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SPはスーパーポジティブの略だった⚡/花園-ツバメルーフSP

愛子さんたら。
一緒にやってる「11土design」の仕事ぶり、面白くて他人事のように笑っちゃいました。本当にその通りすぎて。やられたな、、お見事!!
(って感心してる場合じゃないわ)

でも「書く」っていう作業、いいですね。
いつもしゃべってる言葉がジュースなら、飴玉になった感じ。
ちょっと舌で転がして味わえるし。
それに。なんか私のこと書いてくれてたので、お返ししよう。
愛子さんは、おこられそうだけど、ゼロか百かの発想力の持ち主。
ゼロも面白いんだけど、百が飛び出す大ジャンプもあって、さすがピカソと同じ手相の持ち主だあ、と思う。
その大胆な発想に対して、デザインは緻密に突き詰めるタイプ。
もうその辺でいいじゃん、と思う私をよそに、妥協は一切しない(してくれない)。
でも、それだけ真剣勝負なのです。
その結果、「これだ!」というものに着地すると、本当に気持ちよくて乾杯したくなる。
(二人ともお酒はあまり飲めないのでツバメルーフのコーヒーで)

私は、何か作りたいものが閃いたら、絵も描かず、すぐ形にしてみたくなります。
作りたいっていう衝動は、ものすごいアクセルを踏んでしまった後みたいで、もうコントロールが効かない。
考えるよりも手が先に動いて、わ、こんなのが出来た!って驚かされるのが好き。
めんどくさがりなので一発勝負で作ってしまい、よく失敗しますが、運よく上手く出来たときは「やったー、今日は天才かも?!」って思います(=SP)

でも私。国語よりは図工が好きな小学生で、音楽か美術なら美術を選択するぐらいの高校生で、そんなに熱中して何か形にしたがるようなタイプではありませんでした。

きっかけは、大学で建築を勉強したこと。
模型を作ったり、自分で考えたコンセプトを形にするのは痛快で、それに熱中しているうちに、自分自身の仕様がガラっと変わったんだと思います。
建築を学んだことで、世界がまるで違って見えるようになった。

景色の中にあるものは土も木も石も「素材」に見えるし、穴も木陰も「空間」をつくるものと認識する。
サーモンの切り身は木目に見えるし、クリーム系は漆喰塗のような左官仕事を連想してしまいます。
ただ、木や土といった自然素材だけで囲まれると胃もたれするので、鉄やアルミもスパイスとして欲しくなる、視界に。

ちょっとマニアックですみません。
そんな身体なので、日々摂取する環境にはこだわる方だと思います。
自分の家を建てようと思った時、あ、建築士じゃん私、よかったなあ!と心の底から思いましたもの。

話変わって、ツバメルーフ。
こんな私が、我が家の次に入りびたってしまう異空間です。
ときどきちょっとデザインを変えたり壁をぶち抜いたり、軽い工事が思いつきで始まるので飽きることが無い。

ここにはいつも美味しいエチオピアコーヒーがあって、幸か不幸かあんまりお客さんが来ないので、しゃべって笑って、ときどき真剣に愛子さんとデザインの仕事をして、合間にコーヒー豆を炒ったりする。

コーヒー係のゆう子さんは、マンボウ形のクッキーを焼いて来ちゃうし。
サクっと食べてサクっと帰っていただける(まんえんぼうし)クッキーと言ってのけるし、
担当するツバメルーフのインスタグラム(https://www.instagram.com/tsubame.roof/)は、そんなエッジの利いたPOSTと詐欺のようにカッコいい店内SHOTが満載で、私はそのイチFAN。
ゆう子さん、ときどきふいに英語で話しかけてくるので油断がならず、とっさに返せる反射神経を鍛えられてます。ANYTIME, ANYWHERE.

そしてポストに入っていた電気代の請求書を、「お、果たし状が来た。」としぶしぶ受け取る愛子CAP。
そんなオモシロな2人と一緒にツバメルーフを始めてもう4年。
ずいぶん生きやすくなってきたなあ。歳も取らなくなってきた(ような)。きっと美容にもいいはず(ちがいない)。

SPっぽい着地でバトンタッチしますね、ゆう子さん♡

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