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接客職人・上田|土屋鞄の〇〇職人 #2

土屋鞄の中には、様々な職人がいます。ランドセルや鞄をつくる職人はもちろん、修理をする人、イベントを考える人、お店で接客する人、フォトグラファーなど……。
いろいろな分野でいわば「職人」のように何かを極める人は、どんなこだわりをもって臨んでいるのでしょう。これまでのいきさつや仕事風景を紹介する、連載「土屋鞄の〇〇職人」を始めます。

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大人用鞄とこども用ランドセルを展開している土屋鞄では、それぞれ店舗が異なります。
大人用鞄の販売を担当した後、現在はランドセルを取り扱う童具店・横浜の店長としてご案内に勤しむ接客職人・上田を、今回は紹介いたします。
日々の接客の中で印象に残ったことや、スタッフ間のコミュニケーションについて話を聞きました。

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ー最初は大人用鞄の担当だったんですね。

そうですね。大人用鞄の店舗では、取り扱う鞄や小物の種類がたくさんありました。だから、シリーズでそろえたい方や定期的に来店されるお客様と関係を深めていくようなシーンが多かったんです。
それに比べて、ランドセルは1人に1つ。お客さまと1度切りのコミュニケーションになることが非常に多いです。大事な節目の贈り物なので案内する側としても責任を感じますが、やりがいもその分大きいです。最初は興味のなかったお子さまが真剣に選んでくれていると、気持ちが伝わったように思えて嬉しいですね。
もちろん、ご検討を重ねられる方や、ワークショップにご参加いただいている方など、複数回のご来店も大歓迎です。

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ー土屋鞄で働き始めた時、印象に残ったことはありますか?

最初は買う側として土屋鞄を知ったんです。友人に革小物をプレゼントしようと思い店舗に足を運んだら、店員の人あたりがとても柔らかく、お店の厳かな雰囲気に対して印象的でした。人見知りなのでベタ付きされたら嫌だな......とちょっと思っていたんですが、過不足ない間合いで。
縁があって入社した時に驚いたのは、こんなに印象の変わらない会社ってあるんだな、ということ(笑)

ーというと?

客として感じたスタッフの柔らかい雰囲気が、中に入ってもそのままで、裏表がないというか。
店舗スタッフだけではなく本社とのやりとりも多いですが、どの部署の人も印象が柔らかいんです。工房やデザイナー、生産管理など様々なプロフェッショナルがいるので、もちろん皆個性は違いますが、大元の心の温かさに通ずるものがあるように思います。

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ーなるほど。そんな中、接客の現場ではどんな人が向いていると思いますか?

たとえ話すのが上手じゃなくても、人と接するのが好きな人が向いていると思います。スタッフ間のコミュニケーションがかなり多いことも、入ってから印象的だったことのひとつですね。
すごいなと思うのは、以前働いていたパートさんがもう一度入ってくれることがあるんですよ。気持ちよく働いてほしいので環境が良くなるよう努力はしていますが、実際に戻ってきてくれると少しはできていたのかなと思って自信になります。
今ちょうど5月末まで一緒に働いていただける方を募集しているので、もしご興味がある方がいらっしゃればご応募お待ちしております!
https://tsuchiya-kaban.work/recruit/part/randsel-shortterm/