20社以上の面接を経験した第二新卒社員が語る若手の転職活動必勝法(面接準備編)
はじめまして!
只今WEB広告代理店にて働いている社会人2年目のYuhiと申します!
初めての投稿になるので簡単にプロフィール紹介をさせていただきます。
2019年4月に某ASP企業に新卒として入社。
2020年5月に退職。
2020年8月よりWEB広告代理店へ中途入社。
というような経歴となっております!
さて突然ではありますが、現在社内環境ややりたいことが他に見つかったなどの理由で転職を意識している若手社員の方も多いのではないでしょうか?
自分もそのうちの1人で前職に新卒で入社してから半年後には、他にやりたいことができ転職を意識していました。
入社して約1年で会社を退職し転職活動に取り組みましたが、同業界にも関わらず大変厳しいもので自分の入社したい企業から内定をもらうまでに20社以上の面接を経験していました。
このnoteは面接を経験することによって得た面接の通過率を高めるためのノウハウを体系化したものになります。
実際に私もこれから記述する内容を意識する前と後で、以下のように面接の通過率を高めることができました。
意識前:面接社数 14社
一次面接通過 2社
最終面接到達 2社
内定社数 0社
意識後:面接社数 7社
一次面接通過 5社
最終面接到達 3社
内定社数 2社
このnoteでは面接前の準備と面接時に意識すべきことの前編と後編に分けてご紹介できればと思います。
これから転職活動を始める方や面接の通過率があまり良くないという若手の方には恐らく役に立つ内容になっているかと思いますので是非参考にしていただけると嬉しいです!
面接対策(準備編)
前提として面接時に企業が見ていることは、大きく分けて以下の3つです。
1.企業理念に共感し併走してくれるかどうか
2.入社後活躍し利益をもたらしてくれる存在かどうか
3.長期的に企業に勤めてくれる人材かどうか
この前提を踏まえた上で以下のポイントに沿って面接に臨んでもらえると通過率は格段に上がると私は考えています。
①企業理念、ビジョンをしっかりと理解する。
企業理念やビジョンはその企業が今後進んでいきたい方向を示す道標のようなものです。
企業としてはこの考えを理解せずに入社すると結果的にミスマッチが起き早期退職のリスクにも繋がるので、ここを理解しているかどうかで面接の通過率がグッと変わります。
より具体化させるためにサイバーエージェント社のビジョンを例に用いて説明します。
(例)
ビジョン:21世紀を代表する会社を創る
➡️会社とともに視座高く成長してくれるような人材を求めている。
簡単に言語化するとこのような人材を求めているのではないかと思います。
より深くミッションなども見てみると、
「素直で若手のうちから積極的に意見し挑戦することのできる人材。尚且つ長期的に会社に勤めようという意識がある社員。」
という具体的なところまで想像できると思います。(詳しく見たい方はこちらからお願いします。)
ここまで企業が求めている人材像が見えてくると、その人材像に自分を当てはめることで企業からの印象は確実によく見えます。
究極的に言うと、面接時によく聞かれる志望動機についても企業理念、ビジョンへの共感でいいと思います。
それについては、次の章で説明しますのでまずは企業が求めている人材像を明確化させその人物像に自分を当てはめると言うことを意識するようにしてください。
※あまりにもその人物像と自分がかけ離れていると企業とのミスマッチが起こる可能性があるので気をつけてください。
②志望動機は他社との差別化とカルチャーマッチに意識して答える。
先ほども少し触れたポイントではありますが、面接で必ず質問されるのが志望動機です。
恐らく今この記事を読まれているみなさんも理解している通り、志望動機は本当にこの企業に入社したいと思っているのかを確認するための質問となります。
またさらにこの質問には違う意図が隠されています。
それは、カルチャーマッチしている人材かどうかです!
カルチャーマッチに関しては他の質問による深掘りがされることもあるかと思いますが、志望動機を聞いている意図としては概ね上の二つで間違いないと思います。
つまりこの質問が意図していることを簡単に言ってしまえば、面接を受けている人と企業の方向性が同じ方向を向いているかと言うことになります。
ですので、回答をする際には企業と自分が同じ方向性を向いていることをアピールし尚且つそれが他社では実現できないということを伝えましょう。(よく深掘りされた時にそれって他社でも実現できるよね?と言われることがあります。)
さてここで、企業がどのような回答を求めているかをより詳しく分析するために志望動機で良く答えられることを並べてみましょう。
・その企業で自分のやりたい仕事や得られるスキルがある。
・社風を魅力的に感じている。
・事業内容やサービスが好き。
・企業理念とビジョンに共感している。
より細分化すれば他にもあるかもしれませんが、恐らく上記のものが主な回答になってくるかと思います。
もしかしたら気づいた人もいるかと思いますが、この4つの回答の中で1つだけ面接を受けている人と企業がwin-winになっている回答があります。
そうです!前項でも述べた通り
企業理念とビジョンに共感している。という回答です!
