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コロナで気付かされた。良くも悪くも。

人と会うことをセーブするような生活が3月辺りから始まって、それまでは少なくても週1回程度は友達と遊んだり、会うことがありました。

それが何かを必要なものを買いに行った際に店員さんと話すだけになっていました。

親は近くに住んでいるので、用事があれば行って話はしますが、それも毎日あることでもありません。

では、会わずとも電話やリモートはどうかというと、ほとんどメールやLINEで用が済んでしまい、リモートはあまり好きでは無いのでZOOMなども使ったことがありません。

どうしてもの際はLINEのビデオ通話で終わらせます。

すると必然的に会話自体が無くなりました。

元々、ひとりで仕事をしていて誰かとやり取りをする際は、ほぼメールまたはFAXで済んでしまっていたので、日常の変化としてはほとんど無し。

どうしても誰かと話したい!!といった衝動も特に起こることもなく、動画を見たり新聞を読んだり、散歩へ行ってみたりの静かな生活。

すると、コロナ前にもたまにあったのですが、あまりにも「声を出す」ことが少なすぎて、休み明けの月曜に電話をする用件があると、怖いぐらい声が出なくなりました。

通話相手に「風邪引きました?」と心配されるほど、カッスカスに。

喉の筋肉の脆弱さったら。


「会話をする」といった行為は「聞いて・考えて・答える」、逆も「話して・返事を聞いて・考えて・答える」。

相手のことだったり、自分の言いたいことを考えて話をするので、単に「声を出す」だけではなく、頭も使います。

その辺りが3月からすっぽり抜け落ちていました。

4月と5月の仕事の売上が激減して、手の打ちよう無さが気力も奪っていたようです。

そりゃあ声も出ないし、ボケーっとした生活をしていても何も疑問が湧きません。

頭を使うことがほとんど無くなっていたので。

新聞を読んだりネットニュースを読んだりはしていましたが、「そこにあるから」読んでいただけ、というか見ていただけ。

去年から予定していた楽しみなことが次々と中止やキャンセルとなり、あれよあれよで仕事も厳しい局面となり、不可抗力の状態に「仕方無いから」と感情が硬直してしまっていたんだと思います。


そんな状態も5月の終わりぐらいから売上が持ち直してくると、必然的に気力も出てくるというもの。

去年は今年の5月頃から何か新しいことを始めようと思っていました。

6月に入ってすぐの仕事の空いた時間に、何となく見ていたサイトに掲載されていた、とある募集が目に留まりました。

その募集要項を何度も読んで、問い合わせをしようかどうか迷いました。

全く初めてのことだし、どうしたものか・・と思い悩むこと30分。

やる・やらないは取り敢えず置いといて、問い合わせはしてみようと、思い切って電話をすることにしました。

電話に出られた方が話しやすい方だったこともあり、割とトントン拍子に話が進み、実際にとある施設へ出向いて話を伺うことになりました。

久しぶりに全く初めての人と会って話をするし、募集の内容も今まで全くやったことが無いので、予定の日までドキドキして過ごしました。

いざ施設へ出向いてみると、電話の方とも特に緊張をすることもなく、聞きたいことも聞けて、先方も色々と話をして下さいました。

次のステップに進む際には追ってご連絡しますね、とのことでその日は帰って来ました。

それから何の連絡も無かったため、縁が無かったんだろうと思っていましたが、施設に出向いた日から10日程経った頃に電話が掛かって来ました。

どうやら次のステップへ進めることになり、また施設で面談をすることになりました。

予定の日に募集者の方と面談をして、お互いに色々と話をして、ある程度問題無さそうといった辺りで、募集者の方から仮依頼されることになりました。


確定の話では無いので何の話かわかりにくいところは、申し訳無いです。。


仮でも初見の方から依頼をされたことが、安堵というか自信にもなったのか、やろうと思っていたけど全く気の進まなかった仕事の見直しも一気に片付けたり、仕事にも良い影響が出てきました。

ふと、いつも聞いているラジオで、凄く自分が笑っていることに気付きました。

自分から行動したことが仮でも実を結びつつあることで、硬直していた思考と感情がほぐれたんだと思います。

仮が確定になるかどうかわかりませんが、やってみないとには良いも悪いもわかりません。

初めてのことへ挑戦する行動は、それが現時点の自分のしていることにも作用してくるんだなと思いました。

逆を言うと、何もしないと当たり前ですが何も動きません。


それと、会話。

自分が変わらなくも、周りが変わっていることへの不安感だったんでしょう。

動画を見たり、何かを読んだり、散歩に行ったりも気分転換になりますが、実際に会っている人との会話が、短い時間であっても、感情に強く作用してくることを実感しました。

リモートだと相手と会っているような気になりますが、実際に会う場合の温度というか細かいニュアンスがどうしても感じられないので。


ラジオを聞いて笑っていることは、その番組のその場にいる訳では無いけど、パーソナリティの方たちが会話している輪へ疑似的に「参加している」からこそだと思いました。

リスナーさん投稿による、様々な感情と思いも、ある意味「会話」です。

投稿したメールが読まれた際にはパーソナリティさん達と「会話」しているし!

改めて笑うって凄いです、クスっとでも爆笑でも、全方向的に至福です。

新しいことで、どんどん笑えることが増えると良いなぁ。

今までのことでも、ますます笑いたい!


#いま私にできること

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