げの口上で「この問題は司法の場には馴染まない」として門前払いするような

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          月世界は介護サービスのパラダイス

          いよいよ月への旅行が現実のものになろうとしている。2030プロジェクトでは一般人の月旅行を想定している。介護サービスのうち、リハビリテーションについては地球の重力の1/6になる月世界は魅力的である。宇宙開発が現代の地球上での資源獲得覇権争いに陥らないように正しい方向性を予め見据えていく必要がある。これはとりもなおさず月世界の開発を世界平和のモデルケースとして展開する大きな目的がある。世界の高齢者のための介護サービスをシンボルとして世界の国々や人々が協力していく大切な試金石とな

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          株式投資は植林事業のようなもの

          株式投資と聞くとすぐ博打、リスク、どの株が上がるかなどあまり人聞きのよいことはない。どうも、株式投資について本質を深掘りしなかったり取り組みが悪かったりしたのではなかろうか。 では、どう捉えたらよいか。一言で言えば「植林」である。代々世代を越えて親から子へ子から孫へと引き継いでいくビジネスモデルだということである。たとえば、戦前は鉱山や繊維会社が隆盛であった。戦後まもなくは重工業が、高度成長期には電機、精密機械が株式相場の中心であった。さらに、バブル期にはコンピュータ関連が人

          株式投資は植林事業のようなもの

          不動産の価値はインフラ次第

          最近、不動産バブルの再来かと価格の急騰が騒がれているが、さて、長続きするものかどうか。長い目でみれば不動産はモノでありモノの価値は限りなく原価に近づくという時代の潮流に対して現今の不動産の価格急騰をどう解釈したらよいだろうか。 ここて、ヒントになるのが不動産の立地であり周辺のインフラである。ことに、インフラがクローズアップされてきた。なぜならば立地は昨今のコロナ禍でIT活用にて時間と空間を越えて活発に経済活動を展開できることに気づかされてしまったのでさほど重きを置く要件にはな

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          懐かしい駅弁大学

          戦後、全国に新制大学が雨後の筍のように乱立していった。いわゆる大学のインフレである。名付けて「駅弁大学」という。戦前は大学と言えば旧帝国大学に限られその価値と品位は人々の憧れであった。それに反して駅弁大学はひたすら学生の数を増やし大衆化の道を歩んできた。女性に大きく門戸を開いたおかげで女子大生亡国論まで語られることになった。ある意味では国民の教育レベルの向上に寄与したことは事実であるが一方では大学の価値の低下と品位の崩壊を招いてしまった。今一度、大学の再建に知恵を絞り日本の将

          懐かしい駅弁大学

          最近のファミレスは歌を忘れたカナリア

          ファミレスに限らず外食チェーン店では卓上端末から注文したり、配食にロボットを使ったり、会計に無人精算機を導入してほぼ非対面の会話のない店舗を理想として運営していく傾向にあるようである。本来、「レストラン」は食事を楽しむ場であるのにいつの間にかブロイラーの如く給餌する場に変貌しようとしている。ともすれば、入店から退店まで一言も店スタッフと会話せずということがある。レストランのようなセルフスタンドである。それにしては随分金額の高さに驚かされる。いらっしゃいませもなければ、ありがと

          最近のファミレスは歌を忘れたカナリア

          狂ってしまった政治家の倫理

          安倍元総理に端を発する「嘘をついて誤魔化す」「ヒトの噂も七十五日」という悪習が政治家の常識となってしまったことに日本の将来に憂いを感じるのは私だけであろうか。むろん、全ての源が安倍元総理とは言わないがあまりにも露骨に横暴な振舞いには目を覆いたくなる。 まず、政治家は国民のためにさらには世界の平和のためにそして人類の将来のために指針を示し実現する具体化な実践能力が求められる。この観点から現今の政治家に誰が該当するかかなり困難な問題である。 では、いかなる理想の政治家であるか。そ

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          清く正しく美しくの現場は介護に見つけたり

