里山大百科「夏」里山の生物の食物連鎖
自然界には厳しい掟がある。いわゆる食物連鎖と呼ばれるもので、多くの生きものたちは食うか、食われるかの関係にある。
そのバランスは微妙で、一方がある時繁栄していても、その反動により長くは続かない。食物連鎖は生き物すべてのためにある厳しい自然界の掟なのだ。
虫が虫を食べる
▲シオカラトンボの捕食/埼玉県滑川町(撮影・大久保茂徳)
シオカラトンボがイチモンジセセリを捕らえた。トンボは肉食で、生きたチョウや同種のトンボなどを捕らえて食べる。
鳥が虫を食べる
▲餌を運ぶオオヨシキリ/埼玉県浦和市(撮影・平野伸明)
鳥たちはトンボをよく餌にしている。オオヨシキリもアシ原の周りの草などにとまって休んでいるトンボをたくさん捕まえてくる。それを雛たちは丸のみにする。
ここから先は
626字
/
6画像
月300円で過去の記事もすべて閲覧することができます。無料記事も多数!
ネイチャーフィールドnote
¥300 / 月
自然・鳥・動物に特化した映像制作会社「つばめプロ」が、写真、動画、音声などを交えて、自然にまつわる記事を発信していきます。
頂いたサポートは、noteの運営費や、記事に協力して下さったクリエイターの支援に当てさせていただきます。「スキ」やコメントを頂くだけでも、十分励みになります!(つばめプロ)