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【レポート】SNS共創ワークショップで得た5つの学び

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我が生まれ故郷の名古屋で

SNSセミナー&ワークショップ

をやってきました。


お題は

”自社でSNSの立ち上げと運用をしたい”

自分にとっても「学びのある時間」だったので

概要をまとめます。


写真は改装中の名古屋市栄のテレビ塔。

新国立競技場が一部公開され話題の最中、

ひっそりと名古屋の中心でも作業が

進んでいるようです。


アジェンダはこちら

1.本プロジェクトの概要(目的とゴールの確認)


目的は「企業のブランディングや

問い合わせ増(CVR)」

そのための手段としてSNS活用の相談でした。

まずは自社の取り組みを

「自分ゴト化」& 共通言語化

してもらうことから始めます。


今までは「SNSの投稿術を伝えるセミナー」を

企業や自治体(岐阜県や東北)に向けて

やってきました。

今回の相談も社員教育の一環として

「話をしてほしい」とのことだったのですが

ただ伝えるだけではなく、

実践を兼ねる方がいいだろうということで

セミナー=インプット 
ワークショップ=アウトプット

の構成にさせてもらいました。


過去私がやってきたセミナーで一方的に

話をするだけでは、

実際に受講者がSNS運用で成果という責任を

負う必要はありません。


担当者が自社の取り組みを「自分ゴト化」して

SNS発信するためには私も率先して模範を見せ

伴走(伴奏)することが必要。

幸いにも地元名古屋の会社のために

「私もお役に立ちたい!」

そんな想いで私自身も「自分ゴト化」できる

プロジェクトになったのです。

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2.アイスブレイク(宿題の発表)


宿題は

「自己紹介と今まで感じた仕事のやりがい・

うれしかったこと」


仕事のやりがいはSNS運用にダイレクトに

響いてきます。

持ち回り制でSNSを運用してイヤイヤで

更新することほど苦になる作業は

ありません。

やりがいをそのままSNSに活かそうと考え、

まずはこの宿題を

考えてみてもらいました。

幸いにも皆さん宿題をしっかりやってきて

くれたのですが

実践してもらうために3つの工夫を凝らしました。

1.インプットとアウトプットを交互にしたこと
2.資料を事前配布したこと
3.2日間に分けて実施

人の集中力は45分程度が限度。

「詰め込み」と「発散」を交互にすることで

脳に刺激を与えました。

野球で例えればジグザク打線

(左打者と右打者を交互にすること)

スイマセン分かりにくいですね(笑。


また資料配布はあえて事前に展開しました。

「ネタバレにならない?」

という意見もあったのですが

50ページもの資料を見てもらえれば、

こちらの本気度も伝わるもの。

普段の業務から資料に目を通すことは

難しいと思いますが

誰かひとりでも

「おい!事前資料見た??量が凄いぞ」

とクチコミが生まれたらこっちのもの

(質ではなく量で本気度を伝える)。

本気度が伝われば宿題もやってきてくれるものです。


50ページもの資料なので初日は午後、

翌日は午前という構成に

させてもらいました。

これも初日で頭が SNSモードになって翌日を

迎えられたので脳がリフレッシュできて良かったと

思います

企業の合宿が「泊まり込み」で2日間でやるのも

頷けます。


3.インプット①(SNSトレンドと事例紹介)


さて、ようやく本題です(笑

ここではSNSメディアのトレンドと該当業界の

事例の話をしました。


ポイントは

ただの共有だけではなく、

どんな狙いがあって効果が出たのか

咀嚼して理解、そして自社に活かせるか考えること


SNSメディア動向はググれば簡単に手に入ります。

狙うターゲットに最適なメディアはどれかを見極める

今後どうなっていくかを定点観測しておくことが

必要。


アカウントの事例は業界に限らず私自身が

「いいな」と思う運用です。

何かのメディアが解説した記事ではなく、

自分がファンになった理由を

語れるようになるのが大事だと思います。


焼き直しの事例を羅列させるだけだと、

うっかり受講者に質問された時に

答えられなくなりますので、

ここでも「自分ゴト化」したインプットが

必要です。


幸いにも話をしながら質問が飛び交い、

インプットは非常に盛り上がりました。

宿題もしっかり考えてきてくれたことから

本気で SNSをやらなきゃ!!

という熱量をすでに感じることができました。


4.ワークショップ①(会社の強みを言語化&共有)

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最初のインプットを兼ねて初めての

発散=ワークショップに移ります。

ワークショップに関してはこちらの本が

非常に参考になりました


ワークショップは社員自身が感じている会社の強みを

1.個人で考えて付箋に書き出す。
2.チームで個人の付箋を模造紙でカテゴラズ
3.カテゴライズした強みを模造紙に張り出して発表


「付箋に書く手が止まっていたらどうしよう」と

正直不安だったのですが

すでにインプットの時点で参加者の熱量が

上がってきてのか

スムーズに作業が進みました。

ありがたや、ありがたや


ここまでが1日目の作業、2時間の予定が

3時間近くになっていてタイムスケジュールという

段取りの観点としては失格なのですが

大いに盛り上がり明日に繋げることができました。


5.インプット②(SNSの正しい使い方)


さてここからは2日目です。

事前に参加者の皆さんに展開していた資料では

前日の振り返りからワークショップ

の予定だったのですが

初日に反応のあったことや質問に答えるコーナーを

用意しました。


2日目が始まる直前に即席で作成したものとはいえ

「サプライズ」になり、

意欲も増してもらえたと思います。

これも初日に参加者が意欲的に

発言してくれたおかげです。


能動的になってくれたからこそより以下のような

実践的な話から始めることができました。

アンケート機能=マーケティング
イベント機能=集客効果
SNS広告=正確なターゲティング




特に名古屋という地域に特化した施策としては

SNS広告のエリアターゲティングが活用できるので

SNS運用&広告とセットで進められるのは

理想的です。


SNS広告の実践についてはこちら


6.ワークショップ②

(投稿考案&発表&プロジェクト名決定)


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本プロジェクトのメインイベント、投稿の発表です。

前日に会社の強みをチーム内で

共通言語化してもらいました。

共通言語にしたワードを元に

SNSの各メディアの特徴

(ブログ、画像、イベント機能、アンケート機能)

に合わせて投稿案としてアウトプットして

もらいました。


アウトプットの完成形として

ハッシュタグでプロジェクトないしはチーム名

として発表。


相当ハードルが高いワークショップかも、、、

と思いながらも前日にたくさんのアイデア(付箋)が

出ていたことから

投稿案も盛りだくさんになりました。


プロジェクト名についは近日公開できると

思うので乞うご期待ください!

7.振り返りと今後について

 

セミナーに限らず最後のまとめで振り返るのは大事

今回どこまでやりきって次に何をするのかと

締めないとせっかくのアウトプットも台無しです。


ということでこのブログでも

僕の学び5カ条のまとめ

で終わりたいと思います。


1.SNSセミナーは講義だけではなくワークショップとセットの方が良い
2.参加者を本気にするために資料は事前配布
3.インプット(講義)とアウトプット(ワークショップ)は交互
4.日程はなるべく2日間(合宿風)
5.2日目にサプライズ資料を用意で盛り上げる!


長文を最後まで読んでいただき、

ありがとうございました。

共創ワークショップは大いに盛り上がりましたが

またSNS発信もできていない

始まってもいない状況です。

今回の熱量をうまくSNSで伝えていけたらと

思います。






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