シャットダウン・リチュアル
社会に出てまもない20代前半のころ、上司から言われた課題や作業をこなすだけで精一杯の日々を送っていました。
仕事に追われるという点では今もそれほど変わらないのですが、社会経験がない分、そのしんどさはかなり大きいものになります。
余裕がない中で行う仕事はあまりいいものではありませんし、仕事のクオリティーも下がってしまうことにもつながってしまいます。
よりよい仕事を行うために、今回は余裕を持って仕事に臨む方法について書いてみます。
シャットダウン・リチュアル
よい仕事をするためには体調管理が不可欠であり、そのためにはまず良質な睡眠を取る必要があります。
寝る直前に食事をしてはいけない、スマホを見てはいけないなど、睡眠の質を高める方法はたくさんありますが、なかなか思うようにならないこともあることでしょう。
でも、【明日の予定や不安に感じていることを寝る20分前に考えて書き出す】ことで睡眠の質を高めることができるようになるとしたらどうでしょう。
この方法ならわりと簡単にできるのではないでしょうか。
不安も予定も明確にする
心配事があるときってなかなか眠れなくなってしまうかと思いますが、それは【やるべきことが明確になってない】ことが原因として挙げられます。
心配事が頭から離れない状態が続いてしまうと脳が何度もそのことを考えてしまうようになり、いつになっても休めないようになってしまうんです。
スマホのアプリがバックグランドで動いていると電池が余計に消費してしまうように、脳もしっかり休めないと身体も疲れてしまうということですね。
この状態を【リハーサルループ】と呼び、記憶の定着もできないし、ひどくなると不眠症にもなりかねません。
しかし自分の中にある不安ややるべき予定を1日の終わりに紙に書き出すことによって、そのことをクリアにさせることができるようになります。
予定を書くことは思考の整理にもつながりますし、当日も素早くその予定に取り掛かることができるようになりますので、思いつくままに書いていきましょう。
寝る前の儀式を決める
予定を書くだけでなく、自分なりの寝る前に行う儀式を決めておくことも重要です。
激しい運動や消火に悪いものを食べることはあまりおすすめしませんが、なにか落ち着かせる作用がある行動を取るといいですよね。
読書をしたり、ストレッチをしたり、方法は人それぞれ違って当たり前ですし、【これをやれば必ず寝つきがよくなる!】というものもないですからね。
また、仕事やライフスタイルによって、どうしても夜更かししなきゃいけないときもあれば、おなかがすいて夜食を採ったりすることもあるはずです。
そんなときも【自分は意思が弱い人間なんだ…】と落ち込む必要はないと思うんです。
自分なりのルーティンを決めて、常識はずれのことをしなければいくらでもリカバリーできますからね。
自分も寝る前にご飯を食べることが多いのですが、そういうときは野菜中心の軽めなメニューにて調整しています。(胃腸が弱いので揚げ物みたいな重たいものは苦手です。)
自分なりに調整していき、どんどん行動していきましょう。
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