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summaron 35mm f3.5

残暑が厳しい9月も半月が過ぎようとしている…
この夏の後半はモノクロ一択の生活になっています。

それも、久しぶりにleica typ701でスナップしようと
持ち出した夕方。夕立が迫っていた空に向かってf8でとった1枚。

このタイトルの写真は私の中で衝撃的な1枚になった。
何も編集してないこのモノクロは、サンハンズマロンの魅力が
発揮されたとPCで確認した時に思った。

モノクロ時代で、ズマロンはこの写真を撮るまで、
カラーばかりで撮っていた。

f3.5でふんわりとハイライトが滲むズマロンに気に入っていて
絞った時はどうなるのか?と思ったのがきっかけ…


滲むハイライト
解放はやわらかい

絞ると.…


建物は暗めになって絞る程、何とも言えない表情に…

少し危険で、感情的。 解像してはいるけど階調の良さが際立つ
そんな印象で写欲があがる…


黒潰れしていても好きで、むしろ暗い位が今の気分。

ズマロンは、これが本来なのかと…

m10pでなくtyp701だと1.5倍クロップなので、52mm程度

35mmでも試してみようと思いますが、
しばらく持ち歩いてみました。

夕方の絞った写真は特に楽しく、カラーでも…


夕焼けが奇麗になる季節にまた違った表情を魅せてくれる
ズマロン。


色んな表情を魅せてくれるレンズでとても楽しい。

古く個体差もあるし、特別極上な1本でもないけど
長い付き合いになりそうだと感じましたね(笑)

究極の1本は恐らく決められない…

ズマロンに興味のある方は是非。オススメです。


今回は全て撮って出しです。
ピントが合って無くても、雰囲気で押し切ると
成立してしまうのだとも思いました。

最後までありがとうございます。


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