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受験と甲子園 / SP花園

受験シーズンです。
我が家は、中3息子と高3娘のW受験。
もちろん、随分前からそれ分かっていました。
だから大きなイベント(展覧会など)は昨年12月までに遂行し、今年1月から3月までは極力自分の予定を入れず、彼らのサポートに徹しようと。
なんなら久しぶりに母親っぽいことが出来る💙と、うきうきしていたかもしれません。

しかし。
始まってみると。思ったよりずーーっと大変で心がざわざわする日々。
とくに上の娘のメンタルサポート。
この時までがんばってきた姿をずっと見てきたし、安定感があったはずなのに、やはり受験はそんな甘いものではありませんでした。

一月に入ってから不安で落ち着かない様子を見てると辛くて、何か私にできることはないか?と考えます。
娘たちと一緒になって頑張れることで、それが彼らにとってもプラスになるもの。
『うん、食事だ!』

私は家事アレルギー体質で、日々の食事作りは苦行でしかないのですが、
「毎日新しいメニューに挑戦する!」と一念発起。
それが一月に入ってから今日までずっと続いているのです。

『おかあさんやるやん!これ何?美味しーい!!』
『うん、やればなんでも出来るねん!』

自分にできることなら何でもやるモードに突入⚡
ただ、「これ漫画みたいやん」と思うこともあって・・

先日行われた共通テスト。テスト当日は雨の予報でした。
娘の傘が壊れていたので、前日に傘を買いに走ったのですが、どの傘にしようか迷っていると、ある傘の柄のところに「すべりにくい」の文字が!
『これや!!』

デザインや価格なんてどうでもいい。
そんないつもと真逆の思考回路になってる自分が漫画みたいで可笑しくて。
日々、どんな物も落とさないように気を付けるし、爪楊枝一本落としても、『うわあぁぁぁおぅ』と頭を抱える。
アハハ、まるで喜劇ですね。

そう、なんだか今は劇場の中にいるんだなあって。期間限定で。
劇中にいるからこそ、感情移入してハラハラするし、一緒に落ち込んだり、祈ったりもする。
でも。一歩劇場の外へ出てみれば、そんなの関係なく世の中は平滑に存在していて、そのギャップといったら痛快すぎて。

あれ、なんだろう?この心境。
デジャブ? なんか馴染みがあるなあ・・

『おー、阪神タイガースか!』

そうなんです。
9回裏まで勝利を信じて、でも逆転されないかドキドキしているときの私。
タイガースファンには甲子園という立派な劇場がありますが、テレビやラジオの野球中継を介するだけで家の中はいつも劇場です。
なんとか勝ちますように🙏と、大事な試合中はあえて仕事をしたり、家の拭き掃除をしたりして「わたしもがんばる!」ことが勝利につながると
思い込めちゃう。

そう。何かを必死で応援するってこういうことなんですよね!
え?そんなになるの私だけ?共感してくださる人いますよね??

てなわけで。
3月までは私の思考回路や行動様式がいつもと違ってぜんぜん理にかなってなくても大目に見てくださいね😊

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