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"生きているってどういうことか"に立ち返れば、どう生きるかは見えてくる。

いのちにとって大切なことは
成功でも正しさでもない。

どうしてか気がつかないうちに、「うまくいく」ということが大事なことのように思えていることがある。
もはや誰の目を気にするとかでもない、「うまくいく」ということ、時間にしろお金にしろ、がっかりする気持ちにしろ、何も失うことがないことが「良いこと」のように思えて、何かしらの失う要素があるだけで、ぱあ!っと明るく走り出そうとした気持ちを引き止めそうになることがある。

だけどやっぱり、自分でもよくわかっていることで。
正しさも、うまくいくことも、もちろん他者からの評価も、いのちという観点で見たら大したことじゃない。

ほんとに、よく思う。
「死ぬ」ということを考えると、本当に、うまくいったことも、成功したことも、何も残すことなんてできない。自分自身の中に持ち続けることも。
じゃあやっぱり、いま生きていること、生きているこの時間に価値があるんだって。

なんとなくだけど、うまくいくとか、正しいとか成功って、積み上げるためのもの、未来とか誰かとか、外側や先の未来のためのものな気がする。

だけどどんなに積み上げたってそれはほんの何十年のことなら、そして積み上げ続けることはできないし、残したり持ち続けたりもできないんだから、やっぱりそんなにこだわらなくても大丈夫なんだな、と思う。

じぶんの心で生きること
心の中になにを映すのか
心に何が生まれるのか
それだけが一番大事

それすらも永久に保存することはできないけど

生きている時間のあいだ
一瞬一瞬心になにかが生まれて
消えて
また新しいなにかが生まれて
また消えて、生まれて
その繰り返し

そんなにいろんなことを抱え込めない
生きて時間が過ぎるだけの透明な存在

でも一度生まれたなにかは完全に無くなることはなくて、少しずつ少しずつ、何かが心に染み込んでいって
透明だけど、自分だけの、あなただけの、その人だけの、透明になるんだと思う。

そんな心で死ぬまで生きて
最後にどんな透明な心になるのか
すごく楽しみ

生きているといろんなことがあって
些細なことほど重大で
迷ったり悩んだりするけど

そういう透明な心のことを思ったら
なんか、大事なこと、さよならすること、ちゃんとわかるだろうし、きっと楽しくやっていける。


***


8月31日は、なんだか特別な日のように思えて、こんなことを書きたくなりました。

誕生日が8月なせいか、夏休みというものの影響なのか、8月が終わるというと、なんだか人生の章が変わるような感覚になる。それになんだか年末がうっすら先に見えてきて、終わりが見える切なさもちょっとある。

まあ単純に、季節の変わり目の風が好きというのもあります。まだ暑いのに、海の匂いまでするのに、なぜか秋を感じさせる風とか。

で、なんだかそんな日だったので、今日は一番大切に思ってることを、言葉にして残しておきたかったのです。

いろんな、生き方とか幸せとか、自由に!とか日々楽しんで探究する気持ちがあるけど、究極は、こんなふうに思ってる
ってことを、ちょっと確かめたくて。

noteを読んでくださってる方、いつも本当にありがとうございます!
もっと楽しんで、学んで、書いていきます〜!

読んでくださり、本当にありがとうございます🌷 スキやコメントでつながってくださったら、さらにとっても嬉しいです! サポートをいただいた場合は、心を動かす体験に代えて、文章を書きます。