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銭湯の常連さん同士はどうやって仲良くなるのだろう?

 僕は今、京都でLaughterというコーヒーショップを運営しています。

お店を構える京都市上京区・北区エリアは銭湯が点在しており、僕も月に何回か入りに行っています。
各銭湯ごとに設備が全然違うので、その日の気分に合わせて行く銭湯を決めています。

銭湯に行くと、必ずどの銭湯にも常連さんがいて、常連さん同士で言葉を交わしていることもしばしば。
微笑ましい光景だなぁといつも見ていましたが、ふと疑問に思ったのです。
「この人たちはどうやって仲良くなったんだろう?」と。

確かに、毎日同じくらいの時間に通っている方も多いので、自然と顔を合わせることになるのかもしれませんが、どのタイミングで声を掛け合うようになるんでしょうか?

「あ、いつも来てますよね…?」
みたいな感じで声を掛けるんでしょうか(笑)

うちのようなコーヒー店とかで、常連さん同士が何回か顔を合わせ仲良くなることはあるんですが、それはコーヒーと共に「会話」があるからこそ。

ですが、銭湯の常連さん同士は
「まいど!」「お先です~」
みたいな感じで、あまり言葉を交わすことはありません。

まるでそれが銭湯の流儀だと言わんばかりに、さっと言葉を交わしていきます。

ますます謎は深まるばかり。

でも、その光景は見ていて微笑ましいものです。
こういった形でも地域のコミュニティがあるということはすごく良いことだなと思っています。

急速に数を減らしている銭湯ですが、こんな時代だからこそゆったりとリフレッシュできる銭湯が末永く残り続けてほしいものです。


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