実はそれ以外の回答については、面接を受けている方の欲求について述べている回答になり自分の欲求のみを伝えてもそれが必ずしも企業にとってプラスになる要素とは限りません。
もちろんその欲求と企業が求めていることが、同じであれば評価されることもありますがそれだと不確実性の方が高いです。
そこで企業理念とビジョンに共感している。という回答を見ていきましょう。
この回答については、自分の欲求部分にも触れていて尚且つ企業の向かっている方向性を理解し企業と併走して進んでいけるというようなアピールとなっています。
そしてさらに他社との差別化という意味でも同じ企業理念とビジョンを掲げている同業他社はほとんどないと言っても等しいので、この回答のみで企業と自分が同じ方向性を向いていることをアピールし尚且つそれが他社では実現できないということをアピールすることが可能です。
あと一点補足するとすれば、企業理念とビジョンに共感していることを伝えた上で他の三つの回答のいずれかを組み合わせることでより深い志望動機になるかと思いますので是非この2点を意識して志望動機を作成してみてくだい!
③前職での経験と応募職種の共通項を見つける
面接にてよく「前職での成功体験を教えてください。」であったり、「自分の強みは何だと思いますか?」という質問がされるかと思います。
転職活動をする上で未経験職種に挑戦しようと考えている方も多いかと思いますが、上記の質問に対してただただ成功体験や応募職種に汎用できないような自己PRをしていないでしょうか?
この質問により企業は、
・目標の達成など、会社に貢献してくれる人材かどうか?
・入社後汎用できるスキルがあるか?
というようなことを確認しようとしております。
ですので、ただ成功体験や強みをアピールするであったり汎用できるスキルを話すだけでは面接官の求めている回答にはなりません。
一言で言うと、
その企業で汎用できるスキルがあると言う説明を交えながら成功体験や強みをアピールすることが重要となります。
このままだとイメージがしづらいと思うので、前職が営業職で広告代理店に転職しようとしていることを想定して回答の例をあげてみます。
回答例
自分の強みは提案力です。
前職では、新規開拓営業を行っておりクライアントの課題を適切に抽出し、それに対して最適なソリューションを提案することを意識しながら常に行動をしておりました。
これにより社内で一番の受注率と受注数を達成することができました。
かなり省略した回答になるので、実際はより肉付けする必要はありますがこの回答により以下の2点を想起させることが可能です。
①クライアントの課題を適切に抽出し、課題解決する能力がある。
→広告代理店でも基本的にクライアントワークになり常に課題解決の視点を持っておく必要があるので、次の職場でも十分に汎用できるスキルとなる。
②社内で一番の受注数と受注率を達成した経験がある。
→前職でもしっかり目標達成していた実績があるので企業からすると入社後も活躍してもらえるビジョンを浮かべることができる。
このように面接官が求めている回答を適切に答えることができると、入社してからすぐに活躍してくれる人材なのではないかとイメージさせることができますので上で紹介した2点はマストで押さえておきましょう。
④長期的に働く意思があることをしっかり伝える。
さてこれが面接の準備において最後のポイントとなります。
企業側は当然ですが、入社してくれた人には長期的に在籍して活躍して欲しいと考えています。
それを理解して面接に臨んでいる方がほとんどだとは思いますが、意識していてもボロが出てしまう方が多いと思うので(自分は完全にそのタイプでしたw)是非後述のことに気をつけながら回答を行ってください。
主にボロが出てしまうのが、自分が今後どのようなビジョンを持っているか?という質問と志望動機にもあるようなその企業への入社後、どのような仕事をしたいか?という質問になるかと思います。
結論から言うと、ビジョン・その企業でやりたい仕事のどちらにおいてもできるだけその企業の中でできることを答えてください。
具体的には下記のような回答をするのは、避けてください。
できるだけ避けるべき回答
・事業の立ち上げに携わりたい。
・起業したい。
・〇〇をするためのスキルを付けたい。(入社予定の企業ではできない領域を将来的にやりたいというニュアンスのもの)
このようにその企業では実現が難しいような回答をしてしまうとそれこそ「それってうちじゃなくてもいいよね?」と思われる可能性がありますので、できるだけ実現可能な回答を用意するようにしましょう。
ただ企業の風土によっては、ある程度許容している企業もありますのでこの回答をすることで一貫性が無くなったり嘘っぽくなってしまうような場合は、熱意を持って語ってみるのもありかもしれません!(逆にそこを評価してくれる企業も少なくはないと思います...!)
まとめ
さてここまで長々と語ってきましたが、いかがでしたでしょうか?
これまで説明したことを、大きくまとめると以下のようになります。
①企業が求めている人材像を明確化させその人物像に自分を当てはめる
②志望動機は企業理念・ビジョンへの共感を軸に組み立てる
③前職の経験は次の職場でも汎用できるものについて述べる
④その企業で実現可能なビジョンを提示し長期的に働く意思を示す
一概に上記のことが正しいとは言えない場面もあるかとは思いますので参考にしつつ自分に合った型を見つけていただけたらと思います!
次回は、実際の面接時に意識すべきことについて解説していければと思いますので気になった方はこちらも見ていっていただけると嬉しいです!
拙い文章の中ここまで読んでいただきありがとうございました!!
Twitter、Instagramもしていますので気になってくださった方は是非フォローしていただけると泣いて喜びます!笑
それではまた次回の記事でお会いしましょう!
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