本を読む楽しさ。復活なるか??
朝は起きて窓を開けて、新聞をポストから取って来ます。
ラジオも付けて、朝食を食べながら新聞を読みます。
1面、2面と読み進めますが、大概は下の方に出版社の新刊の広告が掲載されています。
今の仕事はひとり仕事でほぼ自宅。
通勤時間が殆ど無いため、通勤時間に本を読むといった習慣が無くなってしまっています。
しかし、どんな本が出るのかは気になるので広告は常にチェック。
今朝は気になっていた本が文庫本になる、しかも1章追加になったとのラジオ情報も耳にしていたので、久しぶりに本屋さんへ行くことにしました。
「昼ご飯は外食にして、買った本を読む」
会社勤めをしていた頃のような気分を味わおうといった算段です。
本屋さんでまずは文庫の新刊コーナーをウロつきます。
隈なく見て回りましたが、見当たりません。
新潮社文庫なので、新潮社コーナーに行って、まずは平積みをじっくりとチェックします。
他に読みたい本を見つけてしまいましたが、きょうは目的の本があるので、この本はまたの機会に保留。
平積みに無いので本棚の著作者の名前順をチェック。
見当たらず・・・
話題になっていた本のはずなのに・・・
そう思いながら他の出版社のコーナーも見始めます。
数ヶ月前に、知り合いのお子さんに差し上げる絵本のコーナーは見ていましたが、自分の欲しい本を探すことは久しぶり。
元々、本は好きなので、背表紙だけでも存分に楽しめます。
高い棚を見上げていた時に、その棚がセクシージャンルで「ハッ!!」としつつ、背表紙だけチラチラっと見ていたら、後ろを女性がススーっと通ってドキっとしました。
「違います、欲しい本では無いのですよ」
心の中で独り言を呟いておきました。
そして、目的の本が全然見つからない・・・
今朝の新聞に広告が掲載しているので絶対にあるはず。
「むむぅ」と思いつつ、マンガコーナーにも足を伸ばします。
久しくマンガを読んでいませんが、凄まじいジャンル分けに驚きました。
ありますねぇ。
薦めて頂かないと、もう何が何だかです。
もはや諦めムードになり始めたところで、小さいオススメ新刊コーナーを発見。
棚を名前順で見ていたら、あった、あった、ありました!
「山田ルイ53世 一発屋芸人列伝」
1冊だけ入荷していたのか、最後の1冊なのか。
ピシっと棚から掴み出して、レジへまっしぐら。
エコ対策でカバーも袋にも入れないで、お支払いを済ませるとそのままカバンへ入れて、行こうと決めていた「ココイチ」へまっしぐら。
素早くロースカレーを頼んで、本をパラリと。
「はじめに」から読み始めて、
「これは面白そう!!」確信を深めました。
1章目の途中でしたが、カレーを食べ終わってしまったので、渋々本を閉じて公園へ散歩へ行きました。
ベンチで読もうかなぁと思いましたが、今日もまあまあな日差しで日焼けの危険を感じ始めたので、軽い散歩に留めて帰宅しました。
事務所に戻って「読もうかな・・」と誘惑にかられますが、一応仕事があるのでガマン、ガマン。
夜にゆっくり読もうと思います。
先日、親が熱く「読むべし!!」と言いながら貸してくれた「女帝 小池百合子」は、面白いのですが、読むほどにゲッソリしました。。。
しかーし、「一発屋芸人列伝」は楽しく読めそう。
自分で読みたい本を自分で買って読む。
久しぶりに楽しみが復活するかもしれません。
本屋さんで本を買わずとも吟味するのは、やっぱり楽しかったです。
月に1冊でも読めるように「楽しみ」として復活させたいです。
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