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想像力を広げるためには観察すること~その1 観察しようのポイント~

こんにちは。
ファミレスで文章を書く人=中野谷つばめです。
文章を書くときには、「想像力」を働かせて書きます。って、文章術の本に書いてあります。

「想像力」を広げるためには「観察すること」が必要です。

コナンドイルの書いた小説「シャーロックホームズ」という名探偵は、観察眼は超一流です。
小説の中なんだからなんでもあり、ではなくて、シャーロックホームズにはモデルがいます。
コナンドイルは、そのモデルに出会わなかったら、名探偵のキャラを生み出していなかったかもしれません。

モデルというのは、お医者さんだそうです。
そのお医者さんは、患者が診察室に入ってくると、ひと言もしゃべらせずに、病状を言い当てたそうです。
患者を観察して、どこが悪いのかどういう治療をしたらいいのか、すぐにわかったのです。

つまり「観察すること」ですね。

では、観察するにはどうしたらいいのか、記事を書いていきます。


観察は見ること

1日目の今日4月7日は、「観察しよう」のポイントについてです。

観察って、よく見ることです。
ただ見てるだけでは進展しません。

見直してがっかり


わたしは、ファミレスに行くのが好きです。文章の構想をしたり、原稿を書いたり、そして観察をします。
こんな面白いお客さんがいた、と観察してメモしてます。
1ヶ月ほど前にメモしたことを、まとめようとメモを見直しました。

行った時間やお客さんの特徴を、箇条書きでまとめてました。
が。
見直すと、ぜんぜん面白いと思えなかったのです。
ただの文字の羅列にしか見えません。

何が面白かったのかわからないまま、メモを捨てました。
メモを何かに活かすことができなくて、ちょっぴり淋しい気持ちになりました。

もったいないおばあちゃんの考察


「もったいないおばあちゃん」。
これだけメモしても、何が面白いと思ったのか、何が自分の心に引っかかったのかわかりません。

駅前まで行った帰りに、園児のお散歩にであいました。
8~9人の園児は、くちぐちに「もったいないおばあちゃん」「もったいないおばあちゃんがでるそ」と言いながら歩いていきました。
面白いなあと聞きながら、心にメモ。

帰宅後、ふと考えています。
なぜ、園児たちの「もったいないおばあちゃんがでるぞ」を面白いと思ったのか。

理由は2つです。
ひとつめは、「もったいないおばあちゃん」です。
「おばあちゃん」なんですね。
「もったいない」ってくると、続くのは「おばけ」で「もったいないおばけ」っていいます。
そこを「おばあちゃん」です。
おばあちゃんって、座敷童みたいな脅威で不思議な存在なのかなあと思いました。

ふたつめは、「もったいないおばあちゃんがでるぞ」です。
おばあちゃんなら「くるぞ」といいうところを「でるぞ」です。
やっぱり「おばあちゃん」といいつつも「おばけ」だから「でるぞ」なんでしょうか。

自分の中で腑に落ちたら「もったいないおばあちゃん」と、何度もくりかえし口に出てしまいます。

観察しようのポイント

観察したら、気になった言葉や出来事をメモします。
ブログやメルマガのネタにするなら、さらに「なぜ自分は心惹かれたのか」「気になったのか」を考えて書き加えます。

「自分がどう思ったか」です。
間違っているのかもしれない、正解じゃないかもしれない、って気にしません。

観察して、メモして、理由を考えて、またメモします。
これらのメモを積み重ねていくと、ネタも増えていきます。


ネタを増やして、今日も明日もブログの記事を更新しましょう。
noteの記事も更新しましょう。
毎日書くと、楽しくなりますね。

ではまた明日。

中野谷つばめ
2020年4月7日記す


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