早乙女ツバキ

今年中に本を作ってイベントに出たい限界社会人

早乙女ツバキ

今年中に本を作ってイベントに出たい限界社会人

最近の記事

母の肩にムカデがいた話

昨日の話。 実家に帰って、手元のスマホを見ながら母と話をしていた。仕事の話とか同棲中の彼氏の話とか、他愛もないことをツラツラと。 「ほんと、やってらんないね。」 相槌を打ちながら顔を上げると母の右肩に何かがいた。母が着ていたのが紺色のTシャツだったため分かりにくかったが、細長いものがうにうにと動いている。ムカデだった。 「虫!!!!!肩に虫!!!!!!」 そこからはもう一家揃って大パニックである。 弟は"虫"という単語を聞いた瞬間に光の速さでリビングから逃げ出し、母も

    • 社会人になってからの友達作り難しすぎん?

      友達ってどうやって作るんでしたっけ。 最近、共通の趣味を持った友達を作ろうと思いSNSのアカウントを作ってみた。プロフィールに小説だのカメラだのと書いてみたはいいものの、待てど暮らせど一向にフォロワーが増えない。そこで初めて、待ちの姿勢ではダメだと気づく。 オタク全盛期はSNSで知り合った友達とオフ会なんかもしてたけど、あの頃はどうやってコミュニティを築いたのだったか。思い出せない。 数年前と違って後先考えずにとりあえずやってみるということができなくなったし(これが老いという

      • 屋根裏のフィリピン人に追いかけられる夢をみた

        あれ、ストックしてあるはずの歯ブラシがないな。 あれ、こんなところ汚れてたっけ。 あれ、壁が少しヘコんでる。 彼氏と同棲を始めて半年が経った。 最近、あるはずの物がなくなっていたり、壁に覚えのない傷がついていたりすることが続いている。 小人でも住んでいるのだろうか。 住んでいるとしたらそれはジブリ映画に出てくる可愛らしい小人ではなくて、もっと禍々しい何かであるような気がした。 なんとも言えない気持ち悪さを感じながら過ごしていたある日、浴室から大きくはないが小さくもない物音

        • 婚活について思うこと

          安全圏から何をゴチャゴチャ抜かしとるんじゃ、と石を投げられるかもしれないが書いてみた。話があちこちに飛んでいて読みにくいかもしれないがお付き合いいただけると嬉しい。 40代の婚活について考える 今日、彼とカフェでお茶をしていたら、男女2人組が隣の席に来た。最初は夫婦かと思ったが、2人の距離感や言葉遣い、話の内容から婚活中の男女だと気づく。別に他人がいつどこで何をしていようが私には関係の無いことなのだが、推定40代の婚活現場を見た私は「大変そうだな」と思った。 小娘の想像

        母の肩にムカデがいた話

          5年記念日

          彼と付き合い始めて5年が経った。 当日、私は夜勤明けだったので帰宅後すぐに眠ってしまい彼は実家に帰っていた。夕方になり、彼が帰ってきたので一緒にダラダラとマリオカートをしながら「今日で付き合い始めて5年だね」「あっという間だね」などと言葉を交わす。落ちているバナナを避けたり飛んでくる甲羅を躱しながら、記念日って毎年何してたっけ、と思う。 スマホの写真を見返してみると、去年はホテルに泊まりフレンチディナーを食べていた。一昨年は公園を散歩していた。記念日であることをすっかり忘れ

          【エッセイ】花子の呪い

          私は現在進行形でトイレの花子に呪われている。 トイレの花子とは小学校の怪談によく登場する女の子のお化けである。私が通っていた小学校では、北棟一階の女子トイレの三番目に住んでいるとされていた。 三回ノックした後に「花子さんいらっしゃいますか」と扉越しに声をかけると中から返事がある、という程度の話だったが、小学生の私は花子が怖くてしょうがなかった。北棟一階のトイレという噂だけどずっとそこにいるとは限らない。他のトイレを巡回しているかもしれない。用を足しているときに上から覗き込んで

          【エッセイ】花子の呪い

          自己紹介と今年の目標

          ペンネームの由来 高橋留美子さんの漫画が好きなので「らんま1/2」の主人公から苗字をお借りしました。早乙女って響きが綺麗で素敵ですよね。 名前の方は椿の花言葉が私の理想とする人間像に近かったのでそこから引っ張ってきました。 こんな決め方でいいのだろうかとも思いましたが、しっくりきたのでこれでいこうと思います。 経歴 小学校から現在に至るまで簡潔に記します 小学校:トイレの花子にビビりすぎて病院送りになる 中学校:多数決で部長になりストレスで泣く 高校:軽音部に所属。い

          自己紹介と今年の目標

          文フリ京都に行ってきました

          文学フリマに初参加してきました! 今年は自分でも本を作ってイベントに出たいと思っているので、実際の会場の雰囲気や設営などを見ることができとても参考になりました。 気になっていた本も買えたのでホクホクです。 京都観光もできたし奈良の鹿にせんべいもあげられたし大満足! これからnoteやX(Twitter)で活動する予定なのでよろしくお願いします。三日坊主の飽き性ですがやれるところまでやってみます。

          文フリ京都に行ってきました