武内俊介@業務設計士

業務設計士、税理士。金融系での商品開発、システム企画を経て、会計事務所に勤務して税理士資格を取得。その後、ベンチャー企業のバックオフィスを中心に営業やマーケを含めた業務改善を手掛ける。バックオフィス×ITという領域で、ツール導入から運用設計まで幅広く手掛けています。

武内俊介@業務設計士

業務設計士、税理士。金融系での商品開発、システム企画を経て、会計事務所に勤務して税理士資格を取得。その後、ベンチャー企業のバックオフィスを中心に営業やマーケを含めた業務改善を手掛ける。バックオフィス×ITという領域で、ツール導入から運用設計まで幅広く手掛けています。

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      業務プロセス構築と進捗管理ができるツール「BYARD(バイアード)」に関して発信するマガジンです。活用事例や操作方法などを共有していく予定です。

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      自分自身の業務改善から組織全体の業務改善まで、仕事に役立ちそうなノウハウや情報を書いています。色々な仕事の情報やノウハウをつなぐ1つのピースとして役立ててもらえれば嬉しいです。

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      Brownie(ブラウニー)はスコットランド地方の「妖精」のこと。「Brownieたちがバックオフィス業務を片付けてくれる」というコンセプトから命名。 バックオフィス系Saasを駆使して、労務から予実管理まで業務設計と運用を行います。 「企業を成長させるバックオフィスサービスを」 そんな想いを込めて、このマガジンでは記事をお届けしていきます。

    • 次世代バックオフィスを考える

      バックオフィスにもDXの波が押し寄せる中で、求められるアウトプットや役割が変わろうとしています。しかし、企業も働く人たちもその変化にうまく対応出来ていません。今は次世代バックオフィスに変化するための過渡期。このマガジンでは特に働く人に焦点をあてながら「次世代バックオフィス」について考えていきます。

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    何のために新しいプロダクトを作るのか

    こんにちは、BYARDの武内です。 2023年2月18日(土)にCoral Capitalさん主催のStartup Aquarium 2023にBYARDも出展してきました。 当日は私も10人以上の方と面談させていただいたり、ブースでお話ししたりと、ずっとドタバタしていて、気付いたらイベントが終わっていた、というぐらい嬉しい悲鳴でした。 多くの方から「どうやってBYARDみたいなものを思いついたんですか?」と聞かれたので、このnoteではそれらの経緯やBYARDの狙いなど

      • BYARDの料金体系を変更します

        こんにちは、BYARDの武内です。 最近はAudibleで半沢直樹シリーズを聴いています。ドラマとはちょっとだけ設定が違うところもあるのですが、魅力的なキャラクターとストーリーであるため結末を知っていても十分に楽しめますね。 学生時代などは小説もたくさん読んでいたのですが、時間の関係でビジネス書しか読めない状態が何年も続いていました。Audibleのおかげで家事や移動の時間が小説を聴ける時間に変わり、QOLがすごく上がって満足しています。 さて、今回のnoteはBYAR

        • 属人化の経営リスク

          5月10〜12日に実施されたHR EXPOにBYARDとして初出展してきました。 といっても、SmartHRに確保いただいた一等地の大きなスペースに、Smart相談室、AIRVISAとBYARDのグループ会社3社も共同出展させていただく、というかたちで、私たちは現場にいくだけというありがたい状態でした。 会社をフルリモート・フルフレックスで運営しており、お客様との商談や導入後のミーティングもすべてオンラインなので、こういうリアルの場で直接お話しできる機会は私たちにとっても貴

          • 労働力不足の解決策としての業務設計

            こんにちは、BYARDの武内です。 GWは、旅行などに行かれた方も多いと思います。新型コロナウイルスの影響も一段落したということで、街中でも国外からいらっしゃった方をたくさん見かけるようになりました。 なお、GWという大型連休は日本だけなのですが、日本→国外の飛行機がたくさん飛ぶ関係上、国外→日本の便が比較的お安く購入できるということから、この時期の日本への旅行は結構人気があるようです。 さて、本日のnoteは業務設計は何のためにやるんだっけ、というお話しです。 1.労

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            引き継ぎの機能不全

            こんにちは、BYARDの武内です。 BYARDは全員がリモートワークで働いていて、私も基本的にはずっと自宅の書斎で仕事をしています。社内外のオンラインミーティングが頻繁に入っているせいで、外出ができない、という方が正しいのかもしれません。 会議のために移動するということがなくなり、業務効率はあがったかもしれませんが、ずっと同じ場所でモニターを見つめていると気分転換が難しいことも事実です。 スギ花粉も飛ばなくなり、少しずつ暖かくなってきたので、最近では会議と会議の間が空いて

            まずは“雑“につくることの重要性

            こんにちは、BYARDの武内です。 私たちは「社会のリソースを解放し、より自由で快適な仕事環境を想像する」をミッションとして掲げており、その一環としてフルリモート・フルフレックスで会社を運営していくことにこだわっております。 一方で、同僚にリアルで一度も会うこともなく事業がうまくいくとも思っていません。その隙間を埋めるのが「旅するキックオフミーティング」と名付けられたオフサイトミーティングの実施です。現在は四半期に1回実施しているこのミーティングを、先日、私たちの第2四半

