想像力を広げるためには観察すること~その5 最後に観察のメモに必要なこと~
こんにちは。
ファミレスで文章を書く人=中野谷つばめ です。
その1 観察しようのポイント
その2 メモを何に書くか
その3 なんだろうを明確に
その4 どこで観察するか
ときて、今日4月11日の5日目は、このテーマ=想像力を広げるためには観察すること の最終回です。
観察メモにプラスすること
2019年の大ベストセラー『メモの魔力』のメモの方法は、書きまくりです。ただ思いつきをメモするだけでなくて、どこにどう活かせるか、まで考えてメモします。ノートの見開き2ページで、ひとつの項目でした。
メモを活かすところまで考えておかないと、メモが全く役に立たなくなっちゃうんですね。
メモをブログや小説の登場人物に活かすなら
ファミレスで観察した人、電車の中で観た面白い人のことをメモしました。
どこが心惹かれたのか、気になったのか、メモしました。
さらにその次の部分です。
ブログのネタにしたいなら、ざっくりと構成を考えてメモします。
「USBを見直し」
↓
「7年前に書いた文章を見た」
↓
「下手くそだったからがっかり」
↓
「下手くそな部分は、言い回しがまどろっこしい」
↓
「下手くそな部分は、文末が同じで読んでいてつまらない」
↓
「理論の展開がよくわからない 不自然」
↓
「文章はもっとうまくなりたいから、下手と思った部分をもっと考えて変えていこう」
小説の登場人物にしたいなら、どんなキャラなのか、考えておきます。
昼下がりのサイゼリヤ
↓
柱の裏の席の男女 男60代? 女40代?
↓
男「なんでも好きなもの食べていいよ」
↓
女 表情はわからないがなかなか注文しない
↓
サイゼリヤって一番高いメニューは999円ステーキ 2000円のワイン
↓
サイゼリヤで何でもいいよって言われてもなんかがっかり
↓
ケチだけど口説きたい男とかわしたいけど迷っている女
↓
不倫の始まりのその前あたりのキッカケのいち場面に
↓
官能小説のファーストシーン?
最後に観察のメモに必要なこと
観察したら、何でもいいからメモします。
なぜ心惹かれたのか、考えてメモします。
なににどう役立てたいのか考えて、メモします。
メモには、感情が書いてないと、あとから読み直したときに、自分で自分に共感できません。
悔しかった、泣けてきた、うれしかった、と、出来事に対して自分がどういう感情になったか、と、メモします。
5日間続けてnoteの記事を更新しました。
書くことが生活の中の習慣になって、わたしやるな、ってわたしに自慢です。
明日からは、また違うテーマで書きます。
中野谷つばめ
2020年4月11日記す
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