          清く正しく美しくとは宝塚歌劇団の有名なフレーズだが介護サービスの現場はまさにこのような現実がリアルに体験できる。 ご利用者は認知症を患っている方々がほとんどなのでその発言内容は建前より本音が多いことに気がつく。そこで、建前の言動が全てであった社会に忽然と本音に向き合うと多少戸惑いも覚えるがこれが心地よい。ヒトの原点である本音には生きた血の通う素敵な実感がある。まったく建前の言動とは異なる素晴らしい社会である。一度この心地よい世界に踏み込むと忘れることができなくなる。この魅力こ

          清く正しく美しくの現場は介護に見つけたり

          世界をリードするオピニオンリーダーを産みだす背景

          人類の将来を考えると世界的というよりもさらに広い視野に立ったユニバーサルレベルの思考が希求されている。本来、このような模索は「大学」に求めたいところだが昨今の大学の現状をみる限りそれどころではないと言わざるをえない。ならば草の根作戦で国民が総力を挙げてこの問題解決に向けて模索していくことにするのはどうであろうか。 ことに、日本は超高齢化者社会に世界の先進国に先駆けて突入しているので早急な方向性を明確にしていく必要がある。 さて、世界をリードするオピニオンとは具体的に何であろう

          世界をリードするオピニオンリーダーを産みだす背景

          2024年ドライバー不足問題

          ドライバー不足問題がにわかに騒がれる昨今ですが本当にドライバーは不足しているのだろうか。 まず、目の前を走る車の乗車率や積載率はどの位であろうか。 およそ3割程度、自家用に至っては2割にも満たない1人乗車である。トラックに至っては荷物の積載なしが多く見られる。これでもドライバー不足と言えるのであろうか。 どうやらドライバー不足ではなく、車が多すぎるが本質ではないだろうか。 もっと効率的に車の運用を図れば十分ドライバーは間に合うはずである。乗用車は自家用営業用を問わず相乗りの促

          2024年ドライバー不足問題

          介護ビジネスの将来像

          介護福祉サービスは医療看護ビジネスの裾野サービスとして芽生えてきた経緯からどうしてもビジネスとしての一人立ちまでには相当な準備が必要かと思われる。ます、国の提案する介護保険制度をたちきって自費サービスに転換していくことが大切である。国の介護サービスではご利用者の希望する選択肢が少なく浅いのとスタッフの賃金が時給1000円程度と人材とおぼしき人物は到底望めない。現状何とか介護サービスが機能しているのは優秀な人材のボランティアに頼っているだけという情けない現実である。国はいつまで

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          日本のモノ作りを支えてきた品質管理を軽視する企業に天誅

          戦後日本は1950年の朝鮮戦争をバネとして世界の工場といわれ激的な復興を遂げた。しかし、あまりにも爆発的な製造量拡大に「質より量」が優先され世界中から「安かろう悪かろう」と粗悪品の日本製品と批判された。そこで国策として品質の向上を早急に成し遂げることになった。時期は1960年代となり品質管理を製造大企業を中心に導入されることになった。もっとも有名なスローガンが「デミング賞を受賞しよう」であった。デミング賞とは品質管理の推進に当時優れた貢献をなしたデミング氏に因んで付けられた優

          日本のモノ作りを支えてきた品質管理を軽視する企業に天誅

          義理と人情は紹介に結実する

          義理と人情は渡世人の常識と言われて久しい。しかし、この常識は処世術にも通じ古今東西洋の東西を問わず共通して利用できそうである。たとえば、人生の師匠を自らの信頼できるヒトに紹介することは当然であり、恩に報いる自然の行為である。したがって、紹介に結実することはまさに義理と人情の実践に相当する。最近、どの分野にでも見受けられるリーダーが義理と人情に欠ける人間が多く世の中の発展に足手まといになっている。ことに、政治家や有名大企業のトップに立つ人間に限って多いのには呆れ果てている。たと

          義理と人情は紹介に結実する