            ワークフローシステムの限界

            こんにちは、BYARDの武内です。 4月は入学式や入社式など新しい門出の時期であり、新しい環境に飛び込んでいく人も多いことでしょう。 BYARDはまだ駆け出しのプロダクトですが、22年10月にローンチしてから半年間で予定していた金額を大幅に上回る契約をいただいており、本当にありがとうございます。4月以降もしっかりと機能のアップデートを行いながら、皆さんに価値をお届けしていきます。 さて、今回のnoteはワークフローシステムの限界についてです。 1.ワークフローとワーク

            デジタル消費とデジタル投資

            こんにちは、BYARDの武内です。 今週の話題といえばやはり侍ジャパンのWBC優勝でしょうか。 決勝戦は3対2という緊迫した場面で、二刀流の本領発揮の大谷選手が最終回のマウンドに上がり、そして最後をエンジェルスのチームメイトであるトラウト選手を三振でゲームセットにする、という少年マンガのような胸熱な展開でしたね。侍ジャパンの皆さん、おめでとうございます。そして、夢を見させてくれて、本当にありがとうございました。 プライベートでは週末に息子が所属する学童野球チームのコーチを

            手戻りの負荷

            こんにちは、BYARDの武内です。 Netflixで『ザ・プレイリスト』をようやく見始めました。 Spotifyのヘビーユーザーとして(1日4〜5時間ぐらいは再生しています)、スタートアップの経営者として、非常に興味深く見ています。1話ごとに視点が変わり、「それぞれの視点から見たSpotifyを立ち上げる話」という構成になっているのもいいですね。 個人的には第3話の弁護士の視点での話が面白かったです。私も税理士としてある程度法律には知見はある方なのですが、法律という枠組み

            なぜDXは失敗するのか

            こんにちは、BYARDの武内です。 最近は家事をしているときや移動中(手は塞がっているが、耳は空いている時)によくAudibleで小説を聴いています。 Audibleが聴き放題になったのはわりと最近なのですが、ビジネス書のメインどころはまだまだ聴き放題対象外なものが多い状態です。一方で、小説については、村上春樹や伊坂幸太郎、池井戸潤などの人気作家の作品がそろっており、十分に楽しめます。 最近はビジネス書を読む時間を取るのが精一杯で、小説を読む時間が取れていなかったので、A

            バックオフィスはセル生産方式?

            こんにちは、BYARDの武内です。 花粉症の季節ですね。リモートワークが主になってから外にでる機会がかなり減ったことで、ここ数年はだいぶマシだったのですが、今年は飛散量がヤバイことになっているようで、ちょっと散歩するだけでも大変なことになりますね。 弊社はフルリモートで、どこに住んでもいいことになっているので、「この季節だけ沖縄か北海道に移住したい」というメンバーもいますw さて、今回のnoteでは、バックオフィス業務の性質について書いていきます。 1.バックオフィス

            2023年2月:BYARDの現在位置

            こんにちは、BYARD(バイアード)の武内です。 最近は、大河ドラマ『どうする家康』を毎週楽しみに見ております。冒頭の数回を使って「情けない(頼りない)家康」という人物像を、松本潤さんというこれまた全く情けないイメージがない俳優を起用して、という確信犯的な設定に好感を持っています。古沢良太さん脚本なので、この「情けない家康」という伏線が中盤・後半にどのように効いてくるのか、が見ものですね。 さて、昨年10月にようやくBYARDというプロダクトの提供を開始することができ、S

            BYARDの2022年を振り返って

            こんにちは、BYARDの武内です。 2022年も残すところ数日となり、すでに年末年始休暇に入られている方も多いと思います。BYARDはフルリモートの会社なので、「誰もいないオフィス」みたいな描写はないのですが、今日・明日はまったくミーティングが入っていないことで年末感を感じています。 2022年はBYARDというプロダクトについてあれやこれや考えることが多く、noteやスライドなどのアウトプットが少なかったな〜という反省もあり、この1年を総括するnoteを書いてみることにし

            freeeの「取引」とはなにか

            こんにちは、武内です。 freee"マジカチ”meetupのMAJIKACHI JAPAN TOUR2022でLTをしてきました。 freeeをfreeeたらしめている独自性のひとつが「取引」という他の会計ソフトにはない概念です。慣れてしまえば、他の会計ソフトでの処理が面倒に感じるほど便利なもの(個人の見解です)ですが、ベテランほどとっつきにくいとも言われています。 freeeについて説明する際は、これまでも繰り返し「取引」について触れてきましたが、今回のLTではもう一度

            freee会計における前受金処理の最適解

            こんにちは、BYARD(バイアード)の武内です。 先日、マジカチmeetup"+更新Night"でLTをしてきました。 このnoteはLTの中ではお話ししなかったfreeeの「取引」と「+更新」の有用性などについて書いていきます。 1.freeeの取引の概念複式簿記は優れた仕組みであり、財務諸表の基礎が簿記である以上すべての社会人が仕訳やB/S・P/Lについての学ぶことは意味があります。一方で、簿記の仕組みは非常に合理的ではありますが、紙の帳簿で管理して時の名残も多く残っ

            業務設計のPDCAサイクル

            こんにちは、BYARD(バイアード)の武内です。 前回のnoteではBYARDの「ストリーム」という概念について書いたので、今回もその延長で私たちが考える業務設計のPDCAサイクルについて書いていきます。 1.業務設計とは業務設計には2つの段階があります。多くの人がイメージする業務設計は後者の「業務再構築(最適化)」の方だと思いますが、前者の「業務整理(把握)」を疎かにすると、最適化とはほど遠い業務の再構築になってしまい誰も幸せになりません。まずはこの2つを説明していきま