見出し画像

バスケを京都の文化に!~4年ぶりのBリーグ観戦で感じた確かな進化~

僕は今、京都でLaughterというコーヒーショップを運営しています。

先日、約4年ぶりにBリーグ観戦に行ってきました!
舞台は京都市右京区のかたおかアリーナ京都。

京都ハンナリーズvs名古屋ダイヤモンドドルフィンズの一戦は、後半に主導権を握った名古屋の逆転勝利!
悔しい敗戦になりましたが、水曜日のナイトゲームにも関わらず4000人近い観客が集まったアリーナの熱気はとてつもないものでした。

僕が初めてBリーグ観戦をしたのは2018年3月のこと。
バスケ好きの知り合いに誘われての事でした。

その当時、僕はバスケットボールが嫌いでした。
体育の授業でバスケの時間が苦痛だったからです。

ボールは固くてすぐ突き指するし、背の低い僕は全然シュートも決まらない。
ルールも複雑で、バスケ部のやつとマッチアップしたら全く歯が立たない。バスケのアメリカンでおしゃれな雰囲気も苦手で、自然と距離を置いていました。

「バスケかぁ」
最初はそう思いましたが、せっかく誘ってもらったので行ってみることに。

すると、選手たちの高い技術・テンポよく得点が決まっていく気持ちよさにどんどん虜になっていきました。
一番心奪われたのは応援。僕が大好きな野球は応援エリアと一般の観戦エリアの空気感がはっきり分かれています。
各選手や状況に応じて応援歌が作られているので、覚えるのは結構大変ですが、そのことによって仲間意識が生まれている感じもあります。

一方でバスケの場合は、応援が簡単な手拍子とかなので今日初めて来た人でも応援に参加できるスタイル。
野球などとはまた違ったアリーナの一体感に僕は心奪われました。

初回のバスケ観戦ですっかり心奪われた僕は、いつの間にかBリーグを追いかけるようになり、時間があればバスケ観戦に足を運ぶようになりました。

京都ハンナリーズのファンクラブにも入会し、友達を誘うようにもなりました。
その後、コロナの流行とお店をオープンしたことで生での観戦は中々できなくなってしまいましたが、ネットの配信サービスなどで試合は常に追いかけていました。

そんな中での先日の試合。
4年ぶりのアリーナ観戦は言葉に表せないくらい最高のものでした。

その一番の要因はアリーナの大歓声。
一つ一つのプレーに地鳴りのような歓声が上がっていました。
水曜日の夜にも関わらず4000人近い観衆が集い、大きな声援を送る光景は圧巻でした。

振り返れば…
ハンナリーズは長年集客に苦戦していました。
僕が初めて足を運んだシーズンは年間の1試合平均は2000人程度。
アリーナを満席にすると4300人ほど収容できるため、かなり空席が目立っていました。

千葉や宇都宮、琉球など人気クラブが超満員のアリーナで試合をしている様子をただ羨ましく見ていました。

更に、成績の低迷とコロナによる収容制限で観客数は減少…
「京都で満員のアリーナを見ることはできないのか…」

そう思っていた矢先に飛び込んできたBリーグのリーグ改革のニュース。
世界最高峰のリーグを目指し、成績だけではなく売り上げや観客動員数が新リーグの加盟条件で最もランクの高いBプレミアに所属するにはホームゲームの平均観客動員数が4000人を超えなければならないという条件が。

2022-23シーズンの平均観客動員数は約2700人だったそうで、かなり厳しい目標では…
と思っていましたが、地道な広報宣伝活動をされていた成果もあり、ここまで平均4000人を超える観客動員数を記録しています。

夢に見た満員のアリーナに胸がいっぱいになりました。                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                 

「バスケを京都の文化に」を掲げるハンナリーズ。
新しいアリーナの建設計画もあり、今後京都のバスケ熱がさらに高まることも期待されています。

4年ぶりのBリーグ観戦で見た満員のアリーナに大きな希望を感じました!
バスケが京都の文化になるその日まで。
Go 京都ハンナリーズ!

この記事が参加している募集

スポーツ観戦記

Bリーグ

Bリーグの楽しみ方

with B.LEAGUE

もし記事を読んで面白いと感じていただけたら、サポートお願いいたします! コーヒーの勉強や書籍の購入に使わせていただきます。