見出し画像

【家庭菜園のメリット】息子に「失敗の味」も知ってもらえる

こんにちわ、こてつです。
前回の記事にて、
家庭菜園ビキナーに対しての失敗の心構え的な内容を
わたし自身の経験を元に紹介しました。

さて、今日も息子と畑で
いわゆる「失敗しちゃったトウモロコシ」を収穫しました。
もうすっかりと収穫時期なのですが、
あいにく・・・
大量発生したカメムシといつものアワノメイガによって
まったく食べれそうにないトウモロコシもあり。
それでもなんとかマシそうなそれらを
息子と一緒に選別して持ち帰りました。

とてもスーパーの野菜売り場には並ばないであろう
虫食いだらけで無残な姿のトウモロコシ。
それでも息子が食べたそうなので茹でてみました。
その虫食いのビジュアルがあんまりなので
包丁で実をこそげ落としてバラバラに。
そう、あのコーン缶の状態にして食卓へ。

さあ、実食。
注目の息子の表情は・・・・
((+_+))
思っていたような甘さはなく、苦みもあるとのこと。
実際に私も口にしてみましたが、
全然美味しいとは言えませんでした。

やっぱりという感じで息子は残念そうでしたが、
そこでふと気づきました。

失敗しちゃったけど、甘くないトウモロコシの味は知ってもらえた!
これって絶対、自分たちで
トウモロコシを栽培してないと体験できないよなぁ。


野菜は工場製品ではない。
少なくとも旬の野菜は、そのほとんどは路地(外)で栽培される。
だから、いつも必ず上手に収穫までたどり着けるとは限らない。
ましてや、私みたいに一応は自然栽培でやっていると
当然、お店みたいな品質の野菜ばかりではなく、
その大半は形がいびつだったり、虫や病気の影響を受けます。

でもそれは愛情はかけたけど失敗にいたったという結果
そんな状況での収穫シーズンを親子で直に目にする。
わたしにとっても、まだ5歳の息子にとっても
それはとっても意味のあるコトだと思います。

春先から少しずつ大きく成長してきたトウモロコシ。
きっとプリプリで甘い茹でトウモロコシを期待してました。
でも、結局はそうならず。
結果は残念でしたが、その成長過程とトウモロコシのお世話は
息子には見せてあげれたとは思います。

その一連の時間は、決して無駄ではないはずです。
その、苦いトウモロコシの味も記憶されたはず。
畑というフィールドにおいては、
成功も失敗もどちらもあり得るし、
作物を育てるということは、そういうことだと
わたしは思っています。
それを声にして息子に言うことは今はありませんが、
そのままを息子に見せて、体験してもらえれば
ただそれだけでも
家庭菜園を続けている価値はあるのでしょう。

あくまで私個人の感想と見解ですが。
でも、来年はもうちょっと可食部分が増えるように
トウモロコシ栽培を精進します。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?