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【カフェ営業記】コーヒーデビューを応援するお店でありたい

僕は今、京都でLaughterというコーヒーショップを運営しています。

先日、僕の大好きなバスケットボールBリーグの島田チェアマンと3名の球団代表がキングコング西野さんのYoutubeチャンネルに出演されていました。

「ニシノコンサル」という企画の一環で、集客やVIP戦略、演出などそれぞれの悩みを抱える球団代表が西野さんに相談して新たな道を模索するというもの。

その中で、子供向けの集客策をもっと取り組んでも良いのでは?との話題が上がっていました。
それは、西野さんの「初めては更新されない」との考えに基づくものでした。あらゆる経験をする中で、初めての記憶は残る。でも、二番目以降のものはどんどん更新されていってしまう。
だからこそ、子供たちにもっとフォーカスを置いて
「初めてのスポーツ観戦」「初めてのバスケ観戦」という体験を充実させようというお話でした。

確かに、色んな事で人生の初めての経験を色濃く覚えている方も多いのではないでしょうか。

エンタメ体験とは少し色合いが異なるかもしれませんが、コーヒーショップを運営する僕にとっては、「初めてのコーヒー」とでも置き換えられるでしょうか。
確かに、その重要性は結構感じていて。

コーヒーって「大人の階段」のような飲み物だと思います。
ブラックでコーヒーが飲めたら一歩大人に近づいた。コーヒー屋でおしゃべりをするようになったらちょっと大人っぽい。

僕も、人生で初めてスタバに行った時に大人に一歩近づいたようなワクワク感がありました。

「コーヒーを飲むのはほぼ初めて」
「自家焙煎店に来るのは初めて」
「お店でコーヒー豆を買うのは初めて」

うちのお客さんにも色んな「初めて」があるんだと思います。
そんな方に「コーヒーっていいね」と思ってもらえるようなお店であるべきだと改めて思いました。

そして、「初めて」という点では、親御さんに連れられてきたお子さんが楽しめるメニュー展開も考えていこうと思います。

様々なコーヒーデビューをそっと応援する。
そんなお店でありたいと思います。

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