ビッグデータが真に役に立つ近未来

あらゆる保険のサービスに反映される近未来が訪れようとしている。ビッグデータというと私達の日常生活から遠くかけ離れた世界のようだが実用面ではまさに日々の生活に欠かせない素晴らしい未来が開けてくる。至近のテーマとして保険の料率が劇的に変貌することが予想できる。というのも現行の保険の料率は大雑把すぎてせいぜい年齢、性別、住所職業、学歴など僅かなキーを手掛かりに保険料が算出されてきた。これでは個人の自助努力はほとんど反映されすある意味では不公平となっている。たとえば、健康保険料で日々健康に留意し少しの体調異変にも丁寧に対処している人と暴飲暴食だらし無い人と同一保険料では納得できない。このような矛盾に応えてくれるのがビッグデータの活用である。個人の体調を時系列で把握し食生活や運動機能のデータを取り込んで料率を算出できるようになる。もちろん、従来のクラシックコンピュータではなく量子コンピュータの実用化も視野に入れて大きく近未来の社会が変容していくことが伺われる。

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