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他人との会話を積極的に求めるのには、ワケがあります。

知らない人と話をするのが好き

僕は知らない人と話をするのが好きです。とはいえ、社交的なわけではないのでいわゆるパーティーとかイベントのように不特定多数と話すのは苦手。一対一などの少人数でゆっくり深く話すことが好きです。

結構な人見知りだったりもするので最初はお酒の力を借りて会話をスタートしたいのが本当のところ。その条件を全て満たしてくれるのがバーなので、基本いつも一人で飲みに行って、同じく一人で飲みにきている人と話をしています。

最近はなかなか出かけにくくなっていますが、知らない人と話をすることは楽しいし、好き。しかも、他人と対話することはこれからの社会で必要とされる学びが満載だと思うのです。

他人と話すのが好きな理由

なぜ人と話をすることが好きなのかと言われると、二つの学びがあることが理由です。

①知らない世界の話を聞くことで自分の視野が広がること。
②他人の話を聞いている中で自分の価値観を明確にすることができること。

一つ目の視野が広がるというのはとてもシンプル。バーに行くと普段仕事では関わらない人と出会うことができます。普段関わらない職業の話、関わることのない世代の仕事の捉え方などを聞くことで、自分の人生や仕事に活かせる考え方や仕事術を学ぶことができるのです。

二つ目は出会う人たちの話を聞きながら、自分の価値観を明確にすることができることです。自分の生活圏の外の人たちと話をしていると、違和感を覚えるような意見に出会うことが少なからずあります。そんな時にその違和感を振り返ることで、自身の価値観を明確化し、自分をより深く理解することができるのです。

視野が広がり、自分軸が磨かれた経験

抽象的なので以前とある男性に事業アイディアについて話を聞いた時のことを紹介します。

アイディアの詳細は書けませんが、すごく大雑把に説明すると新しい形の宝くじの事業モデルでした。少額の元金を元にかなりのリターンが期待できるモデルでした。

前職が金融業であり、かつそれを嫌になって辞めたという経緯があるため僕はお金を増やす類のサービスには何となくの抵抗感があます。

僕の気持ちはさておき話をしていると、お金のビジネス話に聞き耳を立てていた他のお客さんたちが一斉に会話に混ざってきたのです。

その姿を見ていて、「お金」の力というものは万人受けするのであるということを痛感しました。僕がどう考えようが、やはりお金は人を惹きつける。視野が広がった瞬間でした。

一方で自分がなぜお金を増やすことに抵抗を感じているかを同時に考える機会にもなりました。

彼との話をきっかけに自分自身で違和感の理由を問い続けてみると、二つの答えにたどり着きました。

一つは僕は「直接的にお金を提供することよりも、間接的でもお金を稼ぐ力を提供したいのだ」ということに気がつきました。

もう一つは「そもそもそんな大金が無くても幸せを手に入れる方法がある」と信じていることでした。

こんな時代こそ、他人と話そう

知らない人と話をするのはとても楽しいです。新たな世界が見えてきますし、同時に自己理解も進む。こんな最高の遊び(学び?)他にはありません。

しかも、今のように多様性に富んだ社会、変化の大きな時代では、広い視野を持つことや自分の軸を明確に持っていることが武器になります。

だとしたら今、他人と対話する機会を増やさない手はないでしょう。

だから僕は積極的に知らない人と関わるようにしています。単純にそれ自体が楽しくて仕方ないという話もありますが・・・。

ということで是非みなさんも知らない人と話す機会(できるだけ普段関わらない社会の人と)を設けてみてください。きっと楽しいですし、これからの時代を生き抜くための武器も手に入りますよ。


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