見出し画像

MVVを再定義しました〜ビジョン編〜

今日は、MVV再定義(ミッション編)MVV再定義(バリュー編)に続いてビジョン編をお届けします。MVV(ミッション、ビジョン、バリュー)は会社の羅針盤と言っても過言ではなく、これを定義することで全員が同じ方向を向いて仕事をすることができ、迷ったときの意思決定のものさしとして使って頂くことを企図しています。今日はその中でもビジョンについて説明します。

ビジョンとは?

ビジョンという言葉もミッションという言葉と同様、巷で使われている言葉はいろいろな意味で使われていますが、弊社でいうビジョンは「事業のあるべき姿」と定義しています。つまり、事業でどの山を登っていくかということです。10年先の到達点を定義し、大きな方向性とその高さを示すことで事業として向かうべき方向や高さの共通認識を作ろうというものです。これは戦略、作戦の羅針盤としても機能しており、3年くらいで改良されていくものと考えています。

弊社のビジョン=モノの流れを超スマートに

そんな中、弊社ではビジョンとして
「モノの流れを超スマートに」
と掲げています。

僕たちは「モノの流れ(買う・保管する・消費する)」の未来を創ろうと考えています。

1箇所だけのモノの増減にとどまらず、社会全体のモノの流れを変革します。
「欲しい時に欲しいだけ」モノが揃う、ジャスト・イン・タイムを社会全体で創り出し、地球上からモノのムリ・ムダ・ムラをなくすことを目指しています。データから「一歩先が見える」ことで、経営レベルでも革命を起こしたいと考えています。

そして、ちょっとだけ便利ではなく、「誰もが明らかに便利」を目指します。単純な効率化では満足せず、人にはできなかった高度化、事業・組織レベルで従来不可能だった価値を生み出し、モノの流れに「真のDX」をもたらすことで「モノの流れを超スマートに」を実現したいというのが僕たちの登ろうとしている山の概要です。

モノの流れを変える

このそれぞれについてもう少し詳しく説明させてください。まず「モノの流れを変える」について。モノの流れというのは①買って、②保管して、③消費するという①→②→③→①・・・のサイクルをループしています。その中で、どういうふうに変えていこうとしているか、が以下に図示したものです。

今だと「商品を買う・発注する」という単純労働でも結構複雑なことを頭で複雑に考えながら実施している例が多いです。人間は、消耗品などの補充という行動をする際にも、いつどれだけ買い足せば良いかを都度考えながら「買う」という労働をおこなっています。まず僕たちはこの「買う」という単純行動を体系化して改革することを目指しています。例えば、スマートマットのなくなりそうになる前に決められた量を自動で発注するという機能も買う無駄をなくす際たる例です。

保管という作業も面倒です。ビジネスでは「棚卸」と呼ばれたりもしますが、これも「数える」という超原始的な作業が目検で行われて時間が浪費されているということが世の中全般で行われているのが現状です。この無駄に対して、保管の改革をおこなっています。単純チェックをゼロにし、必要最低限の量が保管でき、遠隔からでもリアルタイムで状況がわかるような未来を目指しています。

最後、消費についても同様です。そもそも世の中には「消費」のデータというのはあまり存在していませんし、使う量が可視化されていないが故に、無駄遣いや廃棄が社会問題としても取り上げられています。僕たちは消費データを可視化することで、消費を軸に軸に買う、保管を最適化し、無駄遣い、廃棄を減らしていくことを目指しています。

モノの流れは「買う・保管する・消費する」の3段階

そして、モノの流れというのは1段階にとどまりません。ビジネスでいうと、製造された商品は卸、小売を経てエンドユーザーに届きます。この大きなバリューチェーンの中で、現場では「モノの管理」が行われます。例えば製造業であれば入荷管理、在庫管理、出荷管理、工程管理・・・小売業であれば顧客管理、販売管理・・などなど。このそれぞれの管理を経営視点では調達計画、生産計画、出荷計画、販売計画をいう計画を作ることで実現させているのですが、ここの計画立案を「消費」という軸で、情報をリアルタイムに可視化し、計画立案を効率化させることを実現させているのです。

サプライチェーンの上流から下流までに発生する無駄を変革
現場:Just in Time
経営:Demand Chain Management(一歩先が見える)

流れを「超スマートに」するとは?

「モノの流れを超スマートに」の後半についてもご説明しましょう。超スマートとか言われると「ん?超?」と思ってしまう人もいるかもしれませんが、あえてこういう表現を用いています。

つまり、ただ「スマート」では無いのです。「超スマート」という言葉には以下のように便利さにおいて深さや範囲が普通じゃ無いよという意味が込められています。

  • スマート:ちょっと便利 or 一部で便利

  • 超スマート:明らかに便利 AND 誰もが便利

「超スマート」とは範囲x深さで定義される=誰もが明らかに便利

この超スマートなサービスを武器に、僕たちは社会全体の変革を目指しています。ただ単なる改善や効率化ではなく改革です。既存業務をただ単にITで置き換えるようなものは効率化、そこから人手では行えない高度な業務プロセスを構築する高度化を経て、真のDXとはビジネス全体でIT/データが使いこなされ、事業や組織レベルで従来不可能だった価値を生み出すことが「真のDX」 として考えています。こんな革新的な価値を生み出すということが「超スマートに」という言葉に込められた真意となります。

単なる効率化ではなく、従来不可能だった価値を生み出す真のDXを実現


社員または弊社の採用候補者へのメッセージ

今回定義したビジョンは、いわゆる10年後の事業のあるべき姿で、ミッションやバリューと比べると比較的イメージしやすいものかもしれません。僕たちはこのモノの流れを圧倒的に変える、超スマートにすることで、世界にイノベーションを届けたいと思っています。

この考えにご賛同いただける方、ぜひ弊社の門戸を叩いてみてください。引き続き、多くのポジションで絶賛採用中です。ご興味がある方がいればぜひカジュアルに話が聞きたいなどでも大歓迎ですので、以下よりご連絡ください